【準硬式野球】東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対東大2回戦 2桁得点の大勝で今季初勝ち点!
東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対東大1回戦
2017年9月10日(日)
法大多摩グラウンド
開幕戦を勝利で飾った法大は、初戦の固さも取れ序盤から猛攻を見せる。終わってみれば2桁得点を奪い、大勝で連勝。今季初勝ち点を奪取した。次戦は昨季の優勝校・立大。辛酸をなめた相手だけに、今度こそは勝利を挙げたいところだ。
試合結果
トータル試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法 大 | 1 | 2 | 0 | 7 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 16 | 15 | 1 |
東 大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | × | 2 | 5 | 4 |
(法大)〇尾崎、廣田、渡辺―藤江
(東大)●二宮、渡辺、楠―吉田
打撃成績
打順 | 位置 | 選手名 | 出身校 | 打数 | 安打 | 打点 | 四死球 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | (5) | 萩原幹斗(社4) | 報徳学園 | 5 | 3 | 0 | 1 | .556 |
2 | (8) | 甲本裕次郎(社4) | 鳴門 | 3 | 1 | 1 | 1 | .600 |
PH | 寺崎翔悟(スポ4) | 日立第一 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
8 | 中川大輔(社1) | 日大三 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
3 | (4) | 藤口帝(社4) | 遊学館 | 2 | 1 | 2 | 2 | .667 |
R5 | 亀沢寛紀(スポ4) | 栃木 | 2 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
4 | 3 | 栗田和憲(社4) | 掛川西 | 2 | 1 | 2 | 2 | .333 |
H3 | 糟谷和輝(スポ4) | 西尾東 | 2 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
5 | (9) | 佐々木勇哉(社2) | 花巻東 | 4 | 1 | 2 | 2 | .375 |
6 | (2) | 藤江廣祐(社3) | 法政 | 5 | 1 | 2 | 0 | .222 |
7 | 64 | 三品勇人(社3) | 報徳学園 | 4 | 1 | 0 | 0 | .125 |
PH | 柴健一(経4) | 日野 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
4 | 榎拓実(社4) | 新潟江南 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
8 | (7) | 窪田剛士(経4) | 桐蔭学園 | 4 | 3 | 2 | 1 | .714 |
9 | (1) | 尾崎海晴(社1) | 鳴門 | 4 | 2 | 3 | 0 | .500 |
1 | 廣田悠樹(社2) | 浦和学院 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
PH | 鳴川宗志(社3) | 鳴門 | 1 | 0 | 0 | 0 | .000 | |
1 | 渡辺勇大(キャ3) | 西武台千葉 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 |
二塁打:佐々木(5回)、尾崎(5回)、栗田(6回)、甲本(7回)
盗塁:藤江(4回)、窪田(7回)、甲本2(1,5回)、萩原2(5,8回)
投手成績
回 | 被安打 | 奪三振 | 四死球 | 自責点 | 防御率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
尾崎 | 5 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0.00 |
廣田 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 9.00 |
渡辺 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.00 |
戦評
3季ぶりの優勝へ好スタートを切った法大。開幕2連勝でこのカードを勝ち越し、次節の立大戦に繋げたいところだ。今日は終始、相手を寄せ付けない圧倒的な試合展開だった。
初回、先頭の萩原が中前に安打を放つとそれを中堅が後逸。そのまま萩原が本塁まで帰り、ラッキーな形で1点を先制する。続く2回、2死満塁のチャンスを作り主将の藤口が体勢を崩されながらも右前に技ありの安打で2点を追加した。「チャンスでの1本がチームの永遠の課題」。昨日の試合後、そう話していた藤口は自ら、得点圏での場面を生かして見せた。これで勢いに乗った打線は4回、相手の失策と四死球を絡めながら打者一巡の猛攻で7点を奪う。大量点を奪っても法大は手を緩めない。続く5回、栗田の右越え二塁打などで、またしても打者一巡の攻撃を見せ、5点を奪い勝利を決定づけた。
好走塁で本塁を陥れた萩原
一方の投手陣では、先発の尾崎が力強い直球と切れ味鋭い変化球で相手打者に的を絞らせない。1年生ながら春のリーグ戦から登板している経験値を生かして堂々たる投球内容を展開した。6回には変わった廣田が不運も重なり2点を失うも、7回から登板の渡辺が圧巻の投球を披露。初登板ながら威力のある直球で打者をねじ伏せ3回を完全シャットアウトし試合を締めくくった。
優勝に向け、打線は相手のミスを見逃さず着実に得点を積み重ねたのは収穫と言える。4回の大量得点で満足せず、次の回にも猛攻を仕掛けたのはこの試合だけでなく、次戦以降を見据えているからだろう。また投手陣ではリリーフ陣の駒不足が懸念される中、渡辺の好投は次回以降に期待が持てる内容であった。次節は、昨季の優勝校である立大戦。大きな山場が早くもやってきた。今日のような相手に隙を見せない野球で勝ち点奪取を期待したい。(具志保志人)
選手コメント
佐々木勇哉(下級生ながら主軸を担う)
―今日の試合を振り返って
全体的に昨日よりは振れていて、4年生を出したいという感じだったので、結果的に4年生を全員出せて良かったのかなと思いますけど、後半に取りきれなかったのは課題かなと思います。
―中軸での起用が続いてますが
練習試合からそういう事が多かったので、そこはだいぶ慣れてきて責任も出てきました。
―開幕2連勝について
来週、立大戦で山場だと思うので1週間で調整してやっていきたいと思います。
ーフル出場でしたが、中心選手として監督からも期待されているのでは
プレッシャーはそんなに感じてないですし、4年生の主力の方たちが引っ張ってくれているので、自分は2年生らしくというか若さを出してやらせてもらっているので、そこを生かしていけているのかなと思います。
ー最後に今季の目標
今の4年生とやるのも最後なので優勝するのが目標で、個人としては春にベストナインを取らしてもらっているので、また取れるように調整していきたいと思います。
尾崎海晴(期待通りの投球を見せる)
ー今日の試合を振り返って
昨日勝つことができて、今日にいい流れを持ってきて試合することができました。ランナーを出しても次の打者を打ち取ることができたので良かったです。
ー投球面で意識した点は
コントロールを重視しました。最近の試合で変化球のコントロールが良くなってきたので今日もそこを意識して投げました。
ー打撃面でも2度の適時打を打ち3打点を挙げました
バッティングも好きで、甘いボールが来たらどんどん振ろうと思っているのでいい感じで打てました。
ー今季の目標は
投手として負けないように、点を取られても最小失点で抑えられるようにしたいです。
ー次の試合に向けて
立大は春の王者なので、負けないように頑張っていきたいです。
フォトギャラリー
- 次戦は昨季の覇者・立大だ
- 圧巻の投球を披露した尾崎
- チャンスで適時打を放った藤口
- 甲本は今日も安打を放った