【水泳】ジャパンオープン2016(50m) 最終日 渡邊が自己ベスト更新で4位入賞!!
ジャパンオープン2016(50m)
2016年5月22日(日)
東京辰巳国際水泳場
3日間の戦いもとうとう最終日。男子主将の渡邊一輝(社4)が自己ベストを更新し、堂々の4位入賞を果たした。またメダル獲得者は出なかったものの、今大会最多の7名が予選を突破。今後の飛躍を予感させる形で大会を終えた。
試合結果
予選結果(女子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
50㍍背泳ぎ | 13位 | 小林江舞 | 29秒40 | B決勝進出 |
20位 | 白井早弥香 | 29秒67 | B決勝進出をかけたスイムオフに進む | |
34位 | 宮崎ひな乃 | 29秒98 | ||
50㍍自由形 | 8位 | 青木智美 | 25秒95 | 決勝進出 |
100㍍バタフライ | 31位 | 湯尻和佳 | 1分01秒51 |
予選結果(男子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
200㍍個人メドレー | 15位 | 齊藤凌 | 2分04秒54 | B決勝進出 |
37位 | 林寛人 | 2分05秒52 | ||
50㍍背泳ぎ | 10位 | 管谷諭 | 26秒23 | B決勝進出 |
31位 | 内藤良太 | 26秒84 | ||
50㍍自由形 | 36位 | 平沼晃多 | 23秒56 | |
39位 | 松田優太 | 23秒62 | ||
100㍍バタフライ | 18位 | 林孝晟 | 53秒91 | |
200㍍平泳ぎ | 2位 | 渡邊一輝 | 2分11秒26 | 決勝進出 |
16位 | 長井琢磨 | 2分13秒86 | B決勝進出 |
スイムオフ
種目 | 順位 | 名前 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
50㍍背泳ぎ | 1位 | 白井早弥香 | 29秒19 | B決勝進出 |
B決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
男子200㍍個人メドレー | 7位 | 齊藤凌 | 2分04秒26 | |
女子50㍍背泳ぎ | 2位 | 白井早弥香 | 29秒39 | |
6位 | 小林江舞 | 29秒67 | ||
男子50㍍背泳ぎ | 4位 | 管谷諭 | 26秒20 | |
男子200㍍平泳ぎ | 5位 | 長井琢磨 | 2分13秒73 |
決勝結果
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
女子50㍍自由形 | 7位 | 青木智美 | 25秒95 | |
男子200㍍平泳ぎ | 4位 | 渡邊一輝 | 2分10秒10 |
※決勝…国内選手上位8名と海外選手上位2名の10名で行う。
B決勝…海外選手を除く9位から16位の国内選手のみで行う。
※B決勝・決勝進出について、同記録で予定人数を超えた場合は、スイムオフを行う。
戦評
予選
3日間の戦いも最終日を迎えた。
最初に登場したのは男子200㍍個人メドレーの齊藤凌(経3)と林寛人(経2)。これが今大会4種目目の出場となった齊藤だったが15位でB決勝進出となった。林寛は得意のバタフライから組み立てるレースをするも37位に終わった。
女子50㍍背泳ぎでは小林江舞(スポ4)は13位に入りB決勝進出を決めた。宮﨑ひな乃(経2)は飛び込みで好反応を見せるも後半に失速し34位。100㍍、200㍍での勝負となるインカレへ向け持久力強化を目標に掲げた。白井早弥香(現1)は20位同着になり、スイムオフへ。独特の空気感からか緊張を見せていたが見事に勝利。小林と共にB決勝進出となった。
続く男子50㍍背泳ぎで「これが50㍍を泳ぐ最後の大会」と語っていた管谷諭(経4)は決勝進出を狙いレースに挑んだ。しかし結果は9位に0秒03差の10位となりB決勝に進むことになった。内藤良太(人1)は「力みすぎてしまった」と31位に終わる。
