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【準硬式野球】第57回関東選手権大会4回戦 対中央大 強豪相手に粘りを見せるも惜敗・・・ベスト16で大会を終える。

準硬式野球

【準硬式野球】強豪相手に粘りを見せるも惜敗・・・ベスト16で大会を終える。

第57回関東選手権大会4回戦
2015年3月24日(火)
昭島市民球場

4回戦の相手は全国屈指の強豪・中大戦。これまで好調だった打線はこの日も活発で相手先発の木下を3回途中で引きずり下ろし5回まではリードする展開に。だが法大先発の室木も中大打線に打ち込まれ逆転されてしまう。9回に2点を返すなど粘りをみせたが惜しくも敗戦。4回戦で今大会から姿を消すこととなった。

201503241 R
3安打の活躍でチャンスメイクをした萩原

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
中大 1 0 2 0 1 5 1 0 0 10 14 2
法大 1 0 4 0 1 0 0 0 2 8 12 2

(中大)木下、〇保坂-國廣
(法大)●室木、秋山-佐藤

打撃成績

打順 位置 選手名 打数 安打 打点 四死球
1 (3) 萩原幹斗(社1) 4 3 0 1
2 (2) 藤口帝(社1) 2 0 0 1
3 (6) 橘廉(社3) 4 2 0 1
4 (DH) 中村聖弥(経2) 5 2 1 0
5 (2) 佐藤裕太(経3) 5 1 1 0
6 (7) 前川祐樹(社2) 5 2 1 0
7 (3) 永田直(経2) 4 1 2 0
8 (9) 窪田剛士(経1) 5 2 0 0
9 (8) 甲本裕次郎(社1) 3 0 1 1

投手成績

  被安打 奪三振 四死球 自責点
室木大(経1) 7 13 10 3 4
秋山駿介(経1) 2 1 1 1 0

 

戦評

 昨年の関東大会第3位の実績を持つ中大との一戦。初回の守備。先頭打者に粘られ四球で出塁を許すと、4番打者に左中間を抜ける適時二塁打を打たれ先制される。その裏の攻撃、相手に試合の主導権を渡さないためにも大事な回になる。1番萩原が左線ギリギリに痛烈な二塁打を放つと藤口も四球で出塁。橘も犠打が内野安打になり無死満塁の好機を得る。ここで4番中村の併殺の間に萩原が本塁を踏み、すぐさま同点に追いつく。
 3回表、先頭打者に二塁打を打たれると、その後2本の適時打を浴び3失点目。またもやリードされる展開に。その裏、甲本が死球で出塁すると、萩原の安打、藤口の犠打で三塁まで進塁。3番橘の打席で捕逸の間に1点を加える。すると、これを皮切りに法大打線が爆発。中村、佐藤の連続適時二塁打で逆転すると、その後も前川、永田、窪田も中堅前への安打を放ち、怒涛の5連打。さらに1点を加え、5-3と2点をリードする。この打線の援護に奮起したのか室木は気迫のこもった投球を見せる。5回に1点を失うものの1点をリードして前半を終える。
 6回表。簡単に打者2人を打ち取り2死にする。しかしここで室木が中大打線につかまり3連打で2死満塁となる。続く3番打者の打球は一塁正面。しかし、ここで一塁永田がまさかの失策を冒し同点にされる。ここで流れを切りたいところだったが4番打者に走者一掃の適時三塁打を打たれると続いて左越の適時二塁打を許しこの回5失点。一気に逆転される。
 6回の失点後、法大打線は代わって登板した保坂を攻略できず、無情にもアウトカウントだけが増えていく。7回にも失点し、6-10の4点差がついた。逆転を狙った9回裏の攻撃。3番橘、4番中村が連打で出塁すると、前川の適時二塁打で1点を返しベンチは大盛り上がり。続く永田の二ゴロの間にもう1点を返すが反撃もここまで。8-10で悔しい敗戦となった。
 4回戦で大会から姿を消すことになったが強豪中大相手に接戦を繰り広げた経験は確実に力となるだろう。春季リーグ開幕まで約1週間となった。この悔しさと経験を胸にリーグ戦優勝を目指す。(今井惇基)

選手コメント

萩原幹斗(3安打の活躍)

―今日の試合を振り返って
勝てたなと思いました。

―それはどのようなところからですか
法政も中央が日本一と分かっているためか、いつもと違う雰囲気でした。中央にも付け入る隙があって勝ち越したので、逆転されたのはもったいなかったです。

―今日は4打数3安打と絶好調でしたね
中央ということで燃えていた部分もあったので、そこが要因だと思います。

―相手投手のスライダーに苦戦はしませんでしたか
右バッターとしてはそんなに苦ではありませんした。でも、左バッターにはきつかったと思います。

―新2年としてチームに貢献していきたいことは
1
年も入りポジション争いも厳しくなりますが、(ポジションを)取られないように頑張って、危機感をもっていきたいです。

―六大学のリーグ戦までにとりくんでおきたいことは
1
番(打者)だったので最初に打つわけですが、(自身の打撃でチームが)勢いづくバッティングをしてチームに貢献していきます。

―六大学リーグにむけて
関東大会は逃してしまったので、リーグ戦は1位で通過して全日(出場)を決めたいです。

 

 藤口帝(犠打や四球で何度もチャンスを広げる活躍)

―今日の試合を振り返って
勝てる試合だと思ったのですけどそれを取りこぼしてしまったということがチームの弱さだと思うので勝ち切れるように練習からやっていきたいと思います

―どういう点が勝負を分けたと思いますか
相手もミスをしていたのですけど勝負所で出るミスが直接試合の勝敗を分けてしまいました。

―大会中に8番から2番に打順を上げ、今日もバントなどで役割をこなしていましたね
自分は別に打てなくていいのでしっかりチームが勝てるように、らしい仕事ができたらなと思います。

―大会を振り返って
今年のチームの目標が「打ち勝つ野球」なんですけどそれを少し実践できたかなと思います。それでも負けてしまったのでリーグ戦が始まるまでにもっと打力を上げて本当の意味で「打ち勝つ野球」ができたらいいかなと思います。

―春季リーグももう間近ですが現在のチームの状況はどうですか
だんだんみんなの調子も上がってきているのでこのままリーグ戦に入りたいです。

―春季リーグの目標は
個人どうこうではなくてしっかりチームが優勝して全日本に行けるようにチーム一丸となって頑張りたいです。

フォトギャラリー

  • 201503241 R3安打とチャンスメイクをした萩原
  • 201503242 R2点目となる2塁打を放った中村はガッツポーズ
  • 201503243 R3回の猛攻の極めつけは永田の適時打だった
  • 201503244 R藤口は2本の犠打でチャンスを広げた
  • 201503245 R佐藤の長打はチームの得点源となっている
  • 201503246 R前川は今日も2安打と好調を維持
  • 201503247 R中大相手に投げた7イニングは確実に経験になるだろう
  • 201503248 R得点に沸く法大ベンチ
 

 

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