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【自転車】インカレ男子総合準優勝! 法大勢15年ぶり屋口がロード個人表彰台・男子ロード総合3位 /第81回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会

第81回 文部科学大臣杯第全日本大学対抗選手権自転車競技大会
2026年9月5日,6日(土、日)
群馬サイクルスポーツセンター

文部科学大臣杯第81回全日本大学対抗選手権自転車競技大会のロードレースが、群馬県利根郡みなかみ町で2日間行われた。初日の女子ロードレースではメイン集団に北中成実(文2=倉吉西)が食らいつき完走。翌日男子ロードレースが行われ、激しい攻防が続くなか、屋口修冶(文4=都城工業)が終盤に追い上げ見事3位でフィニッシュし表彰台へ上った。風間大和(法3=淑徳巣鴨)が12位、住田悠人(営1=クラーク記念国際)・木下寿社頼(人3=松山学院)が完走し男子ロード総合は3位。トラックとの得点を合わせ男子総合で準優勝を飾り幕を閉じた。

男子個人ロードレースで表彰台に上がった屋口

試合結果

第1日

女子ロードレース

順位 名前
10位 北中成実
DNF 相見涼花

第2日

男子ロードレース

順位 名前
3位 屋口修治
12位 風間大和
31位 住田悠人
56位 木下寿杜頼
DNF 𠮷田朋博
DNF 本井大裕
DNF 園田伊吹

女子ロード総合成績

最終順位 大学名 Road point
1 早稲田大学 16
2 鹿屋体育大学 12
3 日本体育大学 6
4 法政大学 1

男子ロード総合成績

最終順位 大学名 Road point
1 京都産業大学 18
1 日本大学 18
3 法政大学 12

女子総合成績

最終順位 大学名  Track
Point
 Road
Point
General
Point
1 早稲田大学 48 16 64
2 鹿屋体育大学 39 12 45
3 日本体育大学 20 6 32
5 法政大学 13 1  14

男子総合成績

最終順位 大学名  Track
Point
 Road
Point
General
Point
1 日本大学 96 18 114
2 法政大学 59 12 71
3 中央大学 49 7 56

総評

インカレトラックから1週間がたち、群馬県で開幕したロード。初日の女子ロードレースには北中と相見涼花(文3=倉吉西)の2人が出場した。序盤、しっかりと先頭集団につくと、補給開始の周回、「心臓破りの坂」から飛び出した5名を追う展開に。先頭集団は終盤まで逃げ続け、メイン集団は次第にペースアップしていく。徐々に人数が絞られるなか、惜しくも相見はDNF(足切り)。北中はメイン集団につけ、最後の1周は少しちぎれるもしっかりとフィニッシュ。安定した走りで得点対象となる10位につき、女子ロードレース総合4位に。「来年はもっとレースに混ざっていきたい」と、来期へ向け成長を誓った。
翌日、雨の影響もあり気温の低い朝、インカレ最後の種目となる男子ロードレースが開催された。法大からは屋口、風間、木下、𠮷田朋博(人2=取手一) 、本井大裕(法2=宇都宮清陵)住田、園田伊吹(人1=和歌山北)の7人が出場。150名近くの選手たちがスタートラインに並び、最後の戦いの幕が上がった。序盤、すぐに8名の先頭集団が形成されると、みるみるうちにメイン集団との差は大きく離れ4分ほど。法大もなんとか追走を図るも集団に吸収される。住田らが引きメイン集団のペースアップも試みるも、なかなか差は縮められない。残り17周ほどになると序盤に先頭を引いていた園田が無念のDNF。先頭との差は5分以上に広がっていく。集団は徐々にバラつきだし、雨が激しく降る過酷なレース環境となる中、坂で数名が絡む落車が発生。レースは中断されニュートラルタイムが設けられた。約30分後に再スタートすると、本井、吉田らが集団をけん引し、どんどんとペースアップ。先頭との差は1分30秒ほどに。本井と吉田は粘り強く食らいつくもこの終盤でDNF。集団に残った木下らが引っ張るなか、残り7周ほどで追走集団が形成され屋口がここに合流。残り3周を切ると逃げを次々と吸収し、最後には1名、その後ろの1名を追う形に。追走集団も次第にばらけラストスパートをかけていき、見事3位で屋口がフィニッシュ。自身最後のインカレで個人表彰台をつかんだ。風間も集団スプリントでしっかりと12位に入り得点し、この結果、法大は男子ロード総合表彰台、男子総合準優勝に輝いた。男子総合2位は第68回大会以来14年ぶり、男子ロード総合3位および個人表彰台は第67回大会における早川朋宏(平24年卒)OBの優勝以来15年ぶりとなる快挙であった。このインカレで4年生たちは引退。屋口は「最後の最後にいい結果を残せて良かった」と喜びを噛み締める。
今年のチームを「キャプテンら4年生を中心にうまくまとまってくれた」と振り返る松村監督。その言葉通り、全員がそれぞれの役割をしっかりと果たし、チーム一丸となって戦い抜き表彰台をつかんだ。創部90周年となる来期、自転車競技部の目標は、「男女総合優勝」だ。今大会で得た確かな手応えを胸に、さらなる高みを目指す戦いが始まる。