女子50㍍自由形の青木智美(社4)は8位で決勝進出となり、出場3種目全てでの決勝進出という目標を達成した。
男子50㍍自由形。松田優太(経4)と平沼晃多(経1)はレースを通じてスピードが上がらず、平沼は36位、松田は39位に終わった。
女子100㍍バタフライの湯尻和佳(スポ2)は長い不調に苦しみ続けていた。日本選手権では自己ベストよりも2秒近く遅い結果になったことで、今大会に向けても気持ちを引きずってしまい「自信を持ってレースをできなかった」と31位に終わる。しかし日本選手権時よりもタイムを伸ばし復調の気配を見せた。
男子100㍍バタフライの林孝晟(経2)は18位となり惜しくも予選敗退となった。
最終種目は男子200㍍には渡邊と長井琢磨(経4)が出場。渡邊は序盤からハイペースで入り、隣を泳ぐ瀬戸大也(JAPAN)よりも先着し、2位で決勝進出となった。長井は前半から攻めていくことができず「(泳ぎが)ガチャガチャだった」と悔いるも16位でB決勝進出となった。(飯田翼)
B決勝・決勝
午後からは決勝種目が開始され、最初にB決勝の面々が登場した。まずは200㍍個人メドレー。「まぐれでもう一回泳げるのでレースを楽しみたい」と、予選後話した齊藤はけがの影響もあってか7位に終わる。満足のいく練習が積めていない状態でのB決勝進出は、今後への自信になっただろう。
女子50㍍背泳ぎは小林とスイムオフで勝ち進んだ白井の2名がB決勝へ。初のB決勝に進んだ白井は2位と健闘。しかしながら自身が準決勝でマークしたベストタイムには及ばず悔しさをにじませた。今回の結果をメイン種目の100㍍に生かし、インカレでは目標の決勝進出に期待したい。6位の小林は得意のスタートはうまくきったが、バサロとのつながりに欠けてしまった。2日前のバサロは良かっただけにインカレに向けて精度を上げていってもらいたい。
「50㍍を背泳ぎを泳ぐ最後の機会」と話した管谷が50㍍背泳ぎB決勝へ。スピードには自信を持っており、トップでのゴールを目指すも4位に終わった。
続いて決勝種目。法大からは女子50㍍自由形で青木が、男子200㍍平泳ぎで渡邊が出場した。
青木は順位こそ7位だったが、今大会出場種目すべてで決勝に残り自身も満足気な様子。今後は五輪に向けてスピードと持久力の両面を磨いていく。目指すはリレーでの日本新とその先のメダル獲得だ。渡邊は表彰台まであと0.01秒に迫る泳ぎをみせた。本人は悔しがったが、同時にベストタイムの更新とインターナショナルタイムCの突破を果た収穫のある内容になった。選手として、主将としてこれからもチームをけん引していくだろう。
全体的に際立って悪い内容もなく、まずまずの内容といった今大会。「チームも日に日にまとまりつつある」と渡邊主将も語る。ただ、インカレに向けてもう1つ高いレベルに底上げしたいところ。各々のレベルが上がってくればより一層”強い法大”が期待できる、そんな可能性を感じる大会でもあった。(宮坂天)
選手コメント
渡邊一輝
―レースを振り返って
表彰台まで0,01で負けたっていうのは悔しいですね。ただベストのタイムは更新したのとインターナショナルタイムCは突破できたのでその点は良かったと思います。
―これまでの自己ベストは
2分10秒70でした。
―調子が良くない中で大会を迎えれたという話だったが、今日のレースに調子を持ってこれた要因とは
トレーナーさんに体のコンディショニングをしてもらって、会場に入ってから調子が上がったことがタイムの上がった要因だと思います。
―ここに向けた練習を基本的なことの繰り返しと言っていたが具体的には
速いタイムで続けて泳ぐ、苦しい中でもいい泳ぎを続けるということをやってきました。
―渡邊選手の活躍に同じ大学で同学年で日本代表に選ばれた青木選手の影響はありますか
学部も学科も同じでゼミも一緒なので、1年生の時からいろんな水泳の話してました。あいつは有言実行してオリンピックの日本代表になってかなりいい刺激になっています。
―主将として今大会を振り返ると
