【硬式野球】1打席に懸ける思いを胸に勝負強さを磨いた今泉秀悟 「チームを引っ張る声かけ」で頂点を目指す(秋季リーグ戦直前インタビュー③)
今泉 秀悟 内野手
ーー関西遠征を振り返って
強豪の社会人相手だったり、春優勝した関大さんとやらせていただいて、いいピッチャーが来た時に自分のバッティングができなくて、思い通りの成績が残せなくて。それがチームの勝敗を分けたのかなと思いました。
(ーーどんな収穫があったか)
最後の日本生命戦で、元法政大学だった中津(大和、令7年卒)さんにバッティングのことを教えていただきました。それを持ち帰ってきて、練習メニューであったり、バッティングのタイミングの取り方だったりを練習して、徐々に調子が上がってきているので、中津さんに教えてもらったことは、かなり収穫があったかなと思います。
ーーオープン戦でNPB球団と対戦して感じたことは
やっぱり体のでかさであったり、走塁の意識であったり、1球1球にプロの意識の高さを感じられました。
ーーこの夏重点的に取り組んだことは
やっぱりバッティングですね。関西遠征で始めは4番を打たせてもらって、1番、2番、3番と、いいバッターが続いた中で、チャンスで回ってくる場面が多くて。ピッチャーがギアを上げてきた時にどうしても捉えきれなかったり、打点をつけることができなかったので、そういった部分でバッティングの部分に力を入れて、この夏場は振り込んできました。
ーー春季リーグ戦後のインタビューでは球際への強さを夏に突き詰めていきたいとおっしゃっていたが
この夏はバッティングに時間を割いてしまっていたので、ここ最近守備をする時間も増やしながらという感じでやっています。リーグ戦まで残りあと2週間で守備練習をしつつ、バッティングの精度も上げていけるように頑張りたいと思っています。
ーー大事な場面での勝負強さも強化したいとおっしゃっていたが
春はやっぱりチャンスで回ってきて、得点圏打率というところがかなり低い数字で出てたので、そこはチームの課題でもあるんですけど、最低限打点を挙げるということを春終わってからの目標にしています。夏のオープン戦前半はまだまだそこが突き詰められていなくて、1試合だけ代打で出場したんですけど、その代打での経験が1打席に懸ける思いというのを意識するようになりました。それが今につながっていて、1打席1打席集中して打席に立てているかなと思います。
ーー現在のコンディションは
バッティングも守備も状態は悪くないので、このままけがをしないように開幕戦の早稲田戦に向けてコンディションを整えていきたいなと思います。
ーーリーグ戦までに調整したい点は
チャンスでの勝負強さというところで、自分はまだまだ大事な場面でもっと打っていかないといけないバッターだと思うので、その精度を高められるように、残り少ない試合数ですけど、練習から1球に懸ける思いを強めていきたいなと思います。
ーー気温の高い中でオープン戦や練習が続くが、どのようにコンディションを整えているか
特に意識はしてないんですけど、意識的にご飯を食べたり、体がしんどくてもウエイトトレーニングをちょっと多めにしたり、パワーが落ちないように心がけていました。
(ーーどのようにして息抜きをしていたか)
オフの日にみんなでバーベキューをしたり、後輩とサウナに行ったりと、オフの日は学校がなかったので、1日野球を忘れてリフレッシュの時間に割いていました。
ーー優勝に向けてカギとなりそうなカードは
3節目の慶應戦ですかね。どの大学も1点差が勝負になってくると思うんですけど、やっぱり春は慶應さんに負けて優勝がかなり遠のいてしまって。慶應戦もミスから始まったというか、ピッチャーが頑張っている中で野手の守備の乱れが足を引っ張ってミスが絡んで失点してしまいました。どの大学でも1つのミスで大量得点を許してしまったり、いいピッチャーが多くてそう簡単に打てないと思います。そういった部分で僅差勝負になるので、得点圏でのバッティングや守備の球際が重要になるかなと思います。
ーー後半戦で勝ち切るためには何が必要だと考えるか
1試合ごとに見た中でも後半に逆転されたり、リーグ戦全体で見ても後半に弱い部分が春はかなり出てきたので、1試合の中での7回から9回、特に終盤の部分をオープン戦から、チーム全体で意識しています。1試合1試合落とせない試合で、試合の中の終盤やリーグ戦の後半戦も全て集中力や体力というところが大事になってくるので、チームとして取り組んでいるところです。
ーー今季対戦したい投手は
髙橋煌希(早大3年=仙台育英)投手と松本直(明大4年=鎌倉学園)投手です。特に髙橋投手からはまだ1本もヒットを打てていなくて、この春も髙橋投手に負けてしまいました。開幕戦は高橋投手が投げてくると思うので、そこをチーム全体で打ち勝つことによって流れもつかめると思います。開幕戦で髙橋投手から打ちたいです。
ーー他大学で意識している選手は
中塚遥翔(慶大3年=智辯和歌山)選手です。慶應に負けた試合も中塚選手にダメ押しのタイムリーを打たれていて、どの試合も決勝タイムリーが多かったので、そういう勝負強さというところは同学年として憧れている部分があって、秋は中塚選手を超えられるようなバッティングをしたいなと思います。
