第68回日本選手権(25m)水泳競技大会
2026年10月10日(土)〜10月12日(月)
SAGAサンライズパーク SAGAアクア
短水路日本選手権最終日。今大会で引退を迎える森田眞心(現4)は50メートル背泳ぎ、50メートル自由形の2種目で決勝進出。自由形では、2位表彰台入りを果たし、競泳人生を締めくくった。また、50メートル背泳ぎでは竹村咲良(現1)、200メートル平泳ぎでは中澤心暖(人1)の1年生2人が決勝進出を果たした。

引退レースで自己ベスト更新、表彰台入りを果たした森田眞心(現4)
3日目 結果
予選結果(女子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 200m個人メドレー |
11位 |
岡村梨香(スポ4) |
2:13.28 |
B決勝進出 |
| 50m背泳ぎ |
6位 |
竹村咲良(現1) |
27.41 |
決勝進出 |
| 5位 |
森田眞心(現4) |
27.31 |
決勝進出 |
| 50m自由形 |
11位 |
亀井彩華(現2) |
25.37 |
B決勝進出 |
| 3位 |
森田眞心(現4) |
24.91 |
決勝進出 |
| 200m平泳ぎ |
4位 |
中澤心暖(人1) |
2:23.98 |
決勝進出 |
| 100mバタフライ |
18位 |
太田煌(スポ3) |
59.64 |
― |
予選結果(男子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 50m背泳ぎ |
22位 |
中谷悠空(経4) |
24.67 |
ー |
| 200m平泳ぎ |
28位 |
中嶋蓮人(経4) |
2:09.59 |
ー |
| 100mバタフライ |
8位 |
諏訪遥希(経3) |
52.09 |
B決勝進出 |
決勝結果(女子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 200m個人メドレー B決勝 |
3位 |
岡村梨香(スポ4) |
2:11.87 |
自己新 |
| 50m自由形 B決勝 |
3位 |
亀井彩華(現2) |
25.41 |
ー |
| 50m背泳ぎ 決勝 |
8位 |
竹村咲良(現1) |
27.66 |
ー |
| 4位 |
森田眞心(現4) |
27.19 |
ー |
| 50m自由形 決勝 |
2位 |
森田眞心(現4) |
24.53 |
自己新 |
| 200m平泳ぎ 決勝 |
8位 |
中澤心暖(人1) |
2:23.90 |
ー |
決勝結果(男子)
| 種目 |
順位 |
選手名 |
タイム |
備考 |
| 100mバタフライ B決勝 |
6位 |
諏訪遥希(経3) |
51.89 |
自己新 |
試合結果の詳細につきましては 公式リザルト よりご確認ください。(青字をクリックしていただきますとWEBサイトへ移動いたします。)
マッチレポート
大会最終日、女子前主将・森田眞心(現4)の競技人生を締めくくるラストレースが行われた。「とにかく全力で楽しもうっていう気持ち」で臨んだ今大会。最終日は2種目に出場し、50メートル背泳ぎ決勝で4位入賞を果たすと、続く50メートル自由形決勝では自己ベストを0.2秒更新。2位に輝き、競技人生の集大成にふさわしいフィナーレを飾った。

森田の専門種目は背泳ぎ。高校時代には100メートル背泳ぎで全国制覇を成し遂げるなど、長年、世代のトップを走り続けてきた。大学入学後もその実力を発揮し、昨年のカンカレでは100メートル背泳ぎで優勝。しかし、背泳ぎの選手層が厚い法大の中で、9月に行われたインカレでは100メートル背泳ぎの出場を逃し、50メートル自由形に種目を絞って臨むこととなった。練習を重ねて迎えた大学最後のインカレだったが、その結果は決して納得のいくものではなかった。悔しさを晴らし、競技人生の最後を最高の形で締めくくる。その舞台に選んだのは、地元・福岡に近い佐賀県で開催される今大会だった。目指すは、インカレでの雪辱を果たす「最高のフィナーレ」。

迎えた最終日。50メートル自由形予選を3位で通過し、表彰台を狙える位置につけると、タイトなスケジュールの中、50メートル背泳ぎと50メートル自由形の両種目で決勝進出を決めた。午後の決勝は50メートル背泳ぎから始まった。会場のあちこちから森田を後押しする声援が飛び交った。同期の岡村梨香(スポ4)も応援席から見守る中、専門種目でメダルを目指したが、結果は4位。「バックで(メダルを)取りたかった」。あと一歩届かなかった悔しさをにじませながらも、森田の視線はすでに次のレースへと向いていた。
そして迎えた、競技人生最後のレース。50メートル背泳ぎ決勝からわずか10分後に行われた50メートル自由形決勝には、森田のラストレースを見届けようと、多くの視線が注がれた。前半から先行し、最後は横一線の勝負に。わずかなタッチの差で2位となったものの、自己ベストを0.2秒更新する力泳を見せた。インカレで味わった悔しさを晴らすような、会心のレース。最後の最後に自らの可能性を更新し、森田は「最高のフィナーレ」をつかみ取った。ゴール後、共に法大水泳部をけん引してきた岡村が駆け寄り、森田のラストレースを祝福した。「岡村選手は自分の憧れの存在」と語る森田。互いに切磋琢磨してきた同期に見守られながら、自己ベスト更新という最高の結果で競技人生を締めくくった。
(記事:森川葵)
試合の様子につきましては スポーツ法政新聞会公式インスタグラム よりご確認ください。(青字をクリックしていただきますと移動いたします。)
森田眞心