チーム全体で見たらそんなに悪い人もいなくて大体の選手がそれなりのタイムで泳げているので、地力がついているのかなという感じはあります。でもインカレで戦うには一歩足りないのかなと結果で見えたので、もうワンランクアップしないとインカレでは戦えないと思います。
―インカレに向け法政らしい熱いチームを作るという話をされていましたが
日に日にチームはまとまっていて熱い気持ちが芽生え始めていて、少しずつですけど理想のチームになりつつあると思います。
―インカレに向けた練習は
得点を取れるレベルにいる選手がもうワンランクアップして、上のレベルを上げていくレベルの高い練習を積み重ねていけたらいいかなと思います。
―レベルの高い練習とは
強度の高い練習をするとチームの上と下でこなせる人こなせない人が出てくると思います。どもそこでこなせない人に合わせるのではなく、こなせる人にターゲットを合わせてハードな練習をしていきます。
―インカレでの目標を
個人ではもちろん優勝を目指して、チームでは必ず男子のシード権奪還に向けて頑張っていきたいと思います。
青木智美
―レースを振り返って
ベストが出てあわよくば表彰台と思っていましたが、全然届かなかったのです。今日は決勝に残るのが目標だったので目標を達成して良かったかなと思います。
―日本代表として恥ずかしくないレースをという話でしたが
難しいところですけどそこそこな泳ぎはできたと思います。
―3日間を振り返って
この試合で自己ベストを出して次につなげたかったのですが、出すことが出来ず、悔しいです。でもすべてで決勝に残れたことは次につながるいい経験だったかなと思います。
―オリンピックに向けて取り組んでいきたいこと
リレーの引継ぎで1分56秒、57秒っていうタイムが必要になってくるのでそれを出すためにも前半のスピードや前半からいった時の後半の粘りを強化していけたらいいなと思います。
―五輪への意気込み
リレーで去年出来なかった日本新を出して、決勝に残って終わったときに「すごくいい夏だった」と言えるようにしたいと思います。
白井早弥香
(予選後)
―今のレースを振り返って
ベスト+0.2秒くらいだったんですけど、自分の調子だとベストくらいでこれると思っていたので、悔しかったです。
―調子は良いということですか
良い方です。
―前回のレース(100㍍)の時に、100㍍がメインとおっしゃっていましたが、50㍍は苦手意識があったりするのですか
苦手ではないです。 200㍍の方が苦手です。
―1年生ですけどチームの雰囲気はいかがですか
練習中も先輩方とみんなで一緒に声を出しあって、高めあって練習できる環境が私にあっていて、とても楽しいです
―ちなみに参考になる先輩はいらっしゃいますか
参考になる先輩は主将の渡邊一輝さんです。 すごいストイックで自分の芯があって、いつも一生懸命頑張っている所を尊敬しています
―最後に、これからの目標を教えて下さい
1年生なんですけどインカレでちゃんとA決勝に残って、しっかりチームに貢献することです
(B決勝後)
―レースを振り返って
―レースを振り返って
今日3本目のレースになってB決勝は人生で初めて残れて、楽しいレースが出来たんですけど、2本目のレースが自己ベストで一番速かったので超えられなかったのは悔しいです。
―これまでの自己ベストは
29秒4でした。
―レースの中で意識したことは
後半の泳ぎが遅くなってしまうので後半粘って粘ってタッチまで突っ込めるように意識はしました。
―後半遅くなる原因は
スタミナ不足です。
―調子が良い中で臨んだということだが、どういった部分で良さが分かるのか
泳いでいるときに体のポジションが高いときや腕を掻く感覚のいい時が調子のいい時です。
―スイムオフに臨む心境は
どうしてもB決勝に残りたいという気持ちが強かったので全力で行きました。
―メインが100㍍であるなかで50㍍に出る意図は
私は100㍍のレースも前半型です。前半突っ込んで後半どう粘るかが私のレースなので、この50㍍で100㍍の入りを上回れるようなレースをするのが50㍍のレースだと思います。
―今後へ向け
