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【バレー】2016年度秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 対平国大 一時流れが相手に傾くも、意地を見せ勝利!リーグ戦を全勝で折り返す

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【バレー】2016年度秋季関東大学男子2部リーグ戦 対平国大 一時流れが相手に傾くも、意地を見せ勝利!リーグ戦を全勝で折り返す

2016年度秋季関東大学男子2部リーグ戦
2016年9月18日(日)
国際武道大学3号館体育館

2016年度秋季関東大学男子2部リーグ戦、折り返しである第6戦目の相手は3部から昇格してきた平国大。昨日のストレート勝ちの勢いに乗っていきたい法大だったが、3セット目で流れを持っていかれ失セット。しかし4セット目はしっかりとものにし、セットカウント3-1で白星を挙げた。

0101
リーグ戦後半も全勝なるか

試合結果

トータル試合結果

3
法政大学
25 1セット 22 1
平成国際大学
25 2セット 16
21 3セット 25
25 4セット 23
5セット

法政大学スターティングメンバー

背番号 選手名(学部/学年) ポジション
24 竹田健太郎(文1) WS
1 進藤涼(文4) MB
26 伊元幸正(営1) WS
28 藏田大輝(法1) WS
9 榎本京祐(法3) MB
29 西田寛基(営1) S
14 小林慎平(営3) L
※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ 

途中出場選手

背番号 選手名(学部/学年)
6 伊藤正義(法4)
7 喜舎場洋平(国4)
10 石ケ森智哉(営3)
27 三木裕人(文1)

戦評

 青学大、駒大と並んで今季5勝の法大は、第6戦で平国大と対戦した。法大としては、前日の大東大戦でストレート勝ちした勢いそのままに、力の差を見せつけたいところ。今季3部から昇格した平国大は、昨季2部3位の亜大をストレートで破るなど侮れない相手だ。

 試合は第1セット、いきなり3連続失点からスタートする。平国大はオポジットの1年生、佐藤真の力強いスパイクと、クイックやブロードなどを織り交ぜたセンター線からの攻撃を展開し、得点を重ねる。法大も負けじと、1年生の藏田大輝(法1)がサイドからクロススパイクを決めると、これを皮切りに3連続得点で7-6と逆転に成功する。その後はサイドアウトの取り合いとなるが、確実にポイントを積み重ねていく。藏田がセンターからのバックアタックを決めて法大がセットポイントを迎えると、最後は相手のミスで得点し、1セットを先取する。

 第2セットに入ると、ディフェンス面でも好プレーが飛び出す。リベロの小林慎平(営3)が相手のAクイックを拾いボールをつなぐと、ラリーから相手のミスを誘い、徐々に点差を広げていく。伊元幸正(営1)がライトからのスパイクとブロックポイントで2点連取すると、平国大のタイムアウト後も法大がポイントを奪い、3連続得点で11-6とする。点差が縮まらず焦る平国大が単調な攻撃となると、法大のブロックも機能して更にリードを拡大。25-16と大差でこのセットも奪った。

 主導権を握りこのままストレート勝ちを収めるかと思われた法大、しかし第3セットは大味な展開となる。進藤涼(文4)のAクイックや3枚ブロックのシャットアウトなど5連続得点で8-6とするが、平国大エース佐藤のライトからのスパイクが法大コートに突き刺さる。最大3点のリードがあった法大だったが、ツーアタックで意表を突かれ、逆転を許してしまう。悪い流れを断ち切れない法大は、スパイクやレセプションでのミスから4連続失点し19-24と相手のセットポイントを迎える。2枚ブロックでブレイクし3点差まで縮めるも、最後はレセプションアタックを決められ、このセットを落としてしまう。

 前セット終盤からの悪い流れを切りたい第4セット、榎本京祐(法3)が躍動する。Aクイックでブロックをかわして1点目を奪うと、相手のサイドからのスパイクをシャットアウトして2点連取。その後も伊元や藏田ら1年生がサイドから得点を重ねて、法大が優位に進める。しかし流れをつかむことはできない。レセプションやスパイクでミスが出ると、平国大はコンビプレーや佐藤のサイドからのスパイクで徐々に点差を縮め、ついには21-21とセット終盤で追いつく。その後はサイドアウトの奪い合いとなるが、竹田健太郎(文1)がバックライトからスパイクを決めて法大がマッチポイントを迎えると、最後も竹田がスパイクで得点し、決着をつけた。

