【水泳】第91回日本選手権水泳競技大会 2日目 青木が決勝進出を決める!
第91回日本選手権水泳競技大会 兼 第16回世界水泳選手権代表選手選考会 兼 第28回ユニバーシアード代表選手選考会 兼 第5回世界ジュニア水泳選手権代表選手選考会
2015年4月8日(水)
東京辰巳国際水泳場
大会2日目。昨日は決勝進出者がゼロという結果に終わり、振るわなかった法大であったが、本日は青木智美(社3)が200㍍自由形で意地を見せ決勝進出を果たした。
試合結果
予選結果(女子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
200㍍自由形 | 8位 | 青木智美 | 2分01秒74 | 準決勝進出 |
15位 | 小松桃子 | 2分02秒70 | 準決勝進出 | |
39位 | 西尾奈那子 | 2分06秒60 | ||
100㍍背泳ぎ | 11位 | 中村桃子 | 1分02秒29 | 準決勝進出 |
32位 | 小林江舞 | 1分04秒07 | ||
100㍍平泳ぎ | 14位 | 茂木美桜 | 1分10秒03 | 準決勝進出 |
19位 | 浜野麻綾 | 1分10秒52 | ||
24位 | 神宮司瀬里奈 | 1分10秒82 |
予選結果(男子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
200㍍自由形 | 22位 | 齊藤凌 | 1分50秒89 | |
50㍍バタフライ | 29位 | 新保拓也 | 24秒83 |
準決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
女子200㍍自由形 | 7位 | 青木智美 | 2分00秒11 | 決勝進出 |
13位 | 小松桃子 | 2分03秒58 | ||
女子100㍍背泳ぎ | 10位 | 中村桃子 | 1分02秒01 | |
女子100㍍平泳ぎ | 11位 | 茂木美桜 | 1分09秒64 |
タイム決勝
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
男子800㍍自由形 | 6位 | 竹田渉瑚 | 8分01秒65 |
準決勝…予選の上位16名が出場。ただし、男子400m自由形・女子800m自由形・男子1500m自由形・男女50m背泳ぎ・男女50m平泳ぎ・男女50mバタフライ・男女400m個人メドレーは予選と決勝のみ。
決勝…準決勝の上位8名が出場。
戦評
女子200m自由形は青木、小松桃子(人2)が予選を突破し、準決勝に駒を進めた。その準決勝で小松は後半の追い上げが上手くいかず決勝進出はならなかった。一方、本調子ではないものの7位で決勝進出を果たした青木は、決勝の舞台で58秒台を目標に代表入りを誓う。女子100m背泳ぎは中村桃子(経4)が準決勝に進出したが、自己ベストである1分01秒台にあと0.1秒届かず、悔しい敗退となった。200m背泳ぎで巻き返しを図る。上位進出が期待された女子100m平泳ぎであったが、軒並み調子が振るわない。なんとか予選を突破した茂木美桜(人4)も準決勝で本領を発揮できず決勝進出はならず。800m自由形のタイム決勝に臨んだ竹田渉瑚(スポ3)はタイムが伸びず全体6位でレースを終え、こちらも存分
に実力を出すことはできなかった。
1日目に続き苦戦が続く法大。代表入り第一号を手にするのは誰になるのか。挑戦は続く。(菅聡太朗)
選手コメント
青木智美
-レースを振り返って
感覚が良かったのですが、ラスト50mで周りを見すぎました。反対側が全然見えなかったので、そこが見えてたらもう少し後半スピードをあげれたかなと思います。
-インカレ、世界短水路と好調を維持していましたが今の調子は
悪くはないと思います。1,2月にベストタイムがでて、もう少しいける予定だったので悔しいですね。
-最近意識して取り組んでいることは
意識していることは、自分の感覚とタイムが合わせられるように、そういうことは意識しています。
-次のレースに向けて
決勝に残れたら58秒台を目指して代表入りしたいと思います。
(※レース後に決勝進出が決定)
竹田渉瑚
-今のレースを振り返って
最低でも8分は切りたいと思っていたのてすが、あまり良くなかったですね。隣の平井選手と宮本選手が前にいってしまったときも付いていけなかったです。もう800mは終わったので、次に切り替えて1500mでは今のラップよりも速く入らないと派遣記録は切れないので、もう少し速めに泳ぎたいと思います。
-800mにおいて心がけていたことなどはありますか
最初の400mは、自分が最後までもつペースで入ろうと心がけていました。最後はもたなかったので、改善しないといけない点があり、あと2日間で流れるような泳ぎをもう一度思い出してタイムを出そうと思います。最初の400mはあまり楽ではなかったですけど、今の泳ぎで脈を上げずに泳げればなと思います。
-世界短水路を経験されて今大会はどのように臨みましたか
やっぱり世界との差を突きつけられました。このレベルではまだまだ世界と戦えないので、自分が全然おごってはいけないレベルというのが分かりました。外国人の泳ぎの大きさなど、もっと泳ぎに取り入れなければならない部分が浮き彫りになったので、世界短水路で経験をしたことを最終日のレースでしっかり見せたいと思います。
ー所属先がコナミからイトマンに移籍されたのはいつ頃でしたか
