関東大学リーグ戦 Div.I-A
2021年11月21日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
前回の大東戦では一挙5点を獲得し、リーグ戦初勝利を飾った法大。続く慶大戦では、序盤から積極的なプレーを展開し第2Pでは3点を獲得。第3Pでは相手に3点を返され同点に追いつかれそうになるもどうにか守り切り2連勝、明日の日大戦へ弾みをつけた。
試合結果
トータル試合結果
4 (46) |
1(13) | 1P | 0(7) | 3 (22) |
---|---|---|---|---|
3(24) | 2P | 0(4) | ||
法政大学 | 0(9) | 3P | 3(11) | 慶應大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。
ゴールデータ
チーム | 時間 | ゴール | アシスト | アシスト | PP/PK |
---|---|---|---|---|---|
法大 | 11:53 | 80 金澤颯 | 5 菊池聖 | 14 荒井大空 | ー |
法大 | 28:24 | 44 床勇大可 | 80 金澤颯 | ー | ー |
法大 | 31:59 | 80 金澤颯 | 18 金子凌大 | 44 床勇大可 | ー |
法大 | 32:49 | 91 山村旭飛 | 5 菊池聖 | ー | ー |
慶大 | 49:27 | 19 荘敬大 | 45 笹山大智 | 16 永田誉 | PP2 |
慶大 | 56:06 | 16 永田誉 | 76 赤坂泰成 | ー | PP2 |
慶大 | 56:32 | 45 笹山大智 | 10 田原輝志 | 48 倉田歩 | PP2 |
メンバー
SET | DF | DF | FW | FW | FW |
---|---|---|---|---|---|
1 | A21 栗原皐成(4) | 92 齊藤輝(1) | 77 安藤永吉(3) | C86 伊藤俊之(4) | 17 北川海人(1) |
2 | 29 砂岡鷹(2) | 44 床勇大可(1) | A18 金子凌大(4) | 11 高木然(1) | 80 金澤颯(2) |
3 | 65 高橋颯人(4) | 5 菊池聖(3) | 14 荒井大空(2) | 12 山口琢也(3) | 91 山村旭飛(1) |
4 | 16 糸崎勇(4) | 28 岡本鱒乃助(3) | 15 冷水大雅(3) | 13 加藤真哲(1) | 19 楢山皓大(1) |
※()内は学年。GKは#1柏原瑞(3)が先発出場。控えに#54梯航輔(1)。
戦評
先週、大東大戦では一挙5得点を獲得し、5戦目にしてようやくリーグ戦初勝利を飾った法大。2連勝への期待が懸かる中で慶大戦へと挑んだ。
試合は序盤から法大が積極的にシュートを放ち展開していく。しかしなかなか得点に結びつかないまま試合が動いたのは開始12分。この日初ゴールでありながら2G1Aの大活躍を見せた#80金澤颯がサイドからのパスに応え先制点を獲得。そして試合は第2Pへ。
第2Pは1Pに取られたファールにより3on5のKPでスタート。ここをなんとか耐えると、2P開始8分。#44床が後ろから回り2点目を獲得。勢いに乗った法大は11分に#80金澤が3点目を、そのすぐ1分後に#91山村が初ゴール。2Pだけで一気に3得点を獲得試合は最終Pへ。
最終P。2連勝に向け順調に試合は進んでいくと思われた開始7分。ペナルティーを取られ本日2度目の3 on5のKPのピンチとなり#1柏原を中心にディフェンス陣が対抗するも1点返されてしまう。そしてさらに3P15分。またしても3on5のピンチが訪れてしまう。このチャンスに勢いに乗った慶大は、続けざまに2点を獲得。3-4となり、なおも同点へと持ち込もうとする慶大の勢いに押され気味になるもどうにか1点を守り切り試合終了。最後こそ固唾を飲む展開となったものの、結果的に2連勝を収めた。
明日の最終戦の相手は日大。今季日大は中大にPSで勝利するなど、決して楽に戦える相手ではない。3連勝し、有終の美を飾ることはできるのか。法大らしいプレーを武器になんとしても勝利を掴んでほしい。(記事・撮影 鳥越花音、糸口真子、脇野剛)
選手インタビュー
柏原瑞
―今日の試合を振り返って
先制点も取れていい流れで2ピリオドを終えたんですけど、そこから反則が増えて最終ピリオドで少し流れが悪くなってしまいましたが、勝てたので良かったです。
―ピンチの場面が多かったが
5対3の場面がすごい多かったですが、その状況での失点はしょうがないかなっていう感じでした。何回か5対3でも守りきれていたので、良かったんじゃないかなって思います。
―フル出場だったが
前回1ピリオドでノックアウトされた分、今回は最初丁寧に入っていこうと思っていました。丁寧にしっかり入れたので最後まで行けたんじゃないかな、と思います。
―コンディションは
深夜練習で時間の調節が難しかったですが、いい調子で入れたんじゃないかなと思います。
―慶應に対しての作戦は
しっかり守ってカウンターで攻めてきたり、シュートもどこからでもガンガン打ってくるイメージで臨んだので、集中して試合出来たと思います。
―勝因は
やっぱりディフェンスやフォワードのシュートブロックがすごい多かったことです。僕も何本か見えてないのがあったんですけど、そういうのも味方が止めてくれたのでそこが勝因だと思います。
―チームの雰囲気は
良いと思います。後半勝ち始めていい流れでいけると思います。
―最終戦に対しての意気込みは
次の日大は中央とかに勝っていて強いチームなので油断しないでいきたいです。今日の最終ピリオドとかは気持ちが緩んでいた部分もあったと思うので、そういうところなくして最後まで気を引き締めて勝ちたいです。
金澤颯
―今日の試合を振り返って
最初のほうは結構乗っててよかったんですけど、後半自分の販促含めて雰囲気が悪くなっちゃったかなという感じでした。
―初ゴールを決められました
率直にすごく嬉しかったです!
