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【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ戦 第17節 対専大 歓喜も束の間・・・最下位相手に痛恨の逆転負け

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【サッカー】第90回関東大学サッカーリーグ戦 第17節 対専大  歓喜も束の間・・・最下位相手に痛恨の逆転負け

第90回関東大学サッカーリーグ戦1部 第17節 対専大
2016年10月8日(土)
早稲田大学東伏見G

前節、日体大との直接対決に敗れた法大。悲願の優勝のためにも、今節は連敗だけは避けたい一戦だった。85分に途中出場の鈴木(歩)の得点で逆転に成功したが、その後まさかの2失点。ここまでリーグ戦最下位のチーム相手に手痛い黒星となった。

3734
途中出場で一時逆転となるゴールを決めた鈴木(歩)

試合結果

トータル試合結果

2
 法政大学 
0 前半 1 3
専修大学
2 後半 2

得点とアシスト

時間 大学 得点者 アシスト
45+1分 専修大学  三沢直人  野田卓宏
61分 法政大学  柳沢拓希   
85分 法政大学 鈴木歩 川崎雅哉
88分 専修大学 下田悠哉 中山克弘
90+3分 専修大学 中山克弘 下田悠哉

メンバー

法政大学
監督: 長山一也
21 GK 関口亮助
2 DF 山田将之 
4 DF 柳沢拓希 
6 DF 伊藤航希 
17 MF 武藤友樹 
7 MF 川崎雅哉 
23 MF 黒柳駿 
28 MF 下澤悠太 
19 MF 清谷陸 
→紺野(HT)
18 MF 玉田晃太郎
→上田(HT)
26 FW ディサロ燦シルヴァーノ 
→鈴木歩(81分)
サブメンバー
1 GK 林翔太 
5 DF 林遼太
14 MF 上田慧亮
25 MF 渡辺淳揮
9 MF 鈴木歩
13 FW 青柳燎汰
27 FW 紺野和也

※(カッコ内)は交代した時間を表示しています。

 

マッチレビュー

逆転Vに向け挑んだ前節の日体大戦では、まさかの敗北を喫してしまい首位明大との勝ち点差をさらに広げ優勝が遠のいてしまった。今節の専大に勝利し、逆転Vへの僅かな望みを繋げたいところだ。

前半序盤は互いにボールを支配してシュートを打ち合う展開が続いた。5分、ディサロ燦シルヴァーノ (経2)からのパスを受けた山田将之(経4)のシュートはゴール右に外れる。12分には川崎雅哉(現3)がファールをもらいフリーキックを打つもチャンスはつくれなかった。その後専大にリズムを渡すと、36分左サイドのクロスボールから古屋誠志郎にシュート打たれるがこれは枠の外へ。38分にもフリーで佐藤遵樹に打たれたが武藤友樹(社3)が間一髪のところで抑えた。しかし45分、三沢直人に中央からのシュートを決められて先制される。悪い流れのまま前半が終了した。

後半も前半の流れのまま相手ペースに試合が進んでいたが、47分にディサロがフリーでボールを支配しシュート、52分に途中出場の紺野和也(現1)からのパスを武藤がそのままゴールへ狙うなどチャンスを掴み始めた。そして59分、ペナルティーエリア内で紺野が倒されPKを獲得。これを柳沢拓希(経4)が落ち着いて決め同点に追いついた。その後徐々にペースを取り戻し始めた法大は84分、川崎の左サイドからのクロスを久々のリーグ戦出場となった鈴木歩(現4)が合わせ見事逆転に成功する。しかしここから専大の逆襲が始まった。87分に中山克広からのボールを下田悠哉にヘディングで押し込まれ同点。さらに2点目のアシストをした中山がフリーで放ったシュートがそのままゴールに入り逆転される。このまま2-3で試合が終了し、厳しい結果となった。

前後半とも常に専大ペースで試合が進んでいたが、後半同点に追いつき、逆転と試合の流れを取り返しかけていただけにこの敗戦のショックは大きい。首位明大との勝ち点差も15と広がり順位も3位に転落した。「勝ってる状況で足が止まったり、対応が適当になるチームは勝てない」という長山監督の厳しい言葉の通り逆転ゴールを決めてから相手に隙を見せたことがこの結果に表れた。逆転Vのためにはどの試合も決して落とすことは出来ない。次節流経大戦で連敗を阻止し、勝ち星をあげたい。(杉本ひかり)

