【アメフト】秋季リーグ戦 対立大 第3節 前半に大量得点を挙げ、見事勝利!!
2016秋季リーグ戦 対立大
2016年10月2日(日)
アミノバイタルフィールド
秋季リーグ戦第3節。2連勝で今試合の相手は、リーグ戦現時点で全敗中の立大。前半は法大が圧倒的な攻撃力でゲームを支配していく。後半は下級生が多く出場しつつも、30点以上の得点差をつけて勝利した。
試合結果
トータル試合結果
59 | 14 | 1Q | 0 | 21 |
---|---|---|---|---|
24 | 2Q | 0 | ||
14 | 3Q | 7 | ||
法政大学 | 7 | 4Q | 14 | 立教大学 |
試合得点
Q | 時間 | ポジション | 選手 | 得点方法 | TFP |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2:52 | RB | 鎌田洋輔 | TD | ◯ |
1 | 7:07 | WR | 阿部康成 | TD | ◯ |
2 | 1:21 | RB | 川村龍ノ介 | TD | ◯ |
2 | 5:36 | QB | 鈴木貴史 | TD | ◯ |
2 | 8:15 | WR | 山田一輝 | TD | ◯ |
2 | 11:59 | K | 三宅俊介 | FG | - |
3 | 0:15 | WR | 尾崎聖弥 | TD | ◯ |
3 | 8:51 | RB | 桑原進之助 | TD | ◯ |
4 | 8:41 | WR | 別府紘行 | TD | ◯ |
戦評
立大の攻撃から始まった第3節。法大は立大の攻撃を完全に封じ込め、攻撃権を放棄させる。リターンはWR阿部康成(営4)が敵陣42ydsまで運び、主導権が法大に移る。すると開始早々、RB鎌田洋輔(社4)がビッグゲインを成功させ、エンドゾーン目前まで迫ると、最後はRB鎌田自身がTD。今試合初得点を挙げる。相手を再びパントに追い込むと、法政大は罰則を取られるものの、テンポよくゲインを重ねていき、WR阿部、RB川村龍ノ介(デザ工2)、QB鈴木貴史(法4)、WR山田一輝(法4)が得点を量産していく。前半終了残り20秒の場面で立大は反撃の体制を立てたものの、甘く入ったパスボールをLB樽澤和也(法4)がインターセプトに成功する。残り時間1秒という中、好機を見事FGに繋げ、試合を38-0で折り返す。
ビッグゲインの後、TDを決めたRB#3鎌田
後半に入るとわずか15秒でWR尾崎聖弥(営4)がロングリターンTDを挙げる。続く法大の攻撃で、QB鈴木からQB五十嵐拓(文1)に代わる。一度パントに追い込まれる状況が生まれたものの、守備側の反則によりオートマチックファーストダウン。チャンスを得点に結び付けたいところだったが、FGは惜しくも失敗。しかし次の攻撃ターンではRB陣の軽快なランで進軍していき、RB桑原進之介(営3)がTD。52-0と立大を無得点に抑えてきたものの、3Q終了前11分32秒にTDを挙げられる。
4Qに入っても勢いは立大ペースとなる。法大は自陣から敵陣への侵入を阻止され、立大はQB栗原を中心に攻め立てTD。その直後、電光石火の如くWR別府紘行(文3)が39ydsのランでエンドゾーンへ。しかしラスト4秒に再び立大に得点を挙げられることとなった。後味の悪い試合になったが、法政大が59-21で立大に勝利を収めた。
次節は日体大、そして宿敵・日大、昨年王者・早大、昨年秋季4位の慶大と今まで以上の強豪同士の戦いが今後待ち構えている。今節出た課題をこれからの試合に備えて解決することが、甲子園ボウルに出場するため急務となるであろう。(和多慎之介)
選手コメント
鈴木貴史
ー今日の試合を振り返って
自分のイメージ通りにできたかなと思います。
ーどのようなイメージで臨んだのですか
パスが決まっていって、ランにつながる感じです。今日に関してはランに助けられたことが多かったですね。ランが出ていくとパスもその分決まりやすくなるので、今日はそういうゲームができました。ランがしっかり出て、外にパスを出せる良い試合でした。
