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【アイスホッケー】関東大学リーグ戦 対東洋大 ついにリーグ戦が開幕!相手に流れを掴まれ続け黒星発進…

関東大学リーグ戦 Div.I-A
2021年10月17日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ

今年も関東大学リーグ戦(リーグ戦)が開幕した。今大会も昨年と同様、例年のリーグ戦とは異なる形式での開催となり、試合数は全7試合となる。初戦の相手は、春の秩父宮杯で優勝した東洋大。第1Pはなんとか耐えたものの、第2Pで先制点を奪われるとそこから終始試合は東洋大ペースに。果敢に攻める場面もあったものの虚しく、試合終了。黒星発進となった。

ゲームキャプテンをつとめた#86伊藤

試合結果

トータル試合結果

0
(22)
0(6) 1P 0(15) 3
(41)
0(12) 2P 2(13)
法政大学 0(4) 3P 1(13) 東洋大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チーム 時間 ゴール アシスト アシスト PP/PK
東洋大 28:52 27 小堀雄太郎 14 久米誠斗 10 阿部泰河
東洋大 39:39 23 武部太輝 29 川岸潤 9 木村俊太 PP
東洋大 47:45 14 久米誠斗 45 橋本寛太 10 阿部泰河

メンバー

SET DF DF FW FW FW
1 A21 栗原皐成(4) 92 齊藤輝(1) 77 安藤永吉(3) C86 伊藤俊之(4) 17 北川海人(1)
2 65 高橋颯人(4) 44 床勇大可(1) A18 金子凌大(4) 14 荒井大空(2) 91山村旭飛(1)
3 29 砂岡鷹(2)  12 山口琢也(3) 15 冷水大雅(3) 11 高木然(1) 80 金澤颯(2)
4 16 糸崎勇(4) 6 塚本純平(2) 28 岡本鱒乃助(3) 19 楢山皓大(1) 13 加藤真哲(1)

※GKは#54梯航輔(1)が先発出場。控えに#1柏原瑞(3)。

 

試合経過・日程

日付 対戦相手 結果/練習開始時間
1 10月17日(日) 東洋大 ●0-3
2 10月24日(日) 早大 12:30
3 11月3日(日) 中大 15:00
4 11月6日(土) 明大 15:00
5 11月14日(日) 大東大 12:30
6 11月21日(日) 慶大 15:00
7 11月23日(日) 日大 12:30

戦評

緊急事態宣言の延長により延期していたリーグ戦がついに開幕となった。初戦の相手は春に惜しくも敗れた東洋大学。今試合こそは勝ちを掴み取ることができるか。
試合は序盤から苦しい展開となった。第1ピリオド。相手がいきなりペナルティーを取られ、有利な状況になるも生かしきれずに終わってしまう。その後も法大は果敢に攻めていくが、試合は常に東洋大ペース。幾度となく危機に直面しながらも、GK梯を中心とするDFの健闘により、第1ピリオドを無失点で終える。
続く第2ピリオド。攻めの姿勢を貫くも、東洋の守りは堅く得点できない法大。そして試合が動いたのは開始10分。東洋大の激しい攻撃に対応しきれず、先制点を奪われた。その後必死に食らいついていくも、残り20秒PPのチャンスを相手がものにし、さらに追加点を許してしまう。難局を克服できないまま0-2で試合は最終ピリオドへ。
勝負の最終ピリオド。第2P同様、序盤から東洋大の勢いに飲まれ、開始7分で得点を許してしまう。その後も東洋大ペースで試合が進んでいく中、残り8分PPのチャンスを迎える。しかしキャプテンである#86伊藤俊之や#77安藤を中心に果敢に攻めるも生かすことはできず試合終了。春の雪辱を果たすことはできなかった。
試合後、「敗因の中で大きいのは1セット分くらい抜けていったチームメンバーと得点力だ」と語る梯。次戦の相手は早大。万全じゃない状態の中で、うまく波に乗ることはできるのか。今後の戦いに期待したい。(撮影・取材 鳥越花音、溝口真央、脇野剛)

選手インタビュー

伊藤俊之

―今日の試合を振り返って
東洋は自分たちの中でも意識していたチームだったんですけど、そういう中で自分たちのホッケーというのを結構できたんじゃないのかなと思います。というのも相手が強いっていうのは春から分かってたし、春の大会でも自分たちが東洋に勝つのを目標に試合をしていました。粘っていけばいい試合ができると思っていたので、1P、2Pロースコアで粘れた点では内容的に悪くなかったのかなと思います。

―結果として春の試合も今回も負けてしまった要因は何だと思いますか
春も一緒で、最後の押し込む得点力なのかなと思います。あっちは数的不利のパワープレーで得点決めてきたりそういったところでやっぱり相手が上手だったのかなと思います。そういうところのプレーの精度をチームの中でもっともっと高めないと強い相手には勝てないのかなと思います。

―メンバーがだいぶ変わってしまいましたが
諸事情で辞めてしまったり、夏合宿の前に2人くらいけが人が出てしまったり、主力が4人も減ってしまいました。そこをどう補うかというのを考えながら練習にも取り組んでいます。これまで試合に出てなかった選手が4人出て穴を埋めるっていうのはかなりの時間と労力がいることなので、なかなか4人の穴は埋まらないですけど、その中ではみんな今日は健闘していたのかなと思います。

