【硬式野球】常勝法政復活とプロ野球への道に挑む主将・藤森康淳 リーグ通算100安打を目指し打棒復活なるか(秋季リーグ戦直前インタビュー⑯)
藤森 康淳 主将
ーーリーグ戦が近づいてきた心境は
個人としては、もうラストシーズンになるので、いろいろなことを考えなくていいというか、とりあえずやるだけなので、それに向けて万全の準備をしていきたいです。春はなかなかコンディションが整わなくて、思うような結果が出なかったので、悔いの残らないシーズンにできたらなと思います。今は体の状態も整っていますし、とても順調にきているかなと思います。
ーー現在の調子は
コンスタントにいいプレー、いい打席を続けられているので、やっぱり去年の秋に近いような感覚が戻ってきてるなというのは感じます。秋は自分の中でも、楽しみにしてます。
ーーけがの後、いつごろ練習に復帰したのか
春のリーグ戦終わりに1ヶ月弱、全体練習に加わらないという形で休みをいただいて。その分客観的にチームを見ることができたので、いい期間だったなと今になって思います。
ーーチームを客観的に見て気づいたことは
高校みたいに大人が加わってやる練習ではなく、学生主導の練習なので、プレッシャーがある中での練習ができていないなというのを感じました。神宮の緊張感でやって、その中で完璧なプレーを求めないと、なかなかチームとして成長できないなと感じました。
ーーオープン戦で意識している部分は
個人としては、バッティングは簡単にアウトにならないことです。自分は今、1番は任されているので、とりあえず出塁することを求めています。
チームとしても最近は走塁を意識して取り組んでいます。春はコンディションの影響で、なかなか走るという部分は活かせられなかったので、意識しています。
ーー打順は固定されているか
1から5番くらいまでは固定されているなという感覚です。
ーーチームの状態は
春は大味な試合というか、たくさん打って大差で勝った試合が多かったですが、最近のオープン戦では僅差の勝ちというのが結構増えてきました。リーグ戦の3連戦を想定して、土日月、金土日で試合をたくさん組んでくださって、リーグ戦を想定して試合をできています。
あとは、点の取り方のバリエーションが多くなりました。最近チームとして、打順関係なく得点が取れていて、そういった面は春から変わったと思います。
ーー点の取り方のバリエーションを増やすきっかけは
1番のきっかけとなったのは東大戦ですね。東大はいろいろなことをして、頭を使って点を取ってきましたが、自分たちは勢いだけでがむしゃらになってやっている部分がありました。東大戦の悔しさを忘れたらいけないというのは、常に大島さんからもお言葉をいただいているので。そこから全員で打線となって取り組んでいます。
ーー他に春からチームとして変えた部分は
春ももちろんやっていましたが、技術以外の全力疾走だったり、攻守交代、一塁までの駆け抜けを今はタイムとかも測って数値化してやろうとしています。そういった面で、夏に攻守交代をしっかりやっていたら、体力もついてきますし。自分もそうですけど、大島さんからも口酸っぱく言われています。
ーーチームの課題は
課題としてはディフェンスですかね。ピッチャーを含めた守りが1つミスが出ると引きずってしまう傾向にあるので、誰かが止められるようにしていきたいです。ミスをした次のプレーが自分的には1番大事だと思うので、ノックであったり、実戦形式でも常に神宮の緊張感を持ってやるようにしています。選手主導でそういった雰囲気を作って、練習からやっていかないといけないと思うので、それはしっかり言っています。
ーー夏の体重維持のために取り組んだことは
1、2年の時はなかなか体重といった体の部分にフォーカスできてなかったですが、大島さんからも「夏に体重が増える選手はいい選手」と言われたりして。3年生の時くらいから、体作りというか食事やウエイトであったり、特に夏は冬よりちょっとやってるかなと思います。今は体重が減ったり、過度に増えたりすることなく保ってるかなと思います。
ーーリーグ戦のターニングポイントはどこだと思うか
まず初戦を取るということにフォーカスしていきたいです。3連戦を通して、気持ちの変化というか、メンタルの上がり下がりがあるとなかなか勝てないので、すぐに切り替えて修正するというのが大事だと思います。そのために、土曜日に負けても、次の試合に向けての切り替えであったり、課題の修正をしていきたいです。
あとは、空き週が2回あるので、春の課題でもあった空き週の後の試合は大事かなと思います。
ーーここからはオープン戦を減らしながら、調整していくのか
かなり多くの試合をやってきた部分もあるので、9月5、6日に試合をやるだけです。リーグ戦前はそこで終わりです。そこからは、個人の体の状態を上げたり、ケアをしていく感じになると思います。
ーー秋のリーグ戦で期待している選手は
バッターでいったら只石(貫太、営2=広陵)。ピッチャーでいったら菊地斗夢(営1=旭川北)には頑張ってほしいです。
ポテンシャルもあるし、若い2人が躍動してくれればいいなと思います。只石は1年生の時に少し出ていましたが、2人とも相手からしたらデータがあまりないと思うので。そういった選手が活躍してくれるのは、チームにとっても大きいと思います。自分たちからしてみても、データのない選手が出てきたら嫌なので、2人には期待しています。オープン戦でも期待通りの活躍をしてくれています。
ーー対戦が楽しみな投手は
渡辺和大(慶大4年=高松商)ですね。六大学で1番いいピッチャーだと思ってるので。故障とかの話も出ていますが、本人に聞いたらリーグ戦はいけると言っていました。自分たちは空き週を挟んでの3節目で、相手も万全の状態できてくれると思います。慶大に勝たないと優勝はないと思っているので、大学最後の戦いで絶対に打ちたいです。
ーー秋シーズンの目標は
もちろん100安打ですね。
ーー100安打はかなり意識しているのか
意識したくはないですけど、周りからいろいろ言われるので。あと16本余裕だろみたいに言われますけど、16本ってそんな簡単じゃないぞって思ってます(笑)。チームの勝利あっての自分の結果ですが、個人の頑張りがないとチームの勝ちにもつなげられないと思います。まずはチームを勝たせるために万全な状態を作って、目標は100安打ともう1度首位打者を取りたいです。
ーードラフトも近づいてきているが、プロ志望届は提出するか
出します。大島さんと話をして、出す方向で進めています。
ーープロへの思いは
高校も大学もつながりやご縁があって、入らせてもらった部分が大きくて。ご縁というのもタイミングと運だと思っています。どこの球団に選ばれても、社会人野球に進んでも、自分はどちらの世界も楽しみにしているので、ご縁があるところにいけたらなと思っています。
ーーファンの皆さんへ一言
いつも応援ありがとうございます。いよいよラストシーズンになったので、4年間の感謝の気持ちを込めて、皆さんと一緒に常勝法政復活と喜びを神宮で分かち合えるように、全身全霊をかけて戦いたいと思います。春とは違った法政を皆さんに見せようと思いますので、秋もスタンドをオレンジに染めて一緒に戦ってくれたらなと思います。応援よろしくお願いします。
(インタビュー:松野要)
藤森康淳(ふじもり・こうじゅん)
経営学部4年・2004年8月10日生まれ
大阪府出身・天理
170cm68kg・右投左打
昨季成績:12試合49打数12安打 打率.245 2打点 2盗塁
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
【秋季リーグ戦直前インタビュー一覧(公開次第更新いたします)】