大きな大会はインカレになるがその前に法明立と法関戦ががあるのでそこまでに100㍍のベストを更新して200㍍でもベストタイムを出してインカレでは決勝に残れるように頑張りたいです。
管谷諭
(予選後)
―今のレースを振り返って
―今のレースを振り返って
50㍍なんで思い切ってやるだけと思ったんですけど、まぁベスト更新という所に届かずっていうのが悔しいですね
―このレースで見えた課題や収穫などはありますか
いや、このレースはインカレにもない種目なのでインカレの100㍍につながるようなスピードを出すレースをしようかなあと思って、思い切っていきました
―それでは、スピードが課題ということですか
いや、スピードには自信があるので、そこに磨きをかけるという意味ですね。
―前回100㍍を泳いで50㍍で修正したことはありますか
テンポのスピードっていうよりキャッチを強く意識して泳ぎました。
―前回どんどん思い切って50㍍は泳ぎたいと言っていましたが、そのあたりは出来ましたか
思い切って泳げたので、悔いはないです。
―次に向けての意気込みをお願いします
多分B決勝には残ってると思うので、そこでまた頑張ります。
(B決勝後)
―レースを振り返って
50㍍背泳ぎを泳ぐ最後の機会になると思ったので、自己ベストの更新とB決勝の優勝を狙ってたんですけど、力及ばずって感じです。悔しいですけど一番いいレースが出来たかなと思います。
―目指していたベストタイムというのは
26秒15,16っていうのが高校生の時に出した記録です。最後に記念に25秒台を出したかったですけど、ダメでしたね。
―B決勝進出となってしまったことで心境の変化は
この大会はずっとB決勝だったので決勝に残りたいという気持ちが強かったです。予選を泳いで0,03秒決勝に及ばずというのが悔しかったですけど、気持ちを切り替えてB決勝を頑張ろうと思いました。
―予選を泳ぎ切った後で次の組のタイムを気にしていたが、誰か気になる選手がいたのか
自分が3組目だったのであとの組の人たちが何秒くらいで泳ぐのかによって自分が決勝残れるか残れないかの計算をしてただけです。
―次の大きな大会はインカレですが、そこで4年として求められる役割は
100㍍背泳ぎに出場する予定です。それとチームのメドレーリレーにも出る予定です。そこで4年としてチーム全体を引っ張れるような記録を出したいと思います。
―昨年のインカレ時にリレーだけでなく個人でもという話がありましたがその真意は
去年のインカレのメドレーリレーの決勝で出したラップタイムが56秒1で、個人の時に出したタイムが56秒9で19番でした。目標としていた決勝どころかB決勝にも進めず得点を一点も取れないという状況だったので、今年は最後なんで決勝残ってしっかり点を取ります。
―一緒にチームを引っ張ることになる渡邊主将はどんな存在なのか
人間性でもしっかりしてて、記録の意味でもチームを引っ張っていける大きな存在です。同期としても憧れで、負けないように肩を並べていきたいと思います。
―改めてインカレへ意気込みを
何を言っても最後なんで悔いのないレースをします。
長井琢磨
(予選後)
―レースを振り返って
―レースを振り返って
全然ダメです。ベストからは近いんですけど、隣に競って負けたのもあります。泳ぎがはまらずレース展開も想像してたレースプランとは違いました。キックが最後かからなかったかなと思います。トータルして良くないです。
―ベストタイムとは
2分12秒台です。
―想定していたレースプランとは
前半から攻めていく泳ぎの予定でした。ただ最初の50㍍ががちゃがちゃ行き過ぎて、次の50㍍で抑えてしまったのが弱いところだなと思います。プランとは違いました。
―去年のこの大会でベストを更新していて相性がいい大会という印象がありましたが
去年は日本選手権に出てなくて、この大会一本だけでした。ただ今年は日本選手権にも出て、ここにも出てという違いがあります。相性がいいいうよりは去年は調整がうまくいっただけです。
―泳ぎの中でいかに抵抗をなくしていくかという話をしていましたが
