【アメフト】春季オープン戦 対立大 新戦力の活躍が光る!
2015 春季オープン戦
2015年4月26日(日)
富士通スタジアム
春季オープン戦第2戦の相手はトマホークスと同じ1部リーグに所属する立大だ。今試合ではルーキーの活躍が光った。
試合結果
トータル試合結果
55 | 7 | 1Q | 0 | 7 |
---|---|---|---|---|
24 | 2Q | 0 | ||
7 | 3Q | 7 | ||
法政大学 | 17 | 4Q | 0 | 立教大学 |
戦評
快晴に恵まれたこの日、法大のキックオフで第1Qが始まった。第2シリーズで立大のロングパスが通りいきなりビッグゲインを許すも得点には繋がらず攻撃権は法大へ。QB鈴木貴史からWR小島太郎へパスが決まり1down更新。敵陣に侵入すると最後はWR阿部康成へのTDパスで攻撃権が移ってから5プレーで先制する。その後もラン中心にゲインを重ねるが得点できないまま7-0で第1Qを終える。
第2Q。SF石神宇貴のナイスタックルで相手をパントに追い込むと、リターナーWR恒吉幸紀のビッグリターンで一気に敵陣40yrdsへ。QB鈴木からハンドオフを受けたRB今井憲史郎がゴールまで残り5yrdsへ詰めると、最後はQB鈴木が自ら押し込みTD。K谷澤隼人のTFPもしっかり決まり14-0で点差を広げる。相手の攻撃権をすぐさま奪うとWR高津佐隼矢へのパスが通りそのままゴールゾーンまで走り抜け、大学公式戦初のTDを決めた。その後はK谷澤がFGを決めダメ押しの3点獲得で28-0。前半終了間際にもK谷澤がFGをきめ31-0で前半戦を終えた。
試合前に気合を入れる選手たち
敵陣28ydsから始まった第3Q。QB鈴木、WR恒吉幸らの安定の布陣の中、ランプレーで繋いでいき着実に侵攻していく。開始まもなくWR山崎瑠へのパスが決まりTD。LB小山克成がインターセプトで魅せるなど、下級生の活躍も多く見られた今試合。RB彦惣祐人はランで更新していき敵陣15ydsまで迫る。法大TDの期待が懸かる場面だったが、立大DB岩月がインターセプト。その勢いに乗った立大にここで唯一のTDを許してしまう。
第4Q。早々にWR阿部へのパスが通り大幅に前進。またもTDを奪う。そしてここでQB樺山大資が新たに出場。QB樺山を起点にパスを回し、ゲインを獲得していった法大は敵陣22ydsからのFGを選択。K谷澤が決め、さらに点差を広げる。1stdownを順調に更新し、ゲインを重ねていくOF陣。立大に一度押されるも、果敢に攻める姿勢を貫き、残り11秒でQB樺山からWR長島大地へのTDパスが成功。55ー7という大差で勝利し、開幕2連勝を収めた。
次節は「春の目玉」とも言える慶大戦。現時点でどれだけチームを作り上げているかが大きく関わってくる、油断のできない戦いになるだろう。(関川美穂)
選手たちのコメント
宮川周平
ー今日の試合を振り返って
相手に少しずるずるいかれたところもありますが、昨日の反省から気持ちが入ったディフェンスができたのでよかったかなと思います
―今日のチームの雰囲気
ぼちぼちですね。昨日よりはよかったかなと思いますがまだまだエンジンがかかるのが遅いかなと思うのでそこの部分をよくしていきたいです。
ー立大相手に意識はしたか
そうですね、同じbig8として戦っているので、秋にもしっかりつなげられるようにしたいです。
ー高津佐選手の活躍が目立ちましたが
いつも活躍していていいプレーヤーなのでここからまたどんどんのびてもらいたいですね
ー今後も高津佐選手の出場機会は増えるか
もちろん増えるんじゃないですかね、その辺はあまりよくわからないですけど。
ー次戦の慶応戦にむけて
慶大戦は春の目玉といっても過言ではないので、そこで自分たちの力が試されると思うので初めから飛ばしていきたいと思います。
高津佐隼矢
ー今の試合を振り返って
先輩たちすごいなと感じたのが一番です。もっと頑張ろうと思いました。
ー大学公式戦初のTDを決めたお気持ちは
嬉しかったです。
ー守備の面でも好調でしたが、今後はWRとして定着しそうですか
そうですね。
ー高校との違いは感じましたか
スピードとテンポが高校と全然違うので慣れていくのに精一杯です。
ー春季オープン戦の目標
先輩たちよりもTDを多く取ることです。
ー次戦に向けて
次もスタメンで出られるように、練習から頑張っていきたいと思います。
フォトギャラリー
- 新入生も増え大人数になった
- ビッグリターンを見せたWR#11恒吉
- 大学公式戦初TDを決めたWR#80高津佐
- 安定したキックが持ち味のK#6谷澤
- QB#18鈴木を起点に攻撃が展開される
- QB#18鈴木