今年に入ってから移籍しました。イトマンとしての最初のレースで良い結果で泳げなかったですが、それは最終日までとっておいてイトマンとしてしっかり記録を伸ばせるように頑張りたいと思います。
ー環境の変化もあると思いますが
もちろん身の周りの変化はありますが、やることは変わらないので。今まで通り練習を積んでいます、環境は変わりましたけど、もの怖じせずに新しい環境で学べることをたくさん吸収して成長したいなと思います。
ー1500mに向けて意気込みを
優勝します。その一言です。
中村桃子
-レースを振り返って
決勝進出を狙っていたので悔しいです。
-昨日は初日で少し緊張していたということですが、リラックスして臨めましたか
予選はとても緊張したのですが、準決勝はやるだけやる、ということで緊張はしなかったです。
-スタートを徹底しているということですが今回はうまくいきましたか
予選よりかは準決勝の方が、修正したので良くなったと思います。
-200m背泳ぎに繋がるレースになりましたか
そうですね。でもベストタイムの1分01秒台を出したかったのでとても悔しいです。
-今のレースを振り返って
前半からとばしていこうと臨みました。
-今大会始まって、調子はいかがですか
自分的にはすごく良い感じできていて、ほどよい緊張感ですね。
-今大会に向けて行ってきたことは
基礎から徹底して練習していました。精神的にもけっこう変わってきたとは思うのですが、あんまり思っていたよりも良くなかったですね。
-精神的にも変わったとは
自己管理ができるようになったのではないかなと思います。
-次のレースに向けて
次はコーチともう一度相談して決めたいと思います。
(準決勝後)
ー今のレースを振り返って
ベストを出そうと思ったんですけど、まだちょっと遠いので、あまり喜べないところはあります。去年に比べたらすごく良いレースだったんじゃないかなと思います。
ー良くなったのはなぜですか
東京に来て慣れたっていうのもあると思うんですけど、やっぱり精神的に落ち着きながら練習も試合も取り組めたんじゃないかなって。
ーそれはどのような練習をしましたか
前半の100mを特に意識したレースの練習をしてきて、それは今回良かったと自分で思います。
ー次への意気込み
ベストが出ないと正直喜べないので、ベスト目指してまた頑張りたいと思います。
ー今のレースを振り返って
ずっと悪かった調子が、感覚的には戻ってきた時期だったんですけど、ちょっと上手くいかなかったなという印象です。
ー要因は
分からないです。
ーこれからの意気込み
インカレまでにはまだ時間があるので、そこに向けて調整したいです。
-今のレースを振り返って
タイムも全然ダメでした。
-狙っていたタイムは
ベストが1分09秒0なので、それぐらいを目指していました。
-今大会に向けての調整は
絶対決勝に残りたかったんですけど…
-昨日の50mはいかがでしたか
50mはベストと同じぐらいだったので、100mでもう少しできれば良かったなと思います。
-前回、泳ぎが大き過ぎるとおっしゃっていましたが
改善しようとはしたのですが、上手くいきませんでした。
-今後修正していきたいことは
また、インカレに向けて泳ぎを直したいです。
ー今のレースを振り返って
自分の中では前半もう少し速くいく練習をしていたんですけど、実際はできなかったです。そこさえできていれば、良いタイムが出たんじゃないかと後悔しています。
ー上手くいかなかった要因は
練習で後半バテていたところがあったので、そこをちょっと考えすぎたかなと思います。
ーどのようなレース展開を考えていまいたか
横二人が速かったので、そこに付いて行って後半巻こうと考えていたんですけど、付いて行くところからできなかったです。後半追い上げられれば今までの自分のレース展開に戻せると思いました。
ー今日の調子は
調子は悪くないです。身体が軽かったのでタイムを出せると思って、その気持ちで挑みました。
ー次のレースへ向けて
今日はベストと同じくらいだったので、明日の200m個人メドレーではベストを出したいです。
-今のレースを振り返って
調子は良かったのですが、力んでしまい思うような結果が出なかったという感じですね。
-レース前に緊張などは
緊張はなかったのですが、調子が良かったので、それで力み過ぎてしまいました。
-泳ぎでいる時にいつもと違う感覚などはありましたか
そうですね。空回りしてた感じがありました。
-今大会に向けて取り組んだ
就活があり、あまり練習できないなかでスピード練習をしてきました。スピード自体は上がったのですが、試合では成果を出すことができませんでした。
-今後の改善点は
力まないで速く泳ぐ、というのを意識していきたいです。
ー今のレースを振り返って
もう全然駄目ですね。話にならないです。
ー何が原因だと思いますか
昨日の(背泳ぎ)50mから少し気持ちが入らなかったこともあります。今日に向けて朝は切り替えができたかなと思っていたんですけど、まだまだだったのかなと。
ーレース展開は
私の持ち味はスピードなので、前半どれだけ頑張って入れるかを考えていました。最近練習がよくできていたので後半もつかなと思ってましたが、最後の50mから全く動かなくなってしまって。そこが上手くいかなかったです。
ー次へ向けて
もう選手権のことはほぼ忘れて、次のオープンへ切り替えて、また一から頑張っていこうと思います。
フォトギャラリー
- 決勝進出を果たした青木
- 1500㍍での活躍が期待される竹田
- ベスト更新まであと一歩だった中村
- 実力が発揮できない茂木
- 好調の小松
- 200㍍個人メドレに期待の齊藤