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【ラグビー】昨年の借りを返す時が来た! 最後まで自分たちのラグビーを貫き、今年1年間の集大成を見せつけろ!!~関東大学リーグ戦 対専大 展望~

関東大学リーグ戦
対専大
2020年12月5日(土)

熊谷ラグビー場

とうとう迎えるリーグ戦最終戦。昨季は悔しい6位でシーズンを終えた法大。今季は選手権出場こそ逃したが、4位確定に向けて専大との試合を迎える。中大、関東学院大を撃破し、波に乗っている。このままの勢いで3連勝を飾り、引退する4年生たちに花を添えられるか⁉

昨季の悔しさを晴らせ!

法政大学メンバー

 

No. ポジション 選手氏名 学部/学年 出身校
1 PR 稲田壮一郎 社3 春日丘
2 HO 濱野隼也 社4 秋田工業
3 PR 菊田圭佑 経4 仙台育英
4 LO 兼森大輔 経3 報徳学園
5 LO 竹部力 社1 大分舞鶴
6 FL 吉永純也 経4 東福岡
7 FL 山下憲太 経4 長崎海星
8 NO.8 大澤蓮 現3 長崎南山
9 SH 隠塚翔太朗 経3 東福岡
10 SO 熊田経道 経1 大産大附属
11 WTB 石岡玲英 社1 御所実業
12 CTB 有田闘志樹 経3 鹿児島実業
13 CTB 堀川優 経4 東福岡
14 WTB 斉藤大智 現4 黒沢尻北
15 FB 根塚洸雅 経4 東海大仰星
16 Re 森口陽介 スポ4 北園
17 Re 石母田健太 経2 國學院栃木
18 Re 橋本陸 社4 東京
19 Re 佐々木康成 社2 大分舞鶴
20 Re 山下武準 社1 法政二
21 Re 山脇一真 経1 天理
22 Re 伊藤浩介 現3 愛知
23 Re ジョーンズ杏人竜 経4 札幌山の手

 

展望

 無観客試合で開幕した今季のリーグ戦。最終戦も同様に無観客試合で締めくくる。ここまでの法大の戦績は3勝3敗の勝率5割。前半戦での負けが響いたこともあり、全国大学選手権出場への道は敢え無く閉ざされた。しかし、最後の試合に勝利し、勝ち越してシーズンに終止符を打ちたい。

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 相手となる専大は、開幕戦の大東大から5トライを奪うアタックで好スタートを切ったが、勢いは続かなかった。その後は勝ち星に恵まれず、無念の5連敗と最下位に沈む。東海大の出場辞退により入替戦は無くなる見込みだが、1つでも上の順位を狙い試合に臨む。
 専大で主将を任されているのはCTB夏井大樹だ。豊富な運動量を武器に、2年次からチームの主力を担ってきた。一方、スクラムリーダーを務めるのは桐蔭学園出身のPR(プロップ)栗山塁だ。全体的に体格は大きくないFW陣だが、スクラムでは栗山がけん引し、底知れない力を発揮する。また、同じく桐蔭学園出身のNO.8(ナンバーエイト)原健将にも注意だ。スクラムやモールの密集から前に出るプレーが目立ち、開幕戦ではMOMに輝いた。5連敗中とはいえ、決して気を緩められない相手となりそうだ。

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専大とは対照的な法大は、後半戦に入って中大と関東学院大を撃破し、白星を重ねる。昨季の試合では、25-26で逆転負けを喫し、わずか1点に涙を飲んだ。最近の試合ではディフェンスが粘り強く、相手の攻撃を食い止めることができている。関東学院大相手にはトライを1つも許さない守りによって、法大ペースで試合を優位に進めていくことができた。低めのタックルを意識し、焦らずに流れを呼び込む展開に持ち込みたい。

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 4年生にとっては恐らく最後になる試合。根塚・吉永純の両主将がリーダーシップを遺憾なく発揮してほしい。他方、1年生にしてここまで全試合出場を続けている石岡、竹部も最終戦まで走り切ることができれば大きな財産になるはずだ。結果がどうなろうとも、このメンバーで行う最後の大勝負。コロナ禍で大変な状況だった2020年。そのような中でも駆け抜けた橙の戦士たちの勇姿を、しかとこの目に焼きつけたい。(髙安寛)

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