―夏の間はどのような練習をしていましたか
攻守激しい試合を想定して、プレー中にしっかり頭の切り替えてプレーをするというのをチームで考えて、今日とかはその辺もよくできていたと思います。個人的には主力が減って得点力が足りないというのがあるので自分が4年生、キャプテンとして点を取ってチームを支えるのを意識してやろうとしています。

―秩父宮杯の時には「チームの足並みを徐々に揃えていけたら」とおっしゃっていましたが、いろいろ乗り越えた今のチームの足並みはどうですか
正直なことをいうとベストではないと思います。やっぱり今日の試合の前もみんな不安でチーム全体も万全じゃないし、気持ち的にもプレーの準備が整わないと不安になってしまうのでそういった意味でまだまだかなと思います。ただ今日東洋に対して、春みたいにいい試合ができたというのはチームの中で自信につながったので、この後の試合の中で徐々にまた足並みを揃えていけたらなと思います。

―今大会最初にいわゆる4強という格上の相手と当たってしまいますがそういう意味でどのように今大会取り組んでいきたいですか
法政って結構勢いに乗ったらそのままいけるというのがあるので東洋に勝てたらそのままいい調子でいけるっていう話を実際はしていました。ただ負けてしまって次戦は早稲田ですけど、この試合と試合の間でどれだけ準備ができるかが後の流れに繋がっていくのかなと思います。なので何としても今日の試合内容とかを大事にして、氷上練習でいうと週3~4回ある練習の中でしっかり気持ちを整えてまた次に向き合えたらと思います。

―早稲田戦に向けて
絶対に獲りにいきたいですね。次獲れるかどうかで今後の流れが相当変わってくるのかなと思います。早稲田は自分たちの認識では、手の届かない存在ではないのかなと思っているので必ず勝って勢いをつけたいと思います。

―最後にリーグ戦全体の目標を教えてください
1敗はしてしまったんですけど、やっぱり優勝は獲りに行って全日本選手権の切符を手にしたいなと思います。
 

梯航輔

ー本日の試合を振り返って
春と比べて失点した数は同じでも、セーブ率が少し違いますし、チームとしては点差が開いてしまった。そのため、前回は負けても「良い試合ができた」というイメージでしたが、今回の試合は悔しさの方が強いです。自分も春は反応できなかったシュートが多くありましたが、今回の試合は全部反応できてはいました。そのため、あと少し自分の力が足りなかったのかなと。まだ頑張れると思いました。

ー敗因は
1番大きいのは抜けていったチームメンバー。それに加えて怪我人とかも何人かいまして。チームが春と比べると人が1セット分抜けてしまい、完全にガラッと変わってしまったところが1番大きいと思います。試合としての敗因は点数が取れなかったことに尽きると思います。

ー前回の東洋戦から自分が成長した点
春の時は勝負をかけにいっていなかったというか。前回は自分のポジションをしっかり維持して、次の動きのために反応できるようなポジションにいました。だけど、今回は少し次の反応が遅れても1本目は絶対に止めるという気持ちで、少し前に出て止めようと思っていました。そういう意識的な部分で少し成長できたのかなと思います。

ー夏休みはどのような練習をしましたか
夏休みは大会がなくなった分、次の大会に備える練習ではなくて自分のスキルを上げる練習ができたことが成長につながったと思います。具体的に、夏合宿の時はシュートに対して正確に反応するということを目標にしていました。体で止めるというイメージよりは点で止める。範囲的に止めるのではなくて、直に止める練習をしました。

ー次の試合への意気込み
春に早稲田と練習試合をしたら、完封ができました。だから秋もしっかり完封ができるよう頑張っていきたいと思います。
 

北川海人

ー今日の試合を振り返って
攻めてはいたんですけど、やはり決定力というか最後の得点に繋がらなかったので、負けという結果になってしまったと思います。

ー試合に向けて力を入れていた練習は
守りのほうに力を入れており、攻めのほうもしっかりビデオを見て対策することができたので、試合を通して悪くはなかったと思います。

ー今日の試合の良かったところ
全員最後まで足動かして、全員が団結して戦えたところが良かったと思います。

ー最後の最後まで攻めの姿勢は非常に感じたが、最後も得点取ってやろうという気持ちは強かったか
そうですね。最後まで1点でも良いから取ろうという気持ちは全員あったと思うので、次に繋げたいと思います。

ー法大に入った理由
先輩後輩の距離感が近く、仲が良く、コミュニケーションがしっかり取れており、練習も雰囲気が良いですし、試合になると全員気合が入ってチームが1つになって、プレーできるところに惹かれて入りました。

ー4年間を通じてどんなプレイヤーになりたいか
チームの得点源になれる選手、得点を取る中心の選手になりたいと思います。

ー次の試合に向けての意気込み
今日は負けてしまって、課題が多く見つかったので、それを修正して次の試合に向けて頑張ります。

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