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【アメフト】立大に苦しみながらもリーグ戦連勝! QB菊地慶-WR阿部賢利の法政二出身ホットラインで2タッチダウンを奪った/関東学生アメリカンフットボールリーグ 第2戦 対立教大学 RUSHERS

関東学生アメリカンフットボールリーグ 第2戦 対立大
2026年9月12日(土)
アミノバイタルフィールド

2TDでチームを勝利に導いたWR 阿部

立大との第2戦。終始苦しい展開も、WR 阿部賢利(営4=法政二)が2つのTDを決め、リードする。その後、追いつかれるも、主将・瀧川元熙(営4=佼成学園)を中心とした粘り強いディフェンスも光り、1度もリードを許さず。リーグ戦2連勝を飾った。
中大戦の試合結果はこちら

試合結果

トータル試合結果

 

法政大学 ORANGE

0 1Q 0  

立教大学 RUSHERS

14 2Q 7
0 3Q 3
7 4Q 6
法政大学 ORANGE 21 Total 16 立教大学 RUSHERS

試合得点

Q ポジション 選手  得点方法 トライフォーポイント(以降:TFP)
2 WR 阿部賢利(営4=法政二) タッチダウン(以降:TD)
2 WR 阿部賢利 TD
4 TE 矢作一颯(法4=足立学園) TD

戦評

リーグ初戦、中大相手に5TD、3Qまで無失点で圧倒し、勢いに乗る法政ORANGE。第2戦の相手は同じく初戦で勝利した立大だ。パスに特長のある相手だけに、法大ディフェンスがどのようにパスを封じるか注目された。

土曜日の開催ということもあって、多くの観客が見守る中、立大のキックオフで試合はスタート。
法大の最初の攻撃は自陣25ヤードから。QB 菊地慶(法4=法政二)からTE 矢作一颯(法4=足立学園)へのパス、RB 宮本樹音(文3=佼成学園)のランなどで4度1stダウンを更新する。そして、相手ゴール前10ヤードからランを繰り出すも止められ、4thダウンとなる。ここで、法大はFGを選択。※フォルススタートで5ヤード罰退して、K 佐々木健斗(キャ2=法政二)がFGを狙うも、惜しくも外れ先制できず。
続く立大の攻撃では、DB 髙田玖仁(人2=法政二)、LB 犬飼真基(営3=佼成学園)のナイスタックルがあるも、相手RBとQBのランを止められず攻め込まれる。さらに、自陣30ヤードから※ギャンブルを決められるなど、ピンチを迎える。それでも、自陣20ヤードの攻撃を粘りのディフェンスで、4thダウンまで持っていくと、最後は相手のFGが失敗して攻守交代。両チームがゴール前で粘りのディフェンスを見せ、0-0で1Qを終えた。

※フォルススタート・・・オフェンスチームがボールがスナップされる前に動いてしまう反則。5ヤードの罰退が課される。
※ギャンブル・・・攻撃が失敗するとその地点で攻守交代となるリスクを負って、攻撃のプレーを行うこと。4回の攻撃チャンスの中で、必ず最後の4回目に実施される。

この試合もQB 菊地慶は正確なパスを見せた

2Qは霧雨が降る中、法大の攻撃から始まった。自陣20ヤードからQB 菊地慶からWR 阿部賢利(営4=法政二)へのロングパスが成功。さらに、TE 矢作への連続パスも決まり、敵陣46ヤードまで侵入する。すると、QB 菊地慶からWR 阿部への約40ヤードのロングパスが成功!そのまま、走り切り法大が誇るホットラインでTDを決めた。TFPのキックもK 佐々木が決め、7-0と先制する。

阿部は仲間と喜びを分かち合った

再開後の立大の攻撃。雨の影響でタックルも滑りやすくなる中、パスとランを織り交ぜられ、一気に自陣に攻め込まれる。さらに、ロングパスを通され、ゴール前6ヤードまで侵入される。そして、ゴール前1ヤードからの3rd&goalで、ランを押し込まれTDを許す。TFPも決められて、7-7と同点に追いつかれる。
それでも、法大ホットラインの勢いは止まらない。再開後の法大の攻撃。RB 竹村真柊(法4=箕面自由学園)のランなどで、敵陣40ヤードまで進む。すると、またもやQB 菊地慶からWR 阿部への約40ヤードのロングパスが決まりTD!TFPもK 佐々木が沈め、14-7と勝ち越しに成功する。
その後は、互いに1stダウンを更新できず、パントを蹴り合って前半が終了した。