ーー今日のレースを振り返って
引退レースだったので、とにかく全力で楽しもうっていう気持ちで今日は佐賀に来ました。
ーー50メートル自由形では自己ベスト更新、メダル獲得なったが
本来はバックで(メダルを)取りたかったところですが、ここ数ヶ月はインカレのフリーに向けて練習してきたので、フリーの方もドルフィンが得意っていうことで自信がついていました。フリーでも(ベスト更新、メダル獲得を)狙っていこうて思ってたので、ベストでしかも表彰台まで登れて嬉しいです。
ーー地元・九州開催の短水路日本選手権は
福岡出身で、隣の県ということで、短水路も得意ですし、そこで終わろうって決めたきっかけでの試合でもあるので。クラブにいたコーチだったり、色んな後輩とか、同期とか、色んな人が応援してくれて、気持ちよく楽しく泳ぎました。
ーー岡村梨香選手の2日目のインタビューでは、声が枯れるまで応援したいと言っていたが
岡村選手は自分の憧れの存在でもあって、可愛くて性格が良くて、自分が落ち込んでたらそっと寄り添ってくれて、高3の時に初めて知り合い、大学に入ってからすごく気が合って良くしてくれて。お互いずっと、お互いと言ったら良くないですけど、梨香の方が断然も上だったので。
いろんなけがとかもありながら結果を残していてすごいなって思っていました。最後さっきもハグしに来てくれたので、めっちゃ嬉しかったです。
ーー最後の大会の総括は
終わりよければすべて良しって言葉があるように、バックではベストも切れず、4番で悔しい結果になってしまいましたが、最後のフリーでしっかりメダルも取れて、ベストも0.2秒くらい更新できたので、いい試合だったなって思います。
ーー競技生活一区切りを迎えたが
小さい頃から結果を出し続けてきて、結果を出し続けるすごさとかは結構感じていて。今でも社会人方はすごいなって思いますし、自分はやめちゃいますけど、これから1ファンとして応援したいです。
(インタビュー:山鳥優里)
竹村咲良

ーー決勝に残ることができたが率直な感想は
100(m背泳ぎ)では去年は残ってたんですけど、ちょっとうまく結果出せなくって。50(m背泳ぎ)は残りたかったので、残れてすごく嬉しいです。
ーー予選と決勝の泳ぎを振り返って
今日の予選はちょっと後半のバサロがうまく乗り切れていなかったので、コーチと話して「もう1、2回打てるね」ってことだったので、回数を増やして順位も上げられたのでよかったかなと思います。
ーー自身の泳ぎでの強みは
バサロが得意なので、もっと輝けるように頑張りたいです。
ーー法政大学に進学を決めた理由は
私の担当の亀井(彩華=現2)さんがいるんですけど、亀井さんに誘われたりとか、学校練でも強くなれるよってことで、伊藤(ななみ=社3)さんだったり、尊敬する先輩たちがたくさんいるのでその先輩と競いたいなと思って入りました。
ーー大学に入学して半年ほど経ったが
自分は実家暮らしで、親と一緒に高尾に引っ越してきたので、親のためにももっと頑張りたいです。親のおかげで1人暮らしの人よりは楽にさせてもらってるので、もう十分慣れたかなっていう風に思っています。
(インタビュー:浅岡凜)
中澤心暖
――レースを振り返って
ベストを狙っていたので、悔しい気持ちはあるんですけど、オフシーズンから練習再開して間もないので、今できることはやったかなと思います。
――決勝の舞台はどのような気持ちで臨んだか
前半から積極的にいって、後半テンポを上げすぎてしまって突っ張ってしまうところが課題だなと予選で感じていたので、そこを修正できるように頑張りました。
――専門種目の平泳ぎを終えて
200(m平泳ぎ)はベストに近いタイムで泳げましたし、前半から攻めたレースができたので、今後につながるいいレースになったかなと思います。
――日本短水路選手権を振り返って
400m個人メドレーにも出場して、持久力や基礎の部分がちょっと足りてないかなと思ったので、その課題が明確になった試合だったなと思います。
――今後の目標は
インカレや日本選手権で表彰台にのって活躍できる選手になれるように頑張っていきたいです。
(インタビュー:森川葵)
(取材・撮影:山鳥優里、浅岡凜、森川葵)
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