【アイスホッケー】第86回日本学生氷上競技選手権大会 1回戦 対北陸大 6得点で初戦突破!

アイスホッケー

第86回日本学生氷上競技選手権大会 1回戦 対北陸大 6得点で初戦突破!

第86回日本学生氷上競技選手権大会 対 北陸大
2014年1月6日(月)
帯広の森アイスアリーナ

黄金世代といわれながらもタイトルに恵まれずここまできた4年生も、最後のチャンスのインカレを残すのみとなった。インカレで法大は1989年を最後に優勝を逃している。そしてここ7年はベスト8の壁を突破することができず、悔しい思いを何度も味わってきた。今季は関東大学選手権、関東大学リーグ戦ともに5位と不本意な結果に終わった法大オレンジシールズ。彼らの今季最後の戦いが幕を開けた。

1 1
目指すは優勝だ

試合結果

トータル試合結果

6
(37)
1(13) 1P 0(7) 0
(8)
3(24) 2P 0(1)
法政大学 2(0) 3P 0(0) 北陸大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表示しています。

ゴールデータ

チーム ピリ 時間 ゴール アシスト アシスト PP/PK
法大 1 11:04 16 岩槻翔悟 4 佐々木祐希 PP
法大 2 10:43 81 横山恭也 18 山田淳哉 PP
法大 2 13:09 90 木戸啓太 4 佐々木祐希 17 村上亮 PP
法大 2 14:49 22 小原日向  18 山田淳哉
法大 3 05:41 22 小原日向 PK
法大 3 12:32 16 岩槻翔悟 88 石橋智輝 PK

※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを表示しています。

メンバー

SET FW FW FW DF DF
1 C 16 岩槻翔悟 A 17 村上亮 89 吉村紀耶 4 佐々木祐希 88 石橋智輝
2 22 小原日向 A 18 山田淳哉 91 中口郁弥 81 横山恭也 20 酒井大之
3 23 末廣直樹 90 木戸啓太 13 松本力也 6 松本勝利 5 高橋峻
4 19 磯田祥平 11 吉田厳介 10 間山慎也 7 今井慶和 27 奥田陽久

※GKは#70黒川達志が先発、第3ピリオドから#35藤田拓丸が出場。

戦評

 第1ピリオド序盤、法大は実戦感覚の不足からか不用意なパスミスや連携の乱れから、ゴール前で大きなピンチを背負う場面が見られた。GK黒川の落ち着いた対応もあり失点を許さなかったが、攻撃面でもゴール前で守備を固める北陸大を攻めあぐね、効果的なシュートを打つことが出来なかった。それでもPPのチャンスを得た法大は11分4秒、DF佐々木の横パスをFW岩槻がダイレクトに合わせ、先制に成功する。

 第2ピリオドでは不用意なミスが減り、相手を自陣に釘付けにしたが、最後の精度を欠き追加点があげられない。猛攻が実ったのは10分43秒、またもPPのチャンスからDF山田のパスをDF横山が豪快に決めた。これで勢いに乗った法大は13分に木戸が一瞬の隙を突いてシュートを決め3点目、その1分後にはFW小原がドリブルで相手GKをかわし4点目を決め、勝負を決定づけた。その後はGKを黒川から藤田に変えるなど選手のローテーションを組みながら試合を優勢に進めた法大。第3ピリオドの10分に小原、11分に岩槻が得点し、6対0でインカレ初戦を快勝で飾った。(田中宏樹)

 

試合後の選手のコメント

FW岩槻翔悟主将

―今日の試合を振り返って
今日はもっと簡単なホッケーが出来たと思うんですけど、ターンオーバーやパスミスからピンチを作ってしまって、良い流れで試合をすることが出来ませんでした。明日の夜の早稲田戦や、さらにその先を見据えて戦う中では今日の試合のような内容ではいけないので、今日のことは切り替えて、ポジティブな気持ちで明日の試合に備えたいです。

―攻撃がうまく機能していない時間も長かったように感じましたが
相手が小さいボックスで守ってきたので、そこをどうやって崩すかは今までの自分たちの課題でもあったんですけど、2ピリからはもっとディフェンスがシュートを打つことでそこからリバウンドを狙ったり、ゴール裏からサイドへ大きくパスをすることで相手のディフェンスを動かすことを話し合ってやっていくことが出来て、結果的にPPから得点を取ることが出来たと思います。

―久しぶりの北海道のリンクでのプレーだったと思いますが
夜の試合だったんで、リンクコンディションが悪いのは当たり前のことなんですけど、東京のリンクに比べて固いので、滑りやすかったですね。

―リーグ戦を終えてインカレまでどのようなことを意識して練習に取り組みましたか
U20の代表と残った選手たちがいたのですが、今までは割と自由な中でプレーして来たのですが、今の時代勝つためにはシステムホッケーを取り入れる必要があると感じたので、その練習も積んできました。今日の試合は相手に研究されてしまうので採用しませんでしたが、明日以降の試合では取り入れていきたいと思います。

―吉村選手が留学から復帰し、早速第1セットに入っていましたが
あいつはアメリカで本場のホッケーを学んで、フィニッシュチェックも向上しましたし、コーナー際でも頑張ることが出来るので、一緒のセットで組み合わせも良かったですし、やりやすかったです。

―順当に行けば準々決勝で早大と対戦することが予想されますが
今季は1勝1敗で実力も拮抗していますし、どちらがより勝利にこだわってプレーできるか、チームプレーに徹することが出来るかで勝敗が決まってくると思います。

―主将として最後のインカレとなりますが
4年生としても最後のインカレですし、自分はホッケーを続けますけど、続けない奴もいるので、そういう仲間のためにも体が壊れるまでやるぐらいの気持ちでプレーしたいです。

―今後の試合に向けて意気込みを
明日は2時からの第1試合でうまく弾みをつけて、夜の試合に備えたいと思います。

FW小原日向

―今日の試合を振り返って
今日は皆、足も動いてなくてシュートも打ててなかったんですけど、2ピリになるにつれて得点も増えてきて良かったです。

―足が動かない理由は
夜遅いっていうのもあると思うんですけど、アップが足りないのが一番だと思います。

―インカレの意気込みは
これまで練習でやってきたことを出せればいいかなと思います。PPやPKの練習をやってきました。地元っていうのもありますし、4年生最後の大会なんで、優勝して終わりたいと思います。

―出身校も近いということで応援もたくさんありました
そうですね、その応援に負けないように期待に応えたいと思います。

―次の試合に向けて
明日しっかり早稲田に繋がる試合をして、早稲田に勝って、次関大にも勝って決勝まで勝っていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • 1 1目指すは優勝だ
  • 1 2高い技術力を見せつける2ゴールを決めた小原(左)
  • 1 32ゴールを記録した岩槻
  • 1 4リーグ戦のけがから復帰した酒井
  • 1 5先発出場を果たした黒川
  • 1 6留学から帰国、チームに合流した吉村

 

関連記事一覧