2021年10月9日(土)
関東大学リーグ戦 対関東学院
関東学院大G
秋のリーグ戦1戦目で勝利を飾った法大は、関東学院大戦に臨んだ。前半は10-3とリードするも、後半失速。17-20で惜しくも敗退を喫した。
(インタビューは、ラグビー部学生スタッフの方々のご協力の下、オンラインで行いました)
試合結果
トータル試合結果
17 法大 |
10 | 前半 | 3 | 20 関東学院大 |
---|---|---|---|---|
7 | 後半 | 17 |
ポイント詳細
2/1 | T | 0/2 |
---|---|---|
0/1 | G | 0/2 |
0/0 | PG | 1/1 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:吉永、坂田、伊藤 G:金 |
※前半/後半、得点者は法大のみ記載
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 稲田 壮一郎 | 4 | 中部大春日丘 |
2 | HO | 井口 龍太郎 | 3 | 静岡聖光学院 |
3 | PR | 河村龍成 | 3 | 明和県央 |
4 | LO | 竹部 力 | 2 | 大分舞鶴 |
5 | LO | 緒方 健志郎 | 3 | 熊本西 |
6 | FL | 山下武準 | 2 | 法政二 |
7 | FL | 吉永昂生 | 3 | 東福岡 |
8 | NO.8 | 大澤蓮 | 4 | 長崎南山 |
9 | SH | 隠塚翔太朗 | 4 | 東福岡 |
10 | SO | 金侑悟 | 1 | 大阪朝鮮 |
11 | WTB | 中島黎遂 | 4 | 三好 |
12 | CTB | 舘内 倭人 | 4 | 法政二 |
13 | CTB | 伊藤 浩介 | 4 | 愛知 |
14 | WTB | 坂田龍之介 | 3 | 東海大付属大阪仰星 |
15 | FB | 石岡玲英 | 2 | 御所実業 |
16 | Re | 石母田 健太 | 3 | 國學院大學栃木 |
17 | Re | 坂本 滉樹 | 4 | 京都工学院 |
18 | Re | 橋本 陸 | 4 | 東京 |
19 | Re | 渡部 創太郎 | 2 | 桐蔭学園 |
20 | Re | 板橋 愛翔 | 2 | 日体大柏 |
21 | Re | 山脇 一真 | 2 | 天理 |
22 | Re | 中井 駿 | 1 | 大分舞鶴 |
23 | Re | 松田 陸空 | 1 | 石見智翠館 |
戦評
1戦目の専大戦で劇的な逆転勝利をおさめ、白星スタートとなった秋のリーグ戦。連勝して流れを確かなものとしたい法大は、2戦目となる関東学院大戦に挑んだ。
開始直後からボールをキープした法大。しかし、前半4分にペナルティゴールを許し、悔しくも先制点を献上してしまう。
果敢な攻めを見せるも、攻めに転じ切れずに膠着状態が続く。互いに譲らない攻防が続く中、試合が動いたのは前半26分。じりじりと前に攻めていた法大がチャンスをつかむと、一気に押し込み、吉永昂生(3年、FL)がトライを決める。強風にあおられて、惜しくもコンバージョンは決まらなかったものの、5-3に。逆転を果たした。
法大の攻撃は続く。石岡玲英(2年、FB)がボール持って攻め込みチャンスを作ると、坂田龍之介(3年、WTB)が相手をかわして見事なトライ。10-3と点差を広げる。
その後はライン間際に攻め込まれるピンチも訪れるが、しっかりと守り抜いて追加点を許さず。7ポイントリードで前半を折り返す。
後半開始直後、ボール奪取に成功しチャンスを引き寄せる。スクラムから流れをつかむと、後半10分に伊藤浩介(4年、CTB)が相手陣を破ってトライ。金侑悟(1年、SO)がコンバージョンを決めて17-3。さらに相手を突き放した。
相手の追撃を受けながらもトライを決める伊藤。
ここから関東学院大が巻き返しを図る。直後の後半14分、ボールを押し込まれてしまいにトライを許し、17-10に。その後も相手にペナルティゴールを決められ17-13と徐々に差を詰められてしまう。
何とか攻撃の糸口をつかみたい法大。相手のミスを誘発し、パスを断ち切るなど好プレーで粘りを見せる。しかし、再び流れをつかむことはかなわず。後半36分にはまたしてもトライを許し、17-20と逆転されてしまう。
残りわずかな時間も果敢に攻めるも、ポイントにつなげることはできず。17-20をひっくり返せないままノーサイド。リーグ戦2連勝とはならなかった。
次なる試合は、1週間後に控える中大戦だ。今回の惜敗を糧として、どんな飛躍が見られるか。今後も目が離せない。
選手コメント
大澤蓮(4年、No.8、長崎南山)
前半風下でDFで耐えてノートライに抑えた事は評価できますが、風上でチャンスをものにできず、勢いを乗らせてしまったので、次の中央戦ではFW戦で優位に立ち、BKでトライを決められるゲームを作っていきたいです。
稲田壮一郎(4年、PR、中部大春日丘)
メンバーも変わって時間のない中、FWのセットプレーで安定してボールを供給できたのはよかったです。しかし、ラインアウトモールでまとまって低く押せず決めきれなかった所は今後の試合に向けて改善していきたいです。
試合中にどこかで勝てるだろうという自分達に慢心があり、モールをはじめ取るべきところで点数を取れなかったことが敗因だと思います。とても悔しいですがシーズン前半で身をもって感じられたことを糧にして残り全勝に向けて頑張ります。応援よろしくお願いします。
伊藤浩介(4年、CTB、愛知)
前半で風下で我慢しながら得点をできたことはよかったと思います。前後半DFはハードワークできて頑張れていました。 課題だと感じた点は、ペナルティーが多すぎることとBKがチャンスのところでトライを取れなかったことです。 次戦では、BKがDFもATも前に出て流れを作って、ボーナスポイント付きの勝利をしたいと思います。