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【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第4対 中大 『高さ』に苦戦し猛攻防げず。好調の波に乗り切れず悔しい敗戦

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【ハンド】2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第4節 対中大 『高さ』に苦戦し猛攻防げず。好調の波に乗り切れず悔しい敗戦

2018年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第4節 対中大
2018年4月22日(日)
日体大健志台キャンパス

現在連勝中の法大。第4節の相手は、昨季の開幕戦で大敗を喫した中大だ。エース・北詰明未をいかに抑えるかが勝負の分かれ目となる。スタートから相手のペースにのまれ、流れを作り出すことができない。連携のとれた相手の攻撃を跳ね返すことができず、一度もリードを奪うことなく30-38で敗戦。「勝てる試合」だっただけに悔しい負けとなった。

DSC 0120 R
山本晃の活躍もありオフェンスの流れは好調だった

試合結果

トータル試合結果

30
法政大学
13 前半 18 38
中央大学
17 後半 20
 

スターティングメンバー

背番号 ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
16 GK 深井亮太 理工4・浦和学院 0 0
3 CB 山本祐輝 社会3・浦和学院 4 17
25 RB 本田悠也 社会2・大分 1 5
5 LB 松岡寛尚 経済3・藤代紫水 4 31
22 RW 本田拓海 社会3・法政二 6 14
7 LW 田島走 社会4・藤代紫水 8 17
33 PP 橋口博隆 社会1・雄城台 1 10

交代選手

背番号 ポジション 選手名 学部・出身校 今節得点 今季得点
21 GK 仲村充 社会4・藤代紫水
2 CB 山本晃大 スポ健3・雄城台 6 14
4 LB 沖山葉太 スポ健4・法政二 0 0
9 PP 中惣康介 経済3・小松 0 0
10 PP 黛祐貴 経済4・富岡 0 2

 

試合後順位表

順位 大学名 勝-分-敗 得点 失点 得失点 勝ち点
1位 早稲田 4-0-0 114 102 12 8
2位 筑波大 3-0-1 114 84 30 6
3位 日体大 2-2-0 114 96 18 6
4位 中央大 2-0-2 115 107 8 4
5位 法政大 2-0-2 117 117 0 4
6位 国士舘 2-0-2 89 95 -6 4
7位 日本大 1-1-2 108 117 -9 3
8位 東海大 1-1-2 84 98 -14 3
9位 明治大 1-0-3 90 105 -15 2
10位 順天堂 0-0-4 101 125 -24 0

※9位と10位は2部との入れ替え戦へ
※勝ち点が同点の場合、対戦間の勝敗によって順位を決定する

 春季リーグ 結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月14日(土) 筑波大 ●19-30(詳細) 日本大八幡山
2 4月15日(日) 東海大 〇37-20(詳細) 日本大八幡山
3 4月21日(土) 日本大 〇34-27(詳細) 国士舘大多摩
4 4月22日(日) 中央大 ●30-38 日体大健志台
5 4月29日(休) 国士舘 明治大和泉
6 5月3日(休) 明治大 日本大八幡山
7 5月4日(休) 順天堂 日本大八幡山
8 5月12日(土) 日体大 国士舘大多摩
9 5月19日(土) 早稲田 国士舘大多摩

 

戦評

 試合開始からすぐにペースを奪われた。速攻による先制を許すと、その後も四方から飛んでくる中大の多彩なシュートが次々と決まる。法大も松岡寛尚(経3)や山本祐輝(社3)らが、上からシュートを放ち得点を稼ぐも、高さのある中大ディフェンスの壁をなかなか突破できない。だが、9分時点には3-7と離された点差も、田島走(社4)、本田拓海(社3)が3連続でサイドシュートを沈めると1点差にまで追いつく。しかし、直後に相手にも3連続得点を許し、点差は再び4点に。今季は後半出場がメインであった山本晃大(スポ3)も早々に投入し、態勢を整えようとするが、中大の勢いは止められない。非常に高い打点から放たれるシュートは、ディフェンスの上を突き抜けゴールへ一直線。次々に得点を重ねられ、前半は13-18と苦しいものとなった。

 後半はパスが良く回り、セットオフェンスでの得点が増え始める。35分には17-20と3点差にまで詰めたものの、ディフェンスは変わらず苦戦。「うまくはまらずに相手に翻弄されてしまった」と振り返るように、相手エースの北詰明未を封ずるために試みた1:5ディフェンスも機能しない。そして最後は北詰に38得点目を許し敗戦。30-38とハイスコアなゲームとなった。
 
 今季の法大の勝利パターンは、序盤に広げたリードを保ったまま試合を終えるというものだ。これからは苦しい戦況に陥った時に、どのようにチームを立て直していくかが試されるだろう。次節対戦するのは、昨年のインカレ優勝校の国士大だ。今季は開幕戦から連敗を喫した国士大だが、現在は調子を取り戻し始め連勝中。勢いづく実力校を相手にどのような戦いを繰り広げるのか。目標とするベスト4に食い込むためにも、一戦必勝の思いで臨んでほしい。(飯島愛未)

選手コメント

沖山葉太

―今日の試合を振り返って
とても悔しいです。筑波大戦に負けたときは、「これは勝てないな」と思いましたが、今日の中大戦は勝てる試合だったので悔しいです。

―今日の敗因は
ディフェンスが崩れたことです。今日の試合では新たな試みとして1:5ディフェンスを取り入れたのですが、それがうまくはまらず相手に翻弄されてしまい、38失点という大量失点に終わりました。ディフェンスが築ければ、即攻にも繋げ、点も取れるので次戦への反省点です。

―中大への対策は
エースの北詰選手へのディフェンスを厚くするために、1:5ディフェンスで試合に臨みました。しかしアダム選手が出てきたことでマークをしなければならない選手が2人になりました。それでどちらにいけばいいのかわからず、エースに仕留められてしまいました。

―直近の勝利を収めた2試合との雰囲気の違いは
勝てた試合はリードすることができていたので、気持ちの余裕もありそれが点数につながっていました。逆転をするという試合をまだ経験していないので、いい雰囲気を作ることができませんでした。次からはいい雰囲気を作りも心がけたいです。

―次節まで1週間ありますが
昨日の試合がすごくよかったので、負けを引きずらずにいいところだけを引き継いで、勝てる雰囲気を練習中から出していきたいと思っています。

山本晃大

—今日の試合を振り返って
オフェンスは結構イメージ以上にできたので、ディフェンスがちょっと全然だめだったなと思います。エースの明未さんを止めないと、という意識だったんですけど結局止められなくてそこが今後の課題かなと思います。

—この試合ではサイドをよく使っていた印象でした
めっちゃくちゃ(田島)走さんを信頼してるんで、パス出したらシュートを決めてくれるだろうと思って使いました。

—中大に対しての苦手意識は
ディフェンスが高くて、上からは簡単に打てないな、と思います。

—中大のOFについて
個人技がすごい、なおかつチーム力もあるなと感じてます。

—次節までは1週間空きますが
次に対戦する国士大はチーム力のあるチームだと思います。今日出た課題はディフェンスだと思うんですけど、ディフェンスを1週間で修正してまた頑張りたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0101 R1年生ながらスタメンが定着しつつある橋口
  • DSC 0115 Rパスカットからの得点で会場を沸かせた山本祐
  • DSC 0178 R松岡はディフェンスの上から得点を狙う
  • DSC 0120 Rディフェンスに切り込みシュートを放つ山本晃

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