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【準硬式野球】第64回関東地区大学選手権大会3回戦 対日大三崎町  先発・藤中が無失点の好投でチームを勝利に導く! コールド勝ちで4回戦進出!!

第64回関東地区大学選手権大会3回戦
2022年3月16日(水)
ネッツ多摩昭島スタジアム

長打力が光る攻撃陣の活躍で、初戦を突破した法大。3回戦は、シードによりこの試合が初戦となる日大三崎町との一戦に臨んだ。先発・藤中壮太(社1)が走者を出しながらも要所を締める投球で相手に得点の隙を与えず。一方、そんな藤中の投球に応えようと、初回から鈴木歩夢(社2)と堀尾浩誠(社3)の連続適時打で先制。その後も得点圏に置いた走者を犠飛で確実に返し、計4点を追加。そして7回裏、2死二塁から関宮楓馬(社1)がダメ押しの適時打を放ち、7回コールドとなり、試合終了。0-7で準々決勝進出を決めた。

             関宮は2安打1打点の活躍

試合結果

試合結果

1 2 3 4 5 6 7 H E
日大三崎町 0 0 0 0 0 0 0 0 3 4
法大 2 0 1 0 1 2 1☓ 7 6 3

(日大三崎町)●佐藤、溝上、佐竹ー菱田
(法大)〇藤中ー澤野

三塁打:鈴木(1回)
二塁打:関宮(2回)
盗塁:唐橋(1回)、堀尾(1回)

打撃成績

打順 位置 選手名 出身校 打数 安打 打点 四死球
1 (6) 唐橋悠太(経2) 桐光学園 2 1 1 1
2 (8) 古屋一輝(経3) 健大高崎 3 1 1 0
3 (9) 鈴木歩夢(社2) 明星 3 1 1 0
4 (3) 堀尾浩誠(社3) 報徳学園 2 1 2 1
R 家木優輔(スポ1) 国立 0 0 0 0
5 (4) 高橋凌(社2) 花巻東 2 0 1 0
6 (5) 中井雄也(社3) 済美 3 0 0 1
7 (7) 関宮楓馬(社1) 静岡 3 2 1 1
8 (DH) 塩唐松宏将(社2) 鳴門 3 0 0 0
9 (2) 澤野智哉(社2) 国士館 3 0 0 0
P 藤中壮太(社1) 鳴門

投手成績

被安打 奪三振 四死球 自責点
藤中 7 3 9 1 0

戦評

好天に恵まれた3回戦、日大三崎町との対決。法大は、藤中壮太(社1)と澤野智哉(社2)のバッテリーで臨んだ。

試合開始後、好機はすぐに訪れる。1回裏、1番の唐橋悠太(経2)が死球で出塁すると、すかさず盗塁を成功させる。得点圏に走者を置き、1死2塁から3番の鈴木歩夢(社2)が相手中堅手の頭を越える三塁打を放った。見事先制し、続く4番の堀尾浩誠(社3)の適時打で2点目を獲得。
仲間の援護を受けた藤中も、2・3回で三者凡退におさえる好投を見せた。

3回裏にまたも好機が訪れる。3番・鈴木が放った右方向への打球が相手の失策を誘い、三塁に到達。4番堀尾が犠飛を放ち、鈴木が生還。3点目をもぎ取った。

4・5回、藤中は相手打者の出塁を許す場面もあったが、相手の盗塁を鋭く刺す捕手・澤野の好守備もあり0点に抑えた。
5回裏、無死から1番の唐橋が四球、2番の古屋一輝(経3)が内野安打で出塁。クリーンナップの活躍で1死満塁の形を作ると、5番高橋凌(社2)が左方向へ犠飛を放ち、4点目を獲得。

下位打線から上位打線へ繋ぐ打線となった6回裏には、1番唐橋が適時打、2番古屋が犠飛を放つ活躍で、さらに2点を追加。迎えた7回裏。4番堀尾が相手のミスを誘い出塁すると、7番の関宮楓馬(社1)の安打で堀尾が生還。7点目を獲得し、日大三崎町との対戦は0-7でコールド勝ちを収めた。先発の藤中は見事完封。中軸打線の大活躍で、チャンスをしっかりつかみ取って勝ち得た試合となった。

開幕からいい流れで連勝した法大。この調子で今後の試合も勝ち進んでいくことに期待したい。

(記事/写真:田中さや/山中麻祐子)


7回無失点の好投を見せた藤中

選手インタビュー

藤中壮太

ー自身の投球を振り返って
ピンチを背負う場面が多かったですけどストレートも全体的に走っていて変化球も要所要所でいいコースに決められたので、落ち着いてしっかりとコースに投げ分けることができたかなと思います。

ー今年初登板でしたが、コンディションは
絶好調です。
ー調整期間で重点的に行ったことは
走り込み、体幹でとりあえず下半身を強くしました。あとはウエイトトレーニングで上半身、肩肘を痛めないようにやりました。
ー新チームの雰囲気は
キャプテンの古屋(一輝、経3)さんを中心にすごくいいチームだと思うので、今の雰囲気でこの先もずっと勝ち進んでいけるように頑張っていきたいと思います。
ー次の登板に向けて
次はまだいつ登板があるかはわからないですけど、登板があるとするならチームを勝利に導くだけなのでしっかりと自分のピッチングをして勝ちたいと思います。

堀尾浩誠

—今日の試合を振り返って
バッティングがあまりつながるところがなかったので、チャンスでみんながもっと1本出せるように準備していきたいなと思いました。
—チャンスで回ってくる事が多かったが、どんな心持ちで打席に
ガチガチにならずに、バッティング練習の感覚で打席に入っています。
—リラックスしてバッターボックスに立てる秘訣は
とにかく力を抜くことです。何も考えずに、集中する感じです。
—副主将として迎えた今大会、これまでの試合を振り返って
自分自身としては副キャプテンらしいことができていなくてキャプテンに任せてばかりですが…、プレーでチームを引っ張ることが副キャプテンとしての役割だと思っています。今のところは打てているので、今後もあと四試合、守備よりもバッティングで結果を残すことが副キャプテンとしての仕事だと思っているので、そこを意識して頑張りたいと思います。
—これからの試合への抱負を
全て完璧なチームではなく、一戦一戦全力で戦うことしかないです。目の前の試合に一人一人が全員で、メンバー外も含めて全員で、勝ち抜けるように頑張りたいと思います。

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