(記事:印南空音)

インタビュー

女子ロードレース(1日目)

相見涼花 選手・北中成実 選手

ーー今日のレースを振り返って
相見:とにかくついていこうという気持ちで走りました。最後はちぎれてしまったんですけど、できるところまでしっかり自分の中で頑張って、来年につながる走りができたかなと思います。
北中:完走はできたんですけど、最後のラスト1周で集団からちぎれてしまったので、来年はしっかりついていって、もっとレースに混ざっていけるように頑張りたいです。

ーーレースプランは
相見:行けるところまでついていくという感じです。
北中:私も同じで、行けるところまでついていこうという感じでした。

ーーレース中に意識していたことは
相見:「休みながら、トップにもできるだけついていこう」です。
北中:「あまり後ろに行きすぎないように、前に行けるように」です。

ーー今後への意気込み
相見:来年新しく強い1年生が入ってくるので、その子と一緒にまた来年も頑張れたらいいなと思います。
北中:来年はみんなでもっといい順位が取れるように頑張りたいです。

男子ロードレース(2日目)


屋口修冶 選手

ーー率直に3位になった感想は
もう素直にうれしいです。

ーー今日のレースを振り返って
ちゃんとチームメイトみんなに役割があって、みんながそれを全うしてたから3位という結果が取れたのかなと。自分の力だけじゃ取れませんでした。

ーーレースプランは
想像通りで、後半勝負かなというので、後半に1年の住田がリードアウトしてくれて、それでうまく前に残れて、そのままゴールできたという感じです。

ーーレース中に意識していたことは
僕は脚をつりやすくて、呼吸をしっかり意識しています。

ーーニュートラルタイムの影響は
特にはなかったです。

ーー今後の目標は
僕は4年生でラストなんですが、もしまだ競技を続けるなら、全日本という大きいタイトルがあるので、それを取れるように頑張りたいです。

ーー4年間を振り返って
最後の最後にいい結果を残せたので良かったです。

ーー応援していた方々に向けて
めちゃくちゃ力になりました!ありがとうございます。

住田悠人 選手・木下寿社頼 選手・風間大和 選手

ーー今日のレースを振り返って
風間:今日は出走メンバー全員で、補欠メンバーの分もみんなの気持ちを背負って、全員のチームワークで取れた(ロードレース総合)3位、(学校対抗男子)総合2位を死守できたことが良かったです。来年は僕が勝ちたいなと思っているので、来年に向けてみんなでいいチームワークを見せれたと思います。
住田:今日のレースは法政として全員が自分の仕事を全うしていて。僕も屋口修冶(文4=都城工業)先輩が勝つことに全てを賭けたので、3位っていう結果をちゃんと残してくれて、本当にうれしいなと思います。
木下:この競技は正直きついことの方が多いんですけど、こうやってチームみんなで走って、誰か1人が結果を持ってくるところが魅力でもあるので、これを見て感動してくれる人がいたらいいかなと思います。後輩もこの姿を見て、こんな先輩になりたい、こんなチームにいたいって思ってくれたらうれしいです。

