【サッカー】第91回関東大学サッカーリーグ戦 第18節 法政大0-1桐蔭横浜大 濡れたピッチでキック&ラッシュの応酬も…終盤の失点でシーズンダブル献上
第91回関東大学サッカーリーグ戦 第18節 法政大ー桐蔭横浜大
2017年10月22日(日)
東洋大朝霞グラウンド
大雨の中行われた一戦。ピッチにの至る所に水たまりがある影響でボールが転がらず、両チームともに「前に蹴って走る」プレーを徹底。苦しい試合となったが、終盤にセットプレーから失点し、これで3試合勝利なしとなった。
試合結果
トータル試合結果
0 法政大学 |
0 | 前半 | 0 | 1 桐蔭横浜大学 |
---|---|---|---|---|
0 | 後半 | 1 |
試合スタッツ
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
60分 | 交代 | 法政大学 | 平山→松澤 | |
63分 | 交代 | 法政大学 | 土橋→末木 | |
77分 | 交代 | 法政大学 | 青柳→加藤 | |
80分 | 得点 | 桐蔭横浜大学 | 小田島怜 | 0-1 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 成績(出場・得点) |
1 | GK | 関口亮助 | 経済4・浦和レッズY | 13・0 |
22 | DF | 黒崎隼人 | 経済3・栃木SCY | 9・1 |
4 | DF | 森岡陸 | 現福1・ジュビロ磐田Y | 12・1 |
3 | DF | 前谷崇博 | スポ健3・ガンバ大阪Y | 13・3 |
30 | DF | 高木友也 | 経済1・法政第二高 | 2・0 |
24 | MF | 大西遼太郎 | 社会2・ジュビロ磐田Y | 9・0 |
6 | MF | 土橋優樹 | 現福4・川崎フロンターレY | 9・0 |
9 | MF | ディサロ燦シルヴァーノ | 経済3・三菱養和SCY | 15・2 |
11 | MF | 青柳燎汰 | 現福3・前橋育英高 | 13・3 |
17 | MF | 平山駿 | 経済1・三菱養和SCY | 5・0 |
20 | FW | 上田綺世 | スポ健1・鹿島学園高 | 16・9 |
サブメンバー | ||||
---|---|---|---|---|
12 | GK | 吉田舜 | 社会3・前橋育英高 | 5・0 |
5 | DF | 加藤威吹樹 | 経済2・サンフレッチェ広島Y | 12・1 |
23 | DF | 関口正大 | 現福1・新潟明訓高 | 7・0 |
10 | MF | 上田慧亮 | 経済4・前橋育英高 | 2・0 |
8 | MF | 紺野和也 | 現福2・武南高 | 16・0 |
13 | MF | 末木裕也 | スポ健2・ヴァンフォーレ甲府Y | 9・0 |
18 | FW | 松澤彰 | 現福2・浦和レッズY | 12・4 |
※成績は試合終了時のもの
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝点 | 試合数 | 勝-分-負 | 得点/失点 | 得失点 |
1位 | 筑波大 | 42 | 18 | 13-3-2 | 41/13 | 28 |
2位 | 順天堂大 | 40 | 18 | 12-4-2 | 33/21 | 12 |
3位 | 流通経済大 | 34 | 18 | 11-1-6 | 32/25 | 7 |
4位 | 東京国際大 | 30 | 18 | 9-3-6 | 29/24 | 5 |
5位 | 明治大 | 25 | 18 | 7-4-7 | 25/26 | -1 |
6位 | 東洋大 | 24 | 18 | 7-3-8 | 26/22 | 4 |
7位 | 法政大 | 24 | 18 | 7-3-8 | 28/29 | -1 |
8位 | 駒澤大 | 20 | 18 | 5-5-8 | 23/28 | -5 |
9位 | 専修大 | 18 | 18 | 5-3-10 | 22/28 | -6 |
10位 | 慶應大 | 17 | 18 | 4-5-9 | 14/27 | -13 |
11位 | 桐蔭横浜大 | 16 | 18 | 4-4-10 | 22/34 | -12 |
12位 | 日本体育大 | 14 | 18 | 4-2-12 | 22/40 | -18 |
後期リーグ途中経過
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
12 | 9月16日 | 筑波大 | ○2-1(詳細) | 味の素フィールド西が丘 |
13 | 9月23日 | 慶應大 | ●1-2(詳細) | BMWスタジアム平塚 |
14 | 9月30日 | 流経大 | ●0-1(詳細) | 竜ケ崎市立たつのこフィールド |
15 | 10月7日 | 専修大 | ○4-2(詳細) | 法大城山グラウンド |
16 | 10月10日 | 駒澤大 | △2-2(詳細) | 法大城山グラウンド |
17 | 10月14日 | 明治大 | △1-1(詳細) | 法大城山グラウンド |
18 | 10月22日 | 桐蔭大 | ●0-1 | 東洋大グラウンド |
19 | 10月28日 | 東洋大 | 中銀スタジアム | |
20 | 11月4日 | 順大 | BMWスタジアム平塚 | |
21 | 11月11日 | 東国大 | 保土ヶ谷公園サッカー場 | |
22 | 11月18or19日 | 日体大 | 未定 |
マッチレポート
前節でホーム3連戦を終え、今節は前期のリーグ戦で大敗を喫した桐蔭大と対戦。前期のリベンジ、上位進出のためにも勝利が欲しい試合となった。試合は激しい雨の中、ピッチにボールが転がらず、両チームとも通常とは異なる対応が求められた。
序盤は法大が積極的な攻撃をみせる。5分、大西遼太郎(社2)が自らドリブルで運びロングシュート。さらにその1分後、右サイドから上がってきたディサロ燦シルヴァーノ(経3)が鋭いシュート。しかし、どちらもキーパーの正面に。試合は一貫して、お互い前にロングボールを蹴り合い、セカンドボールを奪い合う展開で進む。21分、平山駿(経1)の左からの絶妙なクロスにディサロがボレーで反応。決定的な場面だったが、惜しくもゴールの上へそれる。その後は、3分間で立て続けに3度も自陣でセットプレーのピンチを与えてしまうなど、相手に攻撃のリズムをつかまれてしまう。しかし、前節で初スタメンの高木友也(経1)や森岡陸(現1)の献身的な守備もあり、簡単にはチャンスを与えない。難しいピッチコンディションの中、両チームとも攻め手を欠きスコアレスで前半を折り返す。
後半に入ると、このコンディションへの適応を見せ始める場面もあり、次第に得点の匂いが。65分、相手の飛び出しを、関口亮助(経4)が身体を張ってセーブ。守護神の活躍でここまで得点は許さない。試合が動いたのは80分。コーナーキックからの混戦を押し込まれた。プレーは続行されたが、レフェリーはゴールインの判定。嫌な時間に先制点を許す。
法大は交代で入った松澤彰(現2)や上田綺世(スポ1)をターゲットに前線にロングボールを配給するも、残留に向けて負けられない桐蔭大も、センターバックを中心に1点を死守する。結局、法大は得点を奪えず試合終了。
試合終盤のセットプレーからの失点でリベンジはならず、上位進出は遠ざかった。現在リーグ7位の法大。上位進出を目指すには、ここから負けるわけにはいかない。(濱口隆太)
フォトギャラリー
- ゴール前には大きな水たまりが
- FK時に関口亮がコーチング
- 相手FWに対応する前谷
- 上田綺へのロングボールが増えた
- 平山は裏への飛び出しでチャンスメイク
- ロングスローでも打開を試みた高木
- 長いボールの的となった松澤
- 終盤の失点が痛かった