【アイスホッケー】第66回関東大学選手権 5-8位決定戦 対青学大 格下相手に先制許すもエース石田の2得点で逆転勝利!
秩父宮杯第66関東大学アイスホッケー選手権大会 5-8位決定戦 対青学大
2018年4月22日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
準々決勝で東洋大に2-3で敗れ、5-8決定戦に進むことになった法大。対戦相手の青学大は下部リーグ所属ながら一部リーグに属する日体大を撃破し、波に乗っている相手だ。勢いに乗る相手に1P、2Pと苦しめられた法大だったが、相手の足が止まったところを逃さずに攻め、石田和哉(営4)、南陽向(法2)らのゴールで逆転勝ちを収めた。5-6位決定戦となる次戦は慶大と戦う。
※Twitterの速報において一部誤りがありましたお詫び申し上げます。
試合結果
トータル試合結果
4 (40) |
0(8) | 1P | 1(7) | 1 (13) |
---|---|---|---|---|
1(16) | 2P | 0(6) | ||
法政大学 | 3(18) | 3P | 0(7) | 青山学院大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | ピリ | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK/EN |
---|---|---|---|---|---|---|
青学大 | 1 | 16:53 | 71 高橋簾 | 12 石川優介 | ー | PK |
法大 | 2 | 31:15 | 10 鈴木翔弥 | 29 石田和哉 | 66 新田谷兼翔 | PP |
法大 | 3 | 40:58 | 29 石田和哉 | 66 新田谷兼翔 | ー | ー |
法大 | 3 | 49:35 | 13 南陽向 | 72 土屋光翼 | ー | ー |
法大 | 3 | 59:57 | 29 石田和哉 | ー | ー | EN |
※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリング、ENはエンプティーを示しています。
メンバー
SET | FW | FW | FW | DF | DF |
---|---|---|---|---|---|
1 | 29 石田和哉(営4) | C 10 鈴木翔弥(営4) | 19 三田村哲平(営3) | 14 松井洸(法3) | 76 田畑秀也(法3) |
2 | 67 志田凌大(文3) | 86 伊藤俊之(法1) | A 23 沼田翔(法4) | 4 福島勇啓(文3) | 66 新田谷兼翔(人2) |
3 | 72 土屋光翼(法2) | 91 土屋光翼(法2) | 81 工藤将一郎(法4) | 16 糸崎勇(法1) | 27 小堀健祐(法3) |
4 | 9 近藤謙成(営2) | 13 南陽向(法2) | 24 石川亜蘭(文2) | 65 高橋颯人(営1) | 44 船越準平(法4) |
※GKは#31吉田駿太(文3)が先発出場。控えに#33伊藤崇之(法4)。
戦評
試合序盤、主導権を握ったのは青学大。法大のパック保持者に対しては素早いチェックと人数をかけ攻撃を分断。攻撃に転じた際には少ない人数ながらも積極的攻め、法大ゴールに迫る。PK時の16分。ゴール前を固めて守る法大だったがDFのシュートが決まり先制を許す。
2P半分を超えたところで徐々に青学大の選手に疲れが見え、法大が攻め込む時間が増える。そして、31分のPPでこぼれ球を押し込んだ鈴木の得点で同点に追いつく。
3P開始わずか1分。自陣から新田谷が持ち込みGKをかわして放ったシュートのリバウンドを石田が無人のゴールに流し込み勝ち越しに成功。その後も南らが果敢に攻め青学大を翻弄。残り1分となったところで6人攻撃を仕掛ける青学大だったが石田のエンプティでとどめを刺した。
試合序盤は先制され下克上の雰囲気も漂っていたがエース石田の2得点で辛くも勝利した法大。合計7つのペナルティが苦戦を強いられた要因の一つとして挙げられる。次戦の相手となる慶大は昨季リーグ戦で2戦2敗と勝ちがない相手だけに一つのペナルティが命取りになりそうだ。(山﨑志馬)
選手インタビュー
吉田駿太
ー今日の試合を振り返って
最初相手に先制されて厳しかったですけど2ピリオドで追いついて尻上がりに法政らしいプレーに戻って行ったので良かったかなと思います。逆を言えば1ピリオドから出せなかったと言うのが来週の試合への反省かなと思います。
ー序盤の苦戦の要因
パックは支配できたんですけど難しいホッケーというか個人の力で持っていく場面が多かったです。ただ、2ピリオドから改善できたので良かったです。
ー全開の敗戦から取り組んだこと
前回自分はバックアップだったんですがその時から次の試合は自分が出ることはわかっていたので、上の順位に行くことは出来ませんが5位で終わって次のシーズンに繋げると言うことを意識しました。
ーキーパー争いについて
3人ともスタッフから見れば大体同じレベルだと感じていて春は3人のローテーションで回しているんだと思います。
ー1年生の印象
何人か試合に出て活躍してますけどまだまだ自分を出しきれずおとなしい感じがします。
ー次の慶応戦に向けて
自分が出るかどうかわかりませんが、どちらにせよ昨年から苦しめられている相手なので1週間準備して5位で春を終えたいと思います。
糸崎勇
ー今日の試合を振り返って
自分は3セット目からスタートだったんですけど緊張でガチガチになって普段通りのプレーができなかったんですけど3ピリオドになってやっと冷静に周りを見られるようになって少し落ち着いたかなと思います。
ー初めてのシーズンだが
まずは主力のセットに入って自分の精一杯のプレーでチームに貢献したいと思います。
ー先輩たちとの関係は
私生活は厳しい面もありますがしっかり優しく教えてくださるので頼りになる先輩です
ー次の今大会最終戦になるが
試合に出ることができたら自分精一杯のプレーをして体を張ってチームに貢献したいです。
フォトギャラリー
- 勝ち越し点、ダメ押し点を決めエースとしての役割を果たした石田
- ここまで全試合に出場している糸崎
円陣の中心には松井- 沼田も何度か惜しいシュートを放った
- PK時の守備体型
- 3点目は土屋が起点となった
- 吉田に声をかける田畑