2020年度第87回関東大学リーグ戦
2020年10月11日(日)―11月29日(日)
アミノバイタルフィールド
『特別なシーズン』を戦い抜いた法政大学ORANGE。4戦3勝の健闘を見せるも日大戦の敗戦が響き、今年も甲子園への道は断たれた。それでもORANGEは一人の感染者も出すことなく、最終戦まで戦い抜き、多くの橙志あふれるビックプレーでファンに希望の光を与えただろう。今季を終えた選手たちに『特別なシーズン』を振り返ってもらった。第3Qは守備の中心選手として活躍した2選手の声をお届けする。
※取材は明大戦後に実施
2020年リーグ戦日程
| 節 | 月日 | 試合結果 | 対戦校 | 試合記事 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 10月11日（日） | ●34ー44 | 日本大学POHENIX | WEB |
| 2 | 10月31日（土） | 〇34ー0 | 東京大学WARRIORS | WEB |
| 3 | 11月15日（日） | 〇33ー21 | 中央大学RACCOONS | WEB |
| 順 | 11月29日（日） | 〇31ー23 | 明治大学GRIFFINS | WEB |
選手コメント（背番号順）
LB 山田敦也 (法2)
―今日の試合を振り返って
自分としては今日フォースダウンを2回止めたっていう結果を残せましたし、チームとしても勝利という形で最終戦を終えられてよかったなと思います。
―明大に対しての印象は
スカウティングも結構していて、やっぱり体形とかプレーも絞ることができて、スカウティングを生かしてプレーの予測とかも当てることができていたので、SAの人にも感謝したいですね。
―今シーズンを振り返って
今シーズンはコロナの影響で大変な時期だったんですけれども、ZOOMとかオンラインでいろいろ使ったり、あとは自分の短所を長所に変えるような取り組みをしてきました。具体的には、僕は体の柔らかさを手に入れたかったので、毎日ストレッチを欠かさずやっていたら結構開脚とかも開くようになって、動きも結構軽くなったと思うので、そういったところはよかったと思います。来年からも自分がやってよかったことは伝えながら、周りを巻き込んでやっていきたいなと思います。
―4年生に向けて
僕は1年生の秋から（試合に）出させてもらって、周りに4年生の方々がいたこともあってのびのびプレーできたということもあるので、本当に今の4年生には感謝しています。
―来シーズンに向けて
今のディフェンスは4年生が中心になって（試合に）出ている中で、その4年生が抜けてしまうんですけど、経験のある僕が引っ張っていきながらダイハードディフェンスっていうのを体現できたらなと思います。
―ファンの皆さんにひとこと
今年はコロナ禍で無観客という試合もあった中、最終戦で応援してくださったり、オンラインで配信もあったので、見てくれた人に感謝しています。ありがとうございます。
来シーズンもディフェンスリーダーとしての活躍に期待が懸かる山田（撮影・宮川昇）
DB 吉井勇輔 副将（現4）
―今日の試合を振り返って
4年生はリーグ戦最後の試合だったので、『finish』というテーマでやって、その『finish』という部分は達成できたかなと思うんですけど、個人的には惜しいプレーというか、ミスがあったので、そこはもっと上達していかなければ行けないのかなと思いました。
―ゲームテーマの『finish』はどのような経緯で
リーグ戦最終戦ということで、甲子園への道は限りなく低いんですけど、今までやってきたこと、特に4年生は４年間今までやってきたことを最後出し切って終わるという意味で『finish』にしました。
―『finish』は今日の試合で体現できたでしょうか
勝つことがやっぱり僕の中で『finish』になるのかなと思っていて、明治戦というのは僕が2年生、3年生の時に負けていて勝ってない相手だったので、勝って終わる、finishできたというのはすごい大きいのではないかなと思います。
―今季を振り返って
やはりコロナという状況で例年とは違うシーズンだったんですけど、その中でも幹部を含め4年生で話し合っていろいろなことを工夫してやりきりました。結果的には僕たちは『日本一』というのを掲げていたんですけど、それが達成できなくても色々な得られるものはあったのかなと思います。
―吉井選手はハドルでの声かけが目立ちました
4年生はもちろん最後のリーグ戦ということで、でも下級生は今年1年やってきて、それを出し切るという試合の位置付けだったので、学年関係なく出し切ってfinishをしようという話をしました。
―副将としての1年は
それこそコロナ禍でいろいろ例年とは違った状況だったんですけど、その中でもいろいろ話し合って工夫してできたのはよかったですし、開催そのものが危ぶまれてたので、そもそもアメフトできることに感謝しています。色々な人に支えられて、アメフトできているんだな実感できました。
―期待の後輩は
僕は川村ですね。同じポジションのセーフティーの川村です。川村選手には同じポジションとしてぜひ頑張って欲しいと思います。
―最後にファンに皆さんへ
４年間僕は大きなけがもなくやることができました。最初は自分自身ができれば良いなという気持ちでやっていたんですけど、そうではなくて色々な人に支えられて、色々な方々に応援してくれて、その中でアメフトが４年間できたのはすごいありがたいことですし、感謝しなきゃいけないと思っています。応援してくださる方は日本一というのを望んでいると思いますので、しっかり後輩たちにその日本一というのを達成してもらいたいと思います。
副将として山岸を支え、ハドルでは熱い言葉でチームを鼓舞した吉井（撮影・須藤大樹）
『特別なシーズン』を戦い抜いたORANGE戦士たち
第１Q→チームの頭脳編
第２Q→攻撃の要編
第３Q→now‼
第４Q→coming soon…
各試合記事
第1節 日大戦→【アメフト】第87回関東大学リーグ戦 第1節 対日大 先制TDも、痛恨の逆転負け 学生日本一の道のりは前途多難に
第2節 東大戦→【アメフト】第87回関東大学リーグ戦 第2節 対東大 RB星野が止まらない！！星野の2つのTDを含む大量リードで完封勝利 今季初の白星を挙げた！！
第3節 中大戦→【アメフト】第87回関東大学リーグ戦 第3節 対中大 LB齋藤清が2度のインターセプト！ 怒涛の攻撃で2連勝！ Aブロック2位が確定し宿敵明大との一戦へ
順位決定戦 明大戦→【アメフト】第87回関東大学リーグ戦 順位決定戦 対明大 明大に3年ぶり勝利！ 攻守がかみ合い前半に大幅リード！そのまま逃げ切り最終戦に白星を添える!！
インスタ必見！
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