要所で粘りを見せたディフェンス陣

7点差で迎えた後半は、法大のキックオフから開始。スクーリーンパスや法大ディフェンスの※レイトタックルの反則による15ヤードの罰退で、自陣27ヤードまで進まれる。それでも、最後は相手のFGが失敗に終わり、なんとか乗り切る。
続く法大3Q最初の攻撃は、田邊悠人(営1=日大)がQBを務める。自陣20ヤードからの攻撃は、QB 田邊からWR 阿部へのパスで、1stダウンを更新。しかし、自陣31ヤードからの3rd&3でQB 田邊が相手ディフェンスからプレッシャーを受けると、投げたボールをインターセプトされ攻守交代。
立大スタンドはこの試合最大の盛り上がりを見せ、法大に嫌なムードが流れ始める。

自陣42ヤードというピンチで迎えた立大の攻撃。1度1stダウンを更新されるも、その後はDB ジュッフ ムハマドゥ(文2=明治学院東村山)のパスカット、DL 吉川和輝(経2=法政二)のナイスタックルで4thダウンまで持ち込む。そして、4th&6から立大はFGを選択。これが外れて攻守交代かと思われたが、直前に法大ディフェンスに※オフサイドの反則があったとして5ヤードの罰退。4th&1で仕切り直しとなった。ここで、立大はギャンブルに作戦を変更。ランで大きなゲインを許し、自陣ゴール前5ヤードまで進まれる。その後、4th&goalとなったところで、FGを決められ3Q終了間際で14-10と点差を詰められる。
さらに、試合再開後、立大にエンドゾーン際に収める素晴らしいキックオフを決められ、リターンできず自陣5ヤードからの攻撃となる。ここで3Qが終了した。

※レイトタックル・・・パスまたはキックし終えてボールを保持していない選手にタックルする反則。15ヤードの罰退が課される。
※オフサイド・・・ボールのスナップ前に、ディフェンス側がプレイヤーの体もしくはその一部がスクリメージラインを超えてしまう反則。ディフェンスに対して、5ヤードの罰退が課される。

DL 吉川はロスタックルを見せた

4点差で迎えた4Q。法大の攻撃から始まるも、パスキャッチなどでミスが目立ち、結局パントを蹴らされ、悪い流れを断ち切れない。
それでも、ディフェンス陣が次第にここまで苦しめられてきた相手のランに対応し始める。最終的にパントを蹴らせて、再び法大に攻撃権を持ってくる。

リードを広げたい法大の攻撃。RB 竹村のロングゲインなどで3度1stダウンを更新する。そして迎えた、敵陣21ヤードからの1st&10。QB 菊地慶からTE 矢作へのパスが決まりTD!TFPもしっかり沈め、ほしかった追加点を挙げ21-10と突き放す。

TE 矢作は2試合連続TD

その後、パントを蹴り合い再び立大の攻撃に。試合残り時間が少なくなり、立大はパスプレーが増え始める。そして、自陣18ヤードからの1st&10でTDを許す。立大はFGで追いつける3点差を目指して、TFPで2ポイント・コンバージョンを選択。それでも、ここは守り切って21-16と5点差になる。
残り時間が2分を切り、立大はキックオフで※オンサイドキックを試みる。ここを法大がしっかりキャッチし、法大ボールに。
その後、※ニーダウンやタイムアウトを効果的に使い、時計の針を進めて21-16で試合終了。

※オンサイドキック・・・キックオフチームが攻撃権を獲得するために意図的に蹴った短いキック。キックオフチームが攻撃権獲得のために自身でボールを取ることを狙う。
※ニーダウン・・・スナップ直後にQBが膝を地面につけて故意にプレイを終了させて時間を消化すること。

試合後、あいさつをする選手たち

中大戦から一転して、攻守ともにミスや反則が目立ち、点差を広げられない展開が続いた。それでも、1度もリードされなかったことは、今の法政ORANGEの強さだろう。リーグ戦はまだ始まったばかり。残り5戦を勝ち切り、まずは関東王者を目指す。

(記事:松野要)

インタビュー

WR/阿部 賢利(営4=法政二)

ーー今日の試合を振り返って
全体としては、まだまだ自分たちは弱いというのを自覚できました。前回の中大戦の内容に満足している人は誰もいないと思うんですけど、まだまだ自分たちには課題があって、どんどん潰していかないと強豪校相手に勝てないと感じました。

ーー弱さはどういう場面で感じたか
流れが良い時は、何をやってもできる感じではあるんですけど、流れが悪い時に流れを断ち切れなかったり、思うようなプレーができなかったり、ミスが起こってしまう部分が弱いと感じます。