ーー今泉選手からみて今季のリーグ戦のキーマンとなりそうな選手は
奥村(凌大、営1=横浜)です。1年生なので思いっきりミスを恐れずにプレイしてもらって、1年生が打つことによってみんなも負けてられない気持ちになったり、勢いがつくと思うので、他の横浜の選手に負けないぐらい活躍してほしいなと思います。
ーーリーグ戦で活躍を期待する選手は
只石(貫太、営2=広陵)君です。今4番を打っていて、1年生の春はスタメンで出てホームランも打っていて、長打力があるというところが魅力なので、境(亮陽、営2=大阪桐蔭)や井上(和輝、法2=駿台甲府)が侍ジャパンで活躍している中で、ムサコ(武蔵小杉)で汗水垂らして必死に練習してる姿を見ているので、神宮で2人を超えるぐらいの活躍をしてほしいなと思います。
ーー現在のチームの雰囲気は
まだまだ仕上がってはないんですけど、着実にいい方向には向いてるので、この残り少ない日を大事に、チーム全体でリーグ優勝に向けて1つになっていければいいかなと思います。
ーー声かけなどチームの雰囲気作りとしてどのようなことを意識しているか
一人ひとり役割が違うとは思うんですけど、みんなで同じ目標に向かっている中で、暗い雰囲気になってしまうと、いいプレーができないと思うので、どんな場面でも、勝っていても負けていてもいい雰囲気というか、いい意味で楽しくベンチやグラウンド内で活気ある声を出していけるように、今は声かけをしています。
(ーー内野を引っ張っていく立場だと思うが)
周りを見ながら次のプレーを予測したり、康淳 (藤森、営4=天理)さんが外野にいる分、ピッチャーに1番近いのは内野だと思います。そういった部分で、去年、松下(歩叶、令8年卒=現・東京ヤクルトスワローズ)さんの姿を見ているので、あれぐらいピッチャー陣から信頼を持ってもらえるような声かけをできたらいいなと思います。
ーー今季、ご自身の注目して欲しいポイントは
チャンスで回ってきた時に。打点を挙げられるように今取り組んでいるので、この秋はそこに注目して欲しいと思います。
ーー秋季リーグ戦での具体的な目標の数字やタイトルは
3割、3本、15打点です。
(ーー長打を増やすために意識していることは)
シングルヒットも十分いいと思うんですけど、長打を打つことによって得点の確率が上がると思うので、追い込まれるまではフリーバッティングのように遠くに飛ばせるようなスイングをすることを心がけて、練習に取り組んでます。
ーーチームとしての目標は
リーグ優勝、日本一というところを1年間チーム藤森として掲げてきたので、この秋にそれが達成できるように、1戦1戦、目の前の試合をものにできるように頑張りたいと思います。
(ーーそのためにはどんなことが必要か)
チームの雰囲気作りは1番心がけていきたいと思っていて、康淳さんもキャプテンなので、チームを引っ張っていかないといけないと思うんですけど、康淳さんがプレーでも力をいかんなく発揮できるように、チームは自分が見ながら引っ張っていけるぐらい声かけをしていきたいなと思います。
ーーリーグ戦に向けての意気込みは
春は不甲斐ない成績を残してしまったので、秋は応援してくださる方々に喜んでもらえるような成績を残せるように頑張りたいと思います。
ーーファンの方々へ一言
最後に大島さんと康淳さんを胴上げできるように頑張るので、ぜひ神宮に応援に来てください。
(インタビュー:川邊暖乃)
今泉秀悟(いまいずみ・しゅうご)
キャリアデザイン学部3年・2005年4月18日生まれ
愛知県出身・石見智翠館
175cm85kg・右投左打
昨季成績:10試合 34打数 9安打 1本塁打 打率.265 2打点 0盗塁
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
【秋季リーグ戦直前インタビュー一覧(公開次第更新いたします)】
| 藤森康淳(営4=天理)主将 | |
| 片山悠真(文4=八王子学園八王子)副将 | |
| 土肥憲将(キャ4=鳴門)副将 | |
| 助川太志(グロ4=茗渓学園)投手 | |
| 針谷隼和(営4=桐光学園)投手 | |
| 古川翼(キャ4=仙台育英)投手 | |
| 菅井颯(営3=日大山形)投手 | |
| 櫻田朔(法2=青森山田)投手 | 【硬式野球】「投手から勝たせる」 進化を続ける右腕・ 櫻田朔は無失点&無四死球を目標に秋へ挑む(秋季リーグ戦直前インタビュー②) |
| 秋田康介(法1=大分舞鶴)投手 | |
| 富田櫂成(営1=帝京大可児)投手 | |
| 井上和輝(法2=駿台甲府)捕手 | 【硬式野球】「勝てるキャッチャー」へ夏を通して成長を実感した井上和輝 自分の強みを生かしチームの勝利を追い求める(秋季リーグ直前インタビュー①) |
| 只石貫太(営2=広陵)捕手 | |
| 今泉秀悟(キャ3=石見智翠館)内野手 | 【硬式野球】1打席に懸ける思いを胸に勝負強さを磨いた今泉秀悟 「チームを引っ張る声かけ」で頂点を目指す(秋季リーグ戦直前インタビュー③) |
| 熊谷陸(人3=花巻東)内野手 | |
| 中村騎士(営3=東邦)内野手 | |
| 小川大地(営3=大阪桐蔭)内野手 | |
| 境亮陽(営2=大阪桐蔭)外野手 |