その面はできていると思うので生かしつつターンはきが出来るようにしていきたいです。
―日本選手権からのジャンプアップをという話でしたが
停滞しているというか逆に停滞している気がします。練習のきつさからしても夏場のほうが頑張れてたので、これから9月のラストレースに向け練習していきたいです。
―同じ学年に同じ種目の渡邊選手がいることは
練習でずっと隣で泳いでいるのですべてが刺激になってます。
―インカレに向けた意気込みを
2分12秒前半か11秒台を出さないと戦えないので、そこ目指して頑張ります。
(B決勝後)
―今のレースを振り返って
攻める泳ぎを意識しようとしましたが、自分の強みはストロークだと思ったのでストロークに切り換えました。
―予選から改善しようと思ったこと
予選ではバタついてしまったので伸びの泳ぎを意識しました。
―レースプラン通りにいきましたか
もう少し後半でスピードを上げたかったです。
―インカレまでに取り組みたいこと
レース後半で競り負けない為のメンタルとフィジカルを鍛えていきたいです。
小林江舞
(予選後)
―レースを振り返って
レース内容が全く良くなかったので決勝には進めないんだろなと思ってるところです。
―スプリントが得意という話でしたが
今日のレースでも生かせてるつもりなんですけど、少し最初のほうで緊張して空回りしてしまったので、あまり生かせてなかったかなと思います。
―B決勝進出になりましたが意気込みを
B決勝にはなってしまったがベスト更新を目指して頑張っていこうと思います。
(B決勝後)
―今のレースを振り返って
予選のレースでは回転が足りないと思ったので回転を重視しました。
―スタートが良かったですが特に意識していましたか
スタートはもともと自分の武器なので意識していました。しかし、その後のバサロにつなげることができませんでした。
―2日前のレースから改善しようと思ったことは何ですか
2日前のバサロが良かったのでさらに磨いていこうと思いました。
―インカレに向けた目標
個人種目で決勝進出、メドレーリレー3番、女子総合で3位以内が取れるようにチームで頑張りたいです。
齊藤凌
(予選後)
―今のレースを振り返って
大会前に怪我をして練習ができなっかたので不安だったんですけど、やれることをやった結果がこのタイムになったと感じています。
―前回の大会(日本選手権)でスタミナとスピードのバランスが課題と言っていたが、こちらは何か手応えはありましたか
自分が足をけがをしてしまっていて、ずっと腕だけの練習しかできていなっかたので、その課題が達成されたかと言われたら、まだできていない部分があるので9月のインカレに向けてそこをちゃんとやっていきたいなあと思います。
―怪我の方は大丈夫ですか
日本選手権のときにけがをしてしまって、まだ無理できる状況じゃないので状況を見ながら、しっかりやっていきたいなあと思います
―日本選手権際に自分と他の選手との差が見えたとおっしゃっていましたが、そのあたりは埋めれてきていますか
さっき言ったとおり(けがで)腕の練習しかしていないので、まあ何とも言えないんですけど腕の部分は強化できていると思うので、これからも腕の部分を落とさずに次足をいれてバランスを取っていけたらなあと思います。
―次のレースに向けて意気込みをお願いします
まぐれでもう一回泳げるので、そこはまた予選と違って雰囲気が違うので、また楽しんでレースできたらなあと思います。
(B決勝後)
―今のレースを振り返って
予選よりタイムが上がったので良かったです。
―レースプラン通りにいきましたか
前半からスピードを出していこうと思いましたがあまりスピードが上がってきませんでした。
―3日連続のレースということで疲労も溜まっていましたか
疲労は溜まっていました。しかし、インカレも3日連続でレースがあり、リレーにも出場するのでこれも練習の1つとしてレースに臨みました。
―インカレに向けて改善したいこと
まず、けがを治して、スピードだけでなく持久にも力を入れていきたいです。
―インカレでの目標
個人でもリレーでもA決勝に残って、法政のシードを取り返すことです。
