【アイスホッケー】第92回日本学生選手権大会 準々決勝 対日体大

 

アイスホッケー

【アイスホッケー】第92回日本学生選手権大会 準々決勝 対日体大 大量7得点の圧勝! 14年ぶりにベスト4進出を決めた!  

第92回日本学生選手権
2019年12月27日(金)

日本製紙アイスアリーナ

 ここまで順調な勝ち上がりを見せ勢いに乗る法大。ベスト4進出をかけた準々決勝の相手は秋季リーグ戦でも対戦した日体大だ。法大は、第1ピリオドに2点を決めると相手を突き放し、最終的に7得点を奪い圧勝。この結果により、法大は14年ぶりとなるインカレベスト4進出を決めた。

 

DSC 0670 00001 R土田のゴールでチームを勢いづける

試合結果

トータル試合結果

7
(50)
2(12) 1P 0(8) 1
(21)
4(25) 2P 1(6)
1(13) 3P 0(7)
法政大学 PSS 日本体育大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています

メンバー

SET FW FW FW DF DF
1 19三田村哲平(営4) 48小西遼(人4) 91土田啓太(法3) 14松井洸(法4) 21栗原皐成(法2)
2 24石川亜蘭(文3) 92土屋光翼(営3) 32 古川憂人(人1) 4福島勇啓(文4) 5菊池聖(法1)
3 18金子凌大(法2) 67志田凌大(文4)  77安藤永吉(法1) 76田畑秀也(法4) 27小堀健祐(法4)
4 8小金澤太一(法2)  9近藤謙成(営3) 13南日向(法3) 16糸崎勇(法2) 71竹中海斗(文3)

※GKは#39中島康渡(法3)が先発出場。控えに#31吉田駿太(文4)
※G(A):安藤(小堀)、栗原(小西、松井)、松井(金子、志田)、古川(三田村、松井)、土田(小西、栗原)、松井(三田村)、小金澤(田畑、土屋)

戦評      

 

 ここまで順調に勝ち上がり勢いに乗る法大は、ベスト4進出をかけた試合に挑んだ。相手の日体大は、秋リーグでも対戦し法大が2勝を収めている。立ち上がりから流れを作ると、開始3分に安藤永吉(1)が昨日に引き続き先制点を決める。その後のPPのチャンスでは得点できなかったものの、16分には栗原皐成(2)のショットがゴールに吸い込まれ追加点。堅実な守備で相手に隙を与えず、2点リードでこのピリオドを終える。

 しかし、第2ピリオド開始直後に1点を返されてしまう。その後は相手の猛攻もあり一進一退の展開が続く。なかなか次の1点が出ない中、27分に松井洸(4)が追加点を決めると勢いを取り戻す。古川憂人(1)や土田啓太(3)、松井のこの日2点目となる追加点もあり徐々に相手を突き放していく。このピリオド4点を追加し、6-1と大きくリードを広げる。

 最終ピリオドでは、5点リードの中余裕を持ったプレーを見せる。法大の素早いチェックで思うような攻撃の形を作れなかったか、相手の集中力が途切れ始め、終盤は法大ペースに。ラスト3分に小金澤太一(2)のショットがゴールネットを揺らし、7-1の圧勝を収めた。

 この結果、法大は14年ぶりとなるインカレベスト4進出を決めた。しかし、チームの目標はあくまでも優勝。ここで決して満足することなく、優勝だけを見据えて上位との戦いに挑む。明日の準決勝の相手は、インカレ3連覇中の宿敵・明大。これまでの勢いを落とさず、チーム一丸となって何としても勝ち切りたい。(守本咲希)

インタビュー

福島勇啓

―今日を振り返って
最終的には点差がついて良かったと思うのですが、途中で1点差になったときにチームの雰囲気が良くなかったときに持ち直せたのが良かったと思います。

―日体大の印象
結構走って当たってくる印象はあって、今日も相手の1番手2番手がすごく速くて、結構(対応に)詰まったところはあったので、そういうところが日体大の良いところでもあったし、自分たちがもっと対策できたら良かったですね。

―今日の試合に向けて準備したことは
全員が体のケアをトレーナーにしてもらったり、各自で運動したり、全体で何かをやったわけではなかったですがそれぞれが個人で準備していました。

―守備面の統率が取れているように見えましたが合宿でかなり取り組んだのですか
こっち(釧路)に来てからの合宿で守りについてもう一度確認して、全体のポジションの確認からやり直して、それが結果につながりました。

―2試合でそれぞれ1失点、守備の手応えは感じていますか
(失点)ゼロでいけたところを失点しているところもあるので、ゼロで抑えられなかったところを反省したいですね。

―このチームでできるのも残り少ないですが、思うところはありますか
久々に(大会)最終日まで残れるところもありますし、ここまで来たので最後は優勝して終わりたい思いが強いです。みんなで最後頑張りたいです。

―準決勝に向けて一言
リーグ戦で2試合落としてる相手ですが良い試合はできていたので、勝ち切って最後優勝を目指したいです。

 

志田凌大

ー今日の試合を振り返って
明日の明大戦に向けて良い内容で終われるようにという話だったんですがその通り終われてよかったです。

ー昨日の試合に引き続き1Pから試合が動く
立ち上がりから点が取れてるのは良い傾向で今年の課題としていた部分なので成長が見られるかなと思います。

ー序盤はディフェンスの時間が長くあった
ディフェンスの時間はあったんですけど各セットで役割を全うできたので良かったです。

ーシュートを打たせないディフェンスが今年のチームは多い
体を張ってシュートブロックというのはスタッフからよく言われているので意識してます。

ー3点目のシュートから流れが法政に
たまたま合わせてアシストになったんですけどみんながしっかりやってくれたのでタイミングが良かったかなと思います。

ー終わってみれば大量リードで試合を終えました
リーグ戦では上の順位に来ているのに毎年油断してギリギリの試合になるんですけどそこも成長できてるのかなと思います。

ーこれでベスト4進出
ここまで来たからには優勝したいですし、そのための準備をしていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

    • DSC 0670 00001 R土田のゴールでチームを勢いづける
    • DSC 0232 00001 R攻撃でもチームに貢献する栗原
    • DSC 0436 00001 R堅実な守備を見せる田畑
    • DSC 0395 00001 R小堀の素早いチェックで相手の攻撃を封じる
    • DSC 0352 00001 R追加点を決め相手を突き放す

 

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