ーー今日のレースプランは
住田:予定としては、最初にできた逃げグループに1人乗せるっていうのがあったんですけど、それはちょっとうまくいかなくて。そこから後半勝負に切り替えて、逃げに対する追走に絶対に1人を乗せて、集団の中からはポイント圏内のトップ20に入って死守することにしました。中央大学と明治大学にポイントをなるべく取らせずに、総合点を死守するのが第一でした。予定通り先頭グループに1人入ってくれて、最後のグループでも風間先輩がちゃんと着内で取ってくれたので、そこのプランが完璧にはまったと思います。みんながプラン通りに仕事をしてくれたのが勝因かなと思います。

ーーニュートラルによる試合中断の影響はあったか
風間:はい、そこがこのレースの転機だったと思っています。住田が言ってくれた当初の「最初の逃げの集団」に、誰も(法政の)選手を送り込めなくて、一時は5分近く(タイム差が)開いてしまって、結構後手を踏んで焦っていました。住田と自分と屋口先輩の3人がベースで、他のみんなでアシストしていこうというプランだったんですけど、住田にちょっと足を使わせてしまって。そこで少しタイム差は縮められたんですけど、なかなか詰め切れない所でニュートラルに入りました。そこで1回全員集合して作戦を立て直せました。木下と本井大裕(法2=宇都宮清陵)がずっと先頭を牽引してくれたおかげで、1分半まで(タイム差を)縮めたところからみんなでアタック反応していけて。屋口先輩がブリッジ追走に出てくれて、こういった表彰台に乗れたので、ニュートラルの後にみんなで話し合えたのが3位に入れた転機だったかなと思います。

ーー今後の目標は
住田:来年は法政がインカレのロードで優勝して、トラックもみんなで優勝を取りまくって、総合優勝できるように頑張っていきたいです。
風間:来年は法政大学自転車競技部が90周年なんですね。なので、そこで総合優勝するっていうことを入学前から同期と話し合ったり、みんなそこに向けてやってきてるので。今年久しぶりに総合表彰台に乗れて、できない目標じゃないなってのを改めて思いました。でも日大さんとは差はあるので、そこを詰め切って、みんなで優勝を目指していけたらなと思います。
木下:(来年の)インカレが終わったら多分部を引退するので、法政で良かったなって全員が思えるように動いていけたらなと思います。

ーー応援してくださった皆様へのメッセージ
住田:僕個人としては、今日の展開はかなりしんどかったんですけど、たくさんの声援に支えられて、何度もちぎれそうな時にちゃんと踏み直すことができたので、たくさんの応援、本当にありがとうございました。
風間:遠方から来てくださったり、普段からレースを応援してくださってる方とか、親とかも来てくれて力になったんですけど。特に監督をはじめ、部員やトラック班のみんなの声援があったおかげで、こうやってみんなでチームワークを作れたと思います。本当にサポート含めてチームワークが良かったと思うので、本当に感謝しています。ありがとうございました。
木下:応援してくださった皆様に少しでも感動を与えられる走りができたら良かったと思います。ありがとうございました。

(取材:川邊暖乃、印南空音、加藤直樹)

フォトギャラリー

女子ロードレース

レース前の相見と北中

スプリントをかける風間

集団を牽引する住田

集団につき走行する本井

レース後の住田、屋口、風間

レース後の屋口

男子ロード総合表彰台に立った3人

男子総合2位の表彰台に立った鈴木来音主将

4年生たちの集合写真

チームの集合写真

8月28~30日に行われたインカレトラックの記事も掲載しております。ぜひご覧ください。

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