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【硬式野球】「チーム藤森」最初で最後の優勝へ エース対決を制し20年春以来の賜杯奪取へ弾みをつけられるか!/東京六大学秋季リーグ戦 早大戦展望

東京六大学野球2026秋季リーグ戦 対早大
2026年9月12日(土)、9月13日(日)
神宮球場

「チーム藤森」最後の秋がいよいよ始まる。開幕カードの相手は早大。今春は第3戦までもつれ込んだ末、見事法大が激闘を制し勝ち点を獲得した。今季は、早大・小宮山悟監督にとって8年間の指揮を締めくくるラストシーズン。指揮官の集大成に懸ける早大を相手に、法大は開幕から勝ち点を奪い、優勝争いへの弾みをつけたい。この記事では、早大の戦力と法大の注目選手を紹介する。

エース対決を制することができるか!

本格派右腕を攻略し春の雪辱なるか

早大投手陣を攻略する上で、特に警戒したいのが髙橋煌稀(3年=仙台育英)だ。最速150キロを超える直球を武器とする本格派右腕で、今春はわずか1得点に抑え込まれ、敗戦を喫した相手でもある。髙橋との対戦を意識する部員も多く、リベンジを果たせるかが今カードの大きな焦点となる。力強い直球に加え、変化球も織り交ぜる投球に対し、法大打線がいかに対応し、好機をものにできるか。春に苦しめられた右腕を打ち崩し、勝利を手繰り寄せたい。

3年生エースの高橋

衝撃デビューの霜を法大投手陣が封じ込められるか

一方、打線では霜結太(2年=マクレーン)に注目だ。今春の早慶戦でリーグ戦デビューを果たすと、初回先頭打者本塁打を放ち、翌日の試合でも本塁打を記録。わずか3試合の出場で2本塁打と、強烈なインパクトを残した。持ち前の長打力と勝負強さを兼ね備え、早大打線の中でも警戒したい存在だ。霜をはじめとする打線を封じ込め、相手に主導権を渡さない投球ができるか。法大投手陣の対応にも注目が集まる。

エース・助川が勝ち点へのカギ

法大投手陣のキーマンは、助川太志(グロ4=茗渓学園)だ。春に第1先発として大躍進を遂げた右腕は、7試合に登板し、リーグ3位の防御率2.15を記録するなど圧倒的な存在感を放った。ストライク先行のテンポ良い投球を持ち味とし、制球力を生かした打たせて取る投球で相手打者を翻弄する。独特な回転のかかったストレートも武器の一つで、打者のタイミングを外し、凡打の山を築く。助川自身も「あれだけのすごい投手を相手にして、しっかり勝つことができれば、勝ち点もおのずとついてくる」と語る通り、早大・高橋とのエース対決を制することができるかが、勝ち点奪取への大きな鍵となる。

また、投手陣は下級生が多く、若さが際立つだけに、フレッシュな勢いを生かしながら、いかに最少失点で試合を作れるかも重要となる。助川を中心に投手陣がどこまで失点を抑えられるかが、法大の秋を左右するポイントの一つとなりそうだ。

投手陣の柱の助川

只石は勝負強い打撃で存在感を示す

一方、野手で注目したいのが、只石貫太(営2=広陵)だ。1年時には正捕手を担った只石だが、捕手の層が厚い法大で、今春は思うような結果を残せず、悔しさを味わった。しかし、夏を通して打撃で猛アピール。関西遠征では本塁打を放つなど長打力を発揮し、秋に向けて勢いを増している。「この秋こそは」と語る只石。同級生で侍ジャパンを経験した2人に負けじと、夏に掴んだ勢いを秋の舞台で爆発させられるか。

強烈な打撃でアピールした只石

まずは開幕カードで勝ち点をつかみ、悲願の頂点へ弾みをつけたい法大。「チーム藤森」はこの秋、常勝法政復活の波を起こすことができるか。

(記事:古川千遥、川邊暖乃)

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