監督・選手コメント

長山一也監督

-勝利が必要な状況で最下位チームとの対戦でしたが
とにかく勝てと言いました。弱さしか出なかったです。この展開で勝てないのは厳しいですね。

-優勝の可能性自体は残っていますが
とにかくしっかりやりなさいと。全敗する可能性もありますしね。それは個人の問題でもありますし、勝っている状況で足が止まるとか、対応が適当になるだとか、そういうチームは勝てないよという話はしました。我慢ができないというのは、人間的な所も含めてまだまだということですね。

-再逆転された原因もそこでしょうか
逆転の流れで勝てないのはそこしかないですし、余裕のようなものを見せてしまったのが勝てなかった原因だと思います。

-今後の戦いに向けて
一人一人が自覚を持ってやるしかないですし、それを変えないとチームとしても個人と何も残りません。法政の看板を背負って立つならばしっかりとやらないと、応援してくれる人にも申し訳ないですしね。個人が何をやるのかしっかり理解して戦っていかないと勝てないと思います。

 

 紺野和也

ー試合を振り返って
当日雨が降っており、スターティングメンバーの予定だったのですがそれが変更になり、途中からの出場になると言われていたので、何かしらの形で点に絡もうと思って入りました。その中でPKを獲得できたのはよかったと思います。

ーPKを獲得したシーンについては
ディフェンスがパスを受けた時に食いついてきたのがわかったので、トラップした時点で勝負があったのではないかと思います。

ー下澤選手と共に1年生ながら試合に出場していますが、
悠太(下澤選手)はスタメンで試合に出ている中で、自分はまだスタメンで出れていないので悔しい面もありますし、これから自分たちが引っ張っていかなければいけないという意識があるので、練習からしっかりとやって、試合でも結果を残せるようにしたいと思います。

ーサイドの活性化を求められていますか
持ち味のドリブルを生かして、サイドから相手を抜いたり、クロスを上げて攻撃の起点となれるようにしていきたいです。

ー次節の流経戦に向けて
3連敗はまずいので、準備を怠らないで来週はしっかりと勝てるようにしたいと思います。

 

 鈴木歩

ー試合を振り返って
残り10分ない中で逆転して、自分たち4年生がチーム全体を引き締めることができたら結果変わったと思います。

ー久々のリーグ戦出場でしたが監督からの指示は
久々ということは言われることはなく、前の選手として当たり前な点を取ってこいというのと、しっかりボールを収めろというのと、裏にどんどん抜けろと言われました。久々というよりは、当たり前のことを指示されました。

ー得点シーンを振り返って
最初はファーにもらおうというイメージで、後ろに抜けたのですが、(川崎)雅哉が蹴る瞬間にニアに来るなと思ったので動きを変えて、雅哉が良いところに出してくれたので後は触るだけでした。

ー下級生が多いFW陣で4年生の鈴木選手が点を決めました
自分たちが法政のユニフォームを着られるのは残り2ヶ月と少ない中で、やっぱり4年生として点を取ることは大切ですし、それを残り2ヶ月で後輩に見せていかないといけないというのはあったのですが、結果勝てなかったので、自分があと1点2点取れていれば勝てていたと思うのでもっと見せていかなければいけないです。

ー次節に向けて
下を向いている暇はないので、次節の流経大に勝って、残り5試合全勝して4年生としてチームに何か残せるように来週まで1週間しっかり準備していきたいです。

 

 

フォトギャラリー

  • IMG 3354 R1トップで先発した玉田は無念の途中交代
  • IMG 3537 Rディサロが果敢にミドルシュートを狙う
  • IMG 3574 R川崎は1アシストを記録
  • IMG 3646 R落ち着いてPKを決める柳沢
  • IMG 3678 R右サイドの武藤は再三サイドを駆け上がった
  • IMG 3697 R途中投入の上田がセンタリングを上げる
  • 3741点を決めた鈴木(歩)が応援席に駆け寄る
  • IMG 3304 R試合前は全員で円陣を組んだ
 

 

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