ーー2つのTDを振り返って
スカウティング通りのカバーがきて、練習通りの球が飛んできたので、あとは取るだけという感じでした。

ーー菊地慶(法4=法政二)選手との連携プレーが光っていたが、日頃から意識されていたり、練習から工夫していることはあるか
高校の時からの仲になるので、7年目になるのかな。7年目になるので、息は合ってると思います。

ーー背番号81のこだわり
1、2年の時81番をつけていて、去年は一桁の6番にしたんですけど、番号どうしようかなというのを考えた時に、1、2年の時に甲子園に行って。あの舞台で点を取れたという思い出のある番号だと思って、81番にしました。

ーーこの2戦オフェンス面を振り返って
今日だけで見てみると、ランがあんまり出てないので、それはチームの課題だと思っています。その課題にワイドの僕たちがどう向き合うかが大事だと思うので、ユニット全体でその課題を潰していけたら良いと思います。

ーー次戦への意気込み
次は日体大なんですけど、去年BIG8から上がってきたということもあって、かなり手強い相手だと思います。しっかり準備をして、戦いたいなというふうに思います。

LB/犬飼 真基(営3=佼成学園)

――今日の試合を振り返って
まずは立大戦に勝てたのが素直にうれしいです。ただ、ディフェンスとしてロングゲインされた場面も結構あって、タックルミスが目立ってしまいました。そこは次の試合までに改善していきたいです。

――相手オフェンスの印象は
ランニングバックが自分たちの思っていたより結構動ける選手でした。QBも正直、たぶん日本で一番うまいQBだと思います。途中でQBがたぶん故障したので、こういう結果になったと思うんですけど、もしけがをせずにそのまま戦っていたら、分からない試合だったかもしれません。

――前半はロングゲインされる場面が目立ったが、後半はどのように修正したか
菅野ヘッドコーチがディフェンスのピットの中にに入ってくれるので、何がダメで何で出されているのか、的確な指示がありました。それで、みんながどんどん改善していって、最後は止められたという感じです。

――ここ2戦でキャンプの成果は出ていると感じるか
感じます。最初はディフェンスも、チームとしてバラバラだった部分があったんですけど、キャンプを通して、ディフェンスユニット全体で一つになっていっている実感があります。

――今回の試合で見えた課題は
とにかく強いタックルです。もっと強いタックルを量産できるようにやっていきたいです。

――日体大戦まで2週間あるが、どのように過ごしたいか
この2週間はとにかくフットボールにフォーカスして、自分がうまくなって、次の試合でもっと活躍できるように頑張っていきます。

DL/ 吉川 和輝(経2=法政二)

ーー今日の試合を振り返って
僕はディフェンスの選手なのですが、ディフェンスとしては全体的にいい雰囲気でやれたと思います。前半で結構肘を痛めてしまったのですけど、前半出れなかったから悔しいという思いをばねに後半頑張りました。

ーー2試合を通して、DLとしての手応え
正直あまり当たり負けはしなかったかなと個人的には思っています。 相手OLももちろん強いですけど、冬の期間中、結構ご飯食べたりとか筋トレとかたくさん頑張ったので、その成果かなと思います。

ーーハドルではどのようなことを話したか
相手がこういう作戦を練ってきてるよねとか、それをチームメイトと共有したりとか、ディフェンス内でお互いを鼓舞し合ったりとかしていました。

ーー秋のキャンプの成果
僕は最後まで諦めないということですかね。具体的に言うと、最後まで自分が走ったりとか。相手を追いかけることによって、最終的に自分がタックルできなかったとしても、みんなが頑張ってるから自分も頑張んなくてはという、団結力などが結構芽生えた合宿かなと思います。

ーー次の試合の意気込み
次も絶対これ以上に活躍できるように日々精進したいと思います。

ーーファンの皆様へ
法政大学アメフト部を日々応援してくださるオレンジファミリーの皆さん、いつもありがとうございます。 みんなが応援できるようなチームになるためにも、私生活の部分だったり、部活の部分、どちらとも日々頑張りたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします。

(取材、撮影:加納正義、小杉莞央、松野要、山田竣矢、清水悠太郎、鈴木秀祥)

◆法政ORANGEのリーグ戦 日程・結果◆
月日 開始 相手 ⚪⚫スコア/場所
8/28 18:00 中大 ⚪38-13
9/12 18:00 立大 ⚪21-16
9/27 11:00 日体大 アミノバイタルフィールド
10/3 14:00 慶大
10/18 14:00 明大
10/31 14:00 早大
11/15 11:00 東大
【9月13日現在の成績】2戦2勝0敗

過去の試合の記事は各試合のスコアの部分からご覧ください

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