林孝晟
―今のレースを振り返って
ベストタイムだったのと53秒台を目指していたので、それが出せて良かったかなと思います。
―200㍍のB決勝にも進出して、調子がいいとも聞いてるんですけど、そのあたりは調整とか練習がうまくいっているのですか
練習はかなりいい感じにできていて、今回の大会に臨めていると思うので練習の成果が出ているのかなあと実感しています
―今年は2年生になって、新入生が入って先輩になったことでの気持ちの変化がこの好調の要因だったりするんですか
そうですね、一つ下のバタフライの選手が何人か入ってきているので、僕が引っ張るじゃないですけど、まぁしっかり結果でコーチにも先輩にも後輩にも恩返しだったり、背中を見せることができればなあと思います
―次の大きな大会であるインカレに向けての目標
個人でA決勝に残ることです
―そこに向けて何か取り組んでいくこととかはありますか
今から夏場に入って、合宿とか追い込み期間が始まってくると思うので自分をしっかり鍛えていけたらなと思います。
湯尻和佳
―レースを振り返って
大学入ってから思うようなレースが出来ていなくて、今日はタイムを残したかったです。でも選手権のタイムが少し悪かったところから気持ちが引きずってる部分もあり、自信を持ってレースに臨めていないので悔いの残るレースになってしまいました。
―大学入ってからの不調の原因は
環境が変わって自分の思うように練習が出来なかったり、先輩に気を遣ってしまう部分があると思います。自分の実力不足もあるとは思うが、変に考えすぎてることある。高校時代まで行けてたところが少し考えすぎて出来なかったらどうしようという不安がある。そういうことから、練習自体は良くできているはずでも試合で力が発揮できないことが続いていると思います。
―してきた練習は
選手権に向けた時に調整しすぎてしまって練習量を落としてしまった。この大会に向けては先週まで強化を続けて、練習量を落とさないで最後まで持つような練習をしようと思って臨みました。
―具体的な練習の中身は
バタフライで長い距離を泳いでみたり、自由形でも泳ぎこんだりしてました。選手権前は1日4000㍍くらいでしていたものを先週までは6000㍍くらいを午前、午後で泳いできました。距離を泳いだことに加え疲労もたまってきているので1週間くらいの調整でこの試合に臨みました。
―以前、泳ぎこみだけでなく泳ぎを定めることをすると言っていたが
選手権の時は泳ぎが崩れてしまって、手と足のタイミングがバラバラでした。そこを1か月くらいドリルで直してきて、今はだいぶ改善されてきています。ただビデオを見ないと分からないが試合ではまだバラバラかもしれないですし、意識しないでも泳ぎを定めていけるようにしていきたいと思います。
―今後の練習は
もうちょっと記録を残したかったが、選手権よりは上がってきていていい練習もできています。インカレを意識するとこのタイムでは戦えないので、59秒台、58秒台を目指した練習をしたいです。200㍍バタフライが今は泳げないですけど200㍍も泳げるような体力をつけていく練習もしていきます。
―今後の目標
今年の目標はインターナショナルタイムを切ることです。オリンピックという目標は程遠い結果になってしまったのですがオリンピック選手に負けないくらい少しでも存在感を見せていけたらと思っているので、インカレでは表彰台を目指して頑張りたいです。
内藤良太
―レースを振り返って
50㍍だったのですこし力むだろうなとは思っていたが力みすぎてしまいがちゃがちゃした泳ぎになってしまいました。
―力みの原因は
50㍍なので誰でも決勝やB決勝が狙える位置にいるので、残りたい気持ちから力が入りすぎたんだと思います。
―隣のレーンで出場予定だった古賀選手が棄権した影響は
特にないです。むしろ決勝に進める枠が一つ空いたと思って、チャンス生かしたかったなと思ってます。
―得意な距離は
得意と言い切れるものはないです。100㍍があっての200㍍で、200㍍のための100㍍でもあるという関係なのでどっちがというものはないです。
―法大進学の理由は