 開幕から6連勝で今季リーグ戦を折り返した法大だが、先週の2試合に続き今週も苦しめられる場面があった。1部校との入れ替え戦を見据えると、まだまだここで立ち止まるわけにはいかない。1年ぶりの1部復帰、そして全日本インカレ上位進出に向けて、さらなる成長が期待される。(小島雄太)

監督・選手コメント

濱口純一 監督

―今日の試合を振り返って
昨日は大東にストレートで勝って良い雰囲気で今回も行けるかなと思ったんですけど、相手がミスしないときにうちがスパイクミスだったり、ミスしてはいけないときにミスをしてしまい、相手にリズムを作らせてしまったということで、そこは反省するところだと思います。

―3セット目でタイムアウトを取っても相手の流れを断ち切れなかった要因は
完璧に受け身に回ったというところですね。1年生が多いので試合のキャリアもないので、良い時は良いかもしれないけど、悪い時にいかに立て直すかというところが今後の課題だと思います。

―今日でリーグ戦折り返しですが、前半を振り返って
どちらかというと相手のミスに助けられて勝てるという展開が多いので、これからは当然入れ替え戦に向けて強い相手とやっていくので、本番というよりは真剣に戦っていかなければならないなと思っています。

―今季は選手のポジションの変化もありましたが、チームの完成度は
日によって完成度が違うっていうのが1番の悩みどころなんですけど、半分くらいじゃないですかね。良い時は60~70%でも、今日だったら自分からしたら半分以下というようには思っているので、それが安定して70〜80%くらいでやってくれたらもっと楽な展開で勝てると思っています。

―来週以降の課題は
相手の対策もありますけど、まずは自分らのコンビを作ったりミスを少なくするところも当然課題ですし、気持ちの面でもやっていかないと厳しい戦いになると思っていますので、そこをしっかり1週間で立て直して、来週の青学戦に臨みたいと思っています。

榎本京祐

―試合を振り返って
昨日の大東戦でストレートで勝てたっていうのを次の日につなげようっていう話だったんですけど、入りが悪くて。1、2セットは取れたんですけど3セット目中盤でつまずいたので、やっぱり相手に合わせたなっていうのがあるので、そこを課題にしてこれからやっていきたいと思います。
 

―入りは具体的にどのような点が
いつも法政は入りが悪くて、昨日の大東は移動してアップしてっていうのがきれいにはまったんですけど、今日はアップして試合に入るときに、体のアップはできていても気持ちのアップができていなかったんじゃないかなっていうのがあります。

―3セット目で逆転されてしまった要因は
相手の13番が結構打つ選手だったので、こっちのキャッチが崩れて、2段トスで攻めきれなくて、13番に切り返されるっていうパターンが多かったので、そこが中盤で行かれた要因だと思います。

―今週はセッターが渡邊和馬選手(文2)から西田選手に替わりましたがクイックの感覚は
西田とは昨日もそうだったんですけど最初全然合わなくて、低かったりしたんですけど、徐々に高くあげてっていうことにしたら、西田も思い切って高くあげてくれたので。だんだん合ってきているとは思うんですけど、まだまだ全然ダメなので、今週1週間で西田ともしっかり合わせたいと思います。

―今日でリーグ戦の折り返しですがチームの状態は
今週の平成国際でちょっとつまずいちゃったところがあるので、来週後半戦スタートが青学なのでこの調子だと青学にも負けてしまいます。後半戦青学っていう強いチームから始まるので、しっかりやりたいなと思います。

―榎本選手個人で意識しているタイトルは
スパイク決定率が暫定で1位だったので、このままの調子でいきたいんですけど、今季はスパイク賞を狙いたいと思います。

―改めて青学大戦に向けて意気込みを
今週の平成国際戦みたいに相手に合わせるんじゃなくて、自分たちの力を発揮して、青学にもストレートで勝ちたいと思います。

フォトギャラリー

  • 0101リーグ戦後半も全勝なるか
  • 0106要所での攻撃が光った藏田
  • 0102安定したレシーブでチームを支える小林
  • 0107今季は守りにもまわった伊元
  • 0104秋は全試合出場中の竹田
  • 0103ブロック(西田㊧、榎本)
  • 0108トスを上げる西田
  • 0105声でもチームを活気づける進藤主将
 

 

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