【アメフト】春季オープン戦 対立大 同じ1部リーグTOP8に属する立大に勝利
2016春季オープン戦 対立大
2016年5月8日(日)
富士通スタジアム川崎
今節も1部リーグTOP8に属する強豪・立大と対決。初めは得点が動かず膠着状態が続いたが、徐々に流れをたぐり寄せ、勝ち星を上げた。
試合結果
トータル試合結果
24 | 0 | 1Q | 0 | 10 |
---|---|---|---|---|
3 | 2Q | 3 | ||
14 | 3Q | 0 | ||
法政大学 | 7 | 4Q | 7 | 立教大学 |
試合得点
Q | 時間 | ポジション | 選手 | 得点方法 | TFP |
---|---|---|---|---|---|
2 | 5:20 | K | 木村圭介 | FG | — |
3 | 2:27 | QB | 鈴木貴史 | TD | ◯ |
3 | 6:02 | WR | 高津佐隼矢 | TD | ◯ |
4 | 3:46 | WR | 高津佐隼矢 | TD | ◯ |
戦評
1Q、法大のキックオフで試合開始。立大1度目の攻撃でいきなり敵陣9ydsに追い込まれたが、4thdownのギャンブルは失敗。攻守交代し、QB鈴木貴史(法4)中心のプレーも思うようにいかない。次の立大の攻撃、パントしたボールを法大リターナーがファンブル。相手にリカバーされ、残り12yds地点で攻撃権を奪われ1Q終了を迎える。
2Q、エンドラインまでの距離を徐々に縮めたのち、FGで3点先取される。法大も負けじとRB桑原進之助(営3)が51ydsのキックオフリターンを見せた。WR山田一輝(法4)やWR高津佐隼矢(キャ2)へのパスでゲインしていき、K木村奎介(経2)がFGを決めて同点に追いつく。その後DB松田知也(社3)は華麗な守備で魅せ、RB鎌田洋輔(社4)のランで粘ったがそのまま前半は終了。
相手のOFの進行をタックルで防いだDB#20松田
同点で始まった3Q、QB鈴木からWR長島大地(人3)に通ったパスで21ydsゲイン。最後は残り1ydsをQB鈴木が押し込みTDを獲得した。調子を上げ始めた法大、その後もWR高津佐が84ydsを一気に駆け抜けTD。一方DF陣も相手の侵攻を許さず、ボールキャリアーを後退させる。LB小山克成(社3)のインターセプトも見られた。
21ydsゲインに成功し逆転TDに貢献したWR#26長島
4Q、法大の攻撃権、4thdownでパントを選択したが失敗し、ボールを相手に奪われる。不意を突かれてそのままTDを決められた。この悔しい失点にOF陣も黙っていない。パスプレーで順調に詰めていき、再びWR高津佐がTD。得点差を広げた。ここで主力選手を下げ、期待の下級生が出場。QB鈴木からQB野辺歩夢(キャ1)に交代したが、立大に追加点は入れさせず終了のホイッスルが鳴り響いた。
前節の惜敗からわずか3日という短い期間だったが、切り替えられた法大は見事勝利を収めることができた。次節の相手は慶大。緊張感漂う試合に“挑戦”していくトマホークスに注目だ。(関川美穂)
選手コメント
高津佐隼矢
—今日の試合を振り返って
自分たちの力が出せませんでした。
ーどういった点でそう感じましたか
自分たちのテンポとか、そういうのができてなかったです。
ー2TDしたが、自身のプレーについては
役割を全うしただけですね。満足は全然していないです。
ー前回、中大に負けてからどうしたか
とにかく次に切り替えようという気持ちでいました。負けたことに変わりはないので。
ーチームの雰囲気
石神キャプテンが引っ張ってくれるのでついて行くだけです。
ー日本代表に選出されましたが心境は
嬉しいですね。練習はまだ始まっていませんが、頑張っていきたいです。
ー春季オープン戦の目標
“挑戦”ですかね。自分の目標を掲げて、それを達成したいと思います。
ー次節、慶大戦の意気込み
勝ちます。
フォトギャラリー
- 鋭いランに食らいつくDL#93加原
- 大きな体で威嚇
- キックオフリターンから敵陣を目指すRB#21桑原
- 軸を担うQB#4鈴木
- DB#42山西は立大の進行を阻む
- 堅い守りを見せつける
- WR#82三橋のパスキャッチ
- QB#18野辺からRB#44日比へ