自分が練習したいという環境にあっていた。加えて法政大学水泳部の団結力があるチームだと思ったので、入ろうと思いました。
―今大会に向けての練習は
大会はいきなり1本泳がなければいけない形なので、練習では1本1本を大事にする練習をしてきました。
―今後への意気込み
インカレもあるので大学の足を引っ張らないようにリードしていけるような選手になりたいです。
宮崎ひな乃
―レースを振り返って
練習と同じようなタイムなので納得はいってないです。
―飛び込みの反応速度が速かったが
いつもリアクションはいい方なので自信はあります。
―50㍍に自信がある理由とは
持久力があまりないので自然と50㍍が一番得意になります。ただ今日は遅いです。
―今大会に向けては
少し調整してきました。それでタイムが出ないのは悔しいです。
―今日狙っていたタイムは
ベストが29秒8なのでベスト更新を狙ってました。
―今大会を振り返って
一応自信があったが100㍍も50㍍も良いタイムではなかった。インカレに向け頑張っていきたい。
―今後に向け
インカレは100㍍と200㍍なので持久力をつけて、後半で落ちすぎないように少しでも勝負できるように頑張っていきたいです。
平沼晃多
―レースを振り返って
思っていたよりもタイムが出なかったです。体動かしたつもりなんですけど、ダメでしたね。
―狙っていたタイムは
23秒0くらいを狙ってました。
―大学初のジャパンオープンですが
やっぱり周りが早いので圧倒されちゃいました。大学に入ると思うようにはいかないですね。
―スピード練習を重ねてきたという話でしたが
練習はしてきたがタイムに出てないのでまだ甘いなと思ってます。
―今後へ向け
本番はインカレだと思ているので、しっかり結果出していきたいです。
林寛人
―今のレースを振り返って
前半から行けてて後半も最後にちょっと浮いたくらいなんで、泳ぎのペース配分が良かったです。ただ、タイムが思ったより出なかったです。
―背泳ぎに入るときのバサロキックが長かったが意識はしているのか
バサロからじゃないとスピードに乗りにくいので、苦しくてもしっかり打とうと考えています。
―400㍍の借りを返すという話でしたが
ベストの+1.3秒くらいなので全然、いいとは言えないです。
―この冬してきた練習は
個人メドレー特有の泳ぎを切り替えるときのスイッチが大事なので、スイッチの練習をずっとやってきました。
―400㍍と200㍍の両方に出場したが得意な距離は
今回は400㍍に向けて練習していたので400㍍ですね。
―400㍍に向けた練習とは何を
前半の泳ぎをいかに楽に泳げるかという練習です。それは生かせたが最後で動かないというのが課題です。
―4泳法の中で軸となるのは
得意なのはバタフライです。
―今後へ向け
次は法明立です。対抗戦なので自分が点を取れるところは取っていきたいなと思います。
松田優太
―今のレースを振り返って
初めてのジャパンオープンだったんですけどもう少し集中することができたかなあと思います。
―この初めての舞台で緊張していたということですか
緊張はなかったんですけど、雰囲気にのまれたっていう感じですかね。
―このレースの課題や収穫はありますか
9月のインカレに向けては課題が残ったかなと思います。
―具体的な課題があれば何か教えてもらえますか
得意のスタートからの起き上がりであったり、泳ぎの部分であったり多く見つかったかなあと思います。
―インカレに向け自分の課題に対して取り組んでいくことを教えて下さい
日頃の練習の中から試合を意識して練習に取り組んでいくことですかね。
―最後に次に向けての大きな大会がインカレだと思うんですけど、この大会への意気込みをお願いします
50㍍の自由形は初日の朝の一番最初の種目なので、うまく法政の波を作れるようにタイムを出していきたいなあと思います。
フォトギャラリー
- 4位入賞を果たした渡邊
- 青木は全出場種目で決勝に進出
- 笑顔で入場する長井
- 齊藤は今大会4種目を泳ぎ切った
- B決勝進出を果たした1年の白井
- 青木はリオ五輪の壮行会に参加した