【硬式野球】助川太志が挑む最後のリーグ戦 「5勝」を掲げ責任感と覚悟を胸に優勝へ導く(秋季リーグ戦直前インタビュー⑮)
助川 太志 投手
――改めて春のご自身の活躍を振り返って
正直、自分の実力からするとできすぎた内容ではあったんですけど、自信にもつながるような良いシーズンを送ることができました。
(――周りの方からの反応は)
学校の友達とか、OBの方だったりとか、いろんな方に期待しているという言葉をかけていただきました。
――夏の期間ではどのようなことに取り組んだか
土台の部分をしっかり詰め直していくということを意識しました。まっすぐや変化球の精度だったり、コントロールと球速という基本的なことのさらなる向上に取り組みました。
――オフの日の息抜きは
よくサウナには行きました。夏だったので天気も良くて気持ちよかったです。結構いろんな人と行くんですけど、同級生だったり後輩を連れて一緒に行きました。
――関西遠征での収穫は
関西遠征では社会人チームの方々と合同練習を組むことができて、その中で自分にはなかった知識だったりトレーニングメニューを学ぶことができて、自分の成長につながったと考えています。
――神奈川大学野球連盟77周年記念試合では先発を務めたが
やっぱりすごくレベルの高いピッチャーが六大学にいるということを再認識しましたし、自分のこれまでの努力が実を結んで、あのような素晴らしい舞台で投げることができたということは幸せでした。
(――先発と伝えられた際の心境は)
キャッチャーに井上(和輝、法2=駿台甲府)がいたのでもしかしたら先発もあるのかなとは思っていたんですが、実際に先発として投げることができてうれしかったです。
――オープン戦を通して現在の調子は
最近はすごく状態も上がってきていて、いいボールが投げられているので、これを継続してさらなる成長を目指してリーグ戦に臨めたらなと思っています。
――プロの三軍とも対戦していたが手ごたえは
いろいろな球種で空振りや三振を多く取れたというのはすごく自分の自信にもつながりましたし、プロ野球という舞台で活躍しようとしている選手相手にいいピッチングができたことはすごくうれしかったです。
――リーグ戦までに調整したい点は
新球種の仕上げはしっかりやっていきたいと思っています。
――助川選手から見て投手陣全体の調子は
みんながそれぞれ何を思っているのかは分からないですけど、新しいメンバーや昔から投げているメンバーを含め、多くの人間がリーグ戦のベンチ入りで競争し合っているので良い環境だなと思います。
――助川選手が思う優勝へのキーマンは
ピッチャーは富田(櫂成、営1=帝京大可児)だと思います。やっぱり完成度がうちのピッチャー陣の中でも頭1つ抜けているというか、すごくいいボールを投げているので、六大学の選手相手に圧倒して、優勝に導いてくれるようなシーズンになるような気がします。
野手は只石(貫太、営2=広陵)だと思います。持っているものがすごくて、ずっと良いバッターだなと思っていたんですけど、この夏を経て二回りも三回りも大きく成長した感じがするので、只石がリーグ戦に出たら、チームを勝利に導くような、同級生のジャパン2人に並ぶような選手に成長するシーズンになる気がします。
――期待の新戦力は
山口凱矢(営4=桐蔭学園)ですかね。同級生でリーグ戦登板も豊富なんですけど、やっぱり神宮のマウンドに上がることができれば、法政のピッチャー陣を救ってくれるような新戦力になる気がします。
――対戦が楽しみな選手は
ドラフト1位候補の榊原(七斗、明大4年=報徳学園)選手ですかね。あんなに素晴らしい選手と戦えるチャンスなんていうのは人生でもあまりないと思うので、せっかくならその対戦を楽しみたいなと、抑えてやりたいなと思っています。
――意識している選手は
明石(健、東大4年=渋谷幕張)選手です。春にすごく悔しいホームランを打たれていて印象に残っている選手なので、次の対戦の時は打たれたという春のリーグ戦を意識して投げます。
――前半は早大、立大との対戦だが、勝ちきるためのポイントは
早稲田戦はやっぱり髙橋煌稀(早大3年=仙台育英)選手を打つことだと思います。土曜日か日曜日のどちらに投げるかわからないですけど、あれだけのすごい投手相手に、しっかり勝つことができれば、勝ち点もおのずとついてくるような気がします。
立教戦の自分の中でのポイントは、やっぱりクリーンナップですかね。強力なクリーンナップが立教打線にはあるので、そこをしっかり抑えていくのがポイントなのかなと思います。
――後半は慶大、明大、東大と春に勝ち点を取れなかった相手との試合が続くが、意識することは
試合日程がすごくきついので、どれだけリズムに乗るような2連勝をできるかというのが大事になってくるのかなと思います。どこかでいい形で2連勝できれば、優勝に大きく近づくような気がします。
――優勝するために必要なことは
自分が頑張るという意識を持つことが大事なのかなと思います。「自分がやるぞ」というそれだけの責任感と覚悟を持って、法政の名前を背負ってボール投げることが大事だと思っています。
――今季ご自身の注目してほしいポイントは
数字に注目してほしいと思います。勝利数だったり、イニング数だったり、防御率だったり。そういったチームの勝利を導くような数字をしっかり残すことは優勝に必ず必要なものだと思います。自分も覚悟を持ってリーグ戦に挑むので、その数字という部分に注目してほしいと思います。
――最後のリーグ戦が迫っている中で、現在の心境は
本当に寂しいという思いが大きくて。東京六大学という素晴らしい環境の中で野球をできるのもあと2ヶ月しかないという寂しい思いがすごく大きいので、しっかり悔いのないような2ヶ月にしたいなと思います。
――同期への思いは
やっぱり自分は異色の経歴だと思いますし、普通だったらちょっと嫌な顔をされてもおかしくないような自分の経歴を受け入れて優しくしてくれて、ともに4年間を過ごして、自分の4年間を幸せなものにしてくれた同級生には感謝の気持ちを込めて投げたいなと思います。
――今季の個人の目標の数字やタイトルは
5勝することです。普段は大きな口を叩かない人間なんですけど(笑) でも最後のシーズンなので。優勝するためには自分が最低でも5勝することが条件だと思うので、ここはしっかり大口叩いて、自分に責任感を持ちたいと思います。
――意気込みとファンの方々へ一言
自分を成長させてくれた法政野球部でプレーできる最後のシーズンを、ファンの方々に喜んでもらえるようなシーズンにして、応援してくれた方々全員に感謝のお礼として優勝という喜ばしい結果を残せるように努力します。
(インタビュー:古川千遥)
助川太志(すけがわ・たいし)
GIS4年・2004年6月24日生まれ
千葉県出身・茗渓学園
180cm77kg・右投右打
昨季成績:7試合 1勝2敗 25奪三振 10四死球 自責点9 防御率2.15
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
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