ー8度のTDについて
OF陣のスキルがすごいので、OFにいかにボールを託してあげられるかというのが自分の役目だと思っています。そういう面でも、TDが決まったことはやはり嬉しいです。自分の仕事をやっている甲斐があるなと感じます。
ー21失点について
最後の方はメンツを落としてやってたんですけど、0点に抑えてほしかった気持ちはありますね。OFも、もっと取れる場面でパントになったりしたので、どちらもフィニッシュのところでしっかりやらないといけないなと思いました。
ー新体制のチームになってみて
一日ごとに変化していると感じます。今まであった伝統も、「やっぱりこれは必要ないんじゃない?」と考え直してみたり。伝統でいつも通りやっていたことをガラッと変えてみたり。一日一日挑戦していくという部分ではチームのスローガンである“挑戦”を直に感じながら、自分たちで何が必要か考えながらできているので新しい変化があって楽しいです。
ー期待のQBは
もちろん全員ですが、一人挙げるとすれば#12の五十嵐です。結構大変な思いをしてグラウンドに立ってると思います。1年生でQBでやるというのはやっぱり大変だと思うので、そういう面では上級生のQB3人でしっかりサポートしてあげたいですね。
ー次節、日体大戦に向けて意気込み
どれだけ自分に勝てるかが重要だと思っています。「ミスしたらどうしよう」と考えてしまうこともあるんですけど、自分の気持ちでどれだけその壁をぶち破れるか、壁を超えて自分に勝てるかを毎試合意識しています。
川村龍ノ介
ー今日の試合を振り返って
全体的には良かったのではないかと思います。いいスタートを切れたと思います。個人的には思い切りプレーできたと思うんですけど、まだまだ課題がありますね。
ー具体的にどのような課題が見つかりましたか
点を取れる場面で取れない部分があったので、もっと上手に走りたいなと感じました。
ーコンディションはどうでしたか
まぁまぁですね。
ー2Q時にはTDを決められていましたが
チーム皆で取ったTDなので、自分がどうこうという感じではないですね。
ー後半には下級生が多く出られていましたが
自分よりもいいものを持っている人がいるので、焦りを感じています。「もっと自分もうまくならないとな」と思います。
ー上手になるためにしていることは
強くなるために、ご飯を食べています。
ー夏はどのような練習をして過ごされていましたか
夏は筋トレをしていました。フィジカル面で足りない面があるので。
ー今後戦う日大・早大・慶大と戦うためにしていることはありますか
(3校は)身体が大きいチームなので、フィジカルを強化して、当たり負けしない様にしていきたいです。
ー次節の抱負お願いします
立教戦で出た課題を日体大戦でいかに克服できるかですね。
江幡泰河
ー今日の試合を振り返って
いつもよりもパスをキャッチすることが出来たので良かったです。
ープレー中はどのようなことを心がけていましたか
TDをとろうと考えてプレーをしていましたが、とれなくて悔しいです
ー自身のプレーを評価すると
短いパスをとることは出来たのですが、長いパスをとれなかったので70点ぐらいです。
ー試合前に先輩たちからアドバイスはありましたか
自分が1年生なのでいつも気をつかってもらっていて、固くならないようにと声をかけてもらいました。
ーどういうプレーヤーになりたいですか
四年生の阿部さんや2年生の高津佐さんのようになりたいです。
ー今後の目標は
QBの人に信頼してパスを出してもらえるようなレシーバーになりたいです。
フォトギャラリー
- 相手OFを圧倒した鉄壁の法大DF陣
- フィールドを駆け抜けるWR#81阿部
- OL陣が隙間を作る
- QB#4鈴木のドロープレー
- TFPをきっちり決める
- 相手を抑え込むLB#47高橋
- 行く手を阻まれる
- インターセプトに成功したLB#57樽澤