―最終Pでは相手の勢いに押されがちになりましたが
攻められていた時に特にチームの中で話していたことはないんですが、今日は試合始める前とかチームの雰囲気がすごく良くてそういう気持ちの面があったからこそ耐えれたんじゃないかなと思います。
―今日の試合どういう試合展開にしようと思っていましたか
全体ではないんですけど、自分のセットでは簡単なプレーでどんどんゴールに集めていこう意識で戦っていました。
ー今リーグどのように締めくくりたいですか
やっぱり今日は最後のほうに3点決められてしまったので、しっかり完封して勝ちたいなと思います。細かいプレーでもしっかりチームに貢献していきたいです。
床勇大可
―今日試合を振り返って
2Pがチームとしてすごく良くて、3Pの最後はいろんなことがあってあまりよくなかったんですけど結果勝てたので今回はよかったのかなと思います。
―1年生ながら安定してチームに貢献していますが
1年生ですけど、遠慮せずに言いたいことを先輩にも言って、でもダメなプレーとかはちゃんと指摘してもらうっていうコミュニケーションをしっかりしているからこそ試合に出れているのかなと思います。
―前半の際には決定力が足りないという話をしていたと思うんですが、最終戦を控えて変化は
なかなか改善するのは厳しいですし、今日もあまり決定力という点ではよくなかったと思うんですけど、いい形で得点を決めれるシーンが多かったのでその点はよかったんじゃないかなと思います。
―リーグ戦通してチームの雰囲気は
負けてた時も今も大して変化はないと思います。最初のほうは強い上位校相手ばっかだったので緊張感というか気を張っていた部分はあったと思うんですけど、今日とかはいい意味でリラックスして試合に臨めているからこそ結果もきちんとついてきているのかなと思います。
―明日の最終戦に向けてどのように今大会締めくくりたいですか
最終戦も今日と同じようなゲームになると思うんですけど、今日みたいに終盤危ない試合になんないように気持ちよく勝って終わりたいなと思います。
山村旭飛
ー今日の試合を振り返って
第1と第2ピリオドは流れも良かったんですけど、第2ピリオドの途中から流れも崩れ始めて、第3ピリオドは最後、少し悪い雰囲気で失点を重ねてしまったんですが、最後守りきることができたのでそこは良かったと思います。
ーゴールを決められた気持ち
まだゴールを決められていなくて、今日が初ゴールだったんですけど、狙っていたので入って良かったです。
ー試合前監督からどのようなアドバイス
自分の得意にしている部分は、シュートや体を使ったプレーで、その部分は全試合アピールできるように頑張れと言われていたので、シュートも打ててゴールも決められたのは良かったです。
ーご自身で力を入れている練習
寮の隣にウエイト場があるので、そこでウエイトを頑張っています。
ー法大に入った理由
高校のときに試合を観にいって、かっこいいなと思ったからです。高校のときもアイスホッケーを頑張って、今法大に入ることができたので良かったと思います。
ー4年間を通じてどんなプレイヤーになりたいか
先程も言ったように自分の得意にしている部分はシュートを打つことや体を使ったプレーをすることなので、そこはもっと伸ばしていって、ゴールやアシストを量産できるような選手になりたいです。
ー次の試合に向けての意気込み
前半の4試合で4連敗してしまったんですけど、今は2連勝中なので最後も勝って終わりたいと思います。