2022年5月1日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ
約1カ月にわたり行われた秩父宮杯。最終試合となる5位決定戦の相手は慶大。第1Pこそ得点を決められず先制点を奪われるも、その後は終始慶大を圧倒。8-1の快勝で昨年同様の5位で今大会に幕を下ろした。(試合の様子はaiカメラまたはTokyo Ice Hockey Channelからご覧になれます)
試合結果
トータル試合結果
8
(57) |
0(12) |
1P |
0(5) |
1
(18) |
3(24) |
2P |
1(8) |
法政大学 |
5(21) |
3P |
0(5) |
慶応義塾大学 |
※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。公式のゲームシートはこちら。
ゴールデータ
チーム |
時間 |
ゴール |
アシスト |
アシスト |
PP/PK |
慶大 |
23:32 |
10 田原 輝志 |
45 笹山 大智 |
ー |
PP |
法大 |
32:26 |
88 山村 旭飛 |
10 武田 幸将 |
14 荒井 大空 |
ー |
法大 |
37:43 |
69 渡辺 友汰 |
91 大澤 龍聖 |
77 安藤 永吉 |
ー |
法大 |
38:42 |
92 齊藤 輝 |
17 北川 海斗 |
ー |
ー |
法大 |
46:34 |
80 金澤 颯 |
29 砂岡 鷹 |
ー |
ー |
法大 |
48:43 |
77 安藤 永吉 |
91 大澤 龍聖 |
ー |
SH |
法大 |
53:02 |
13 加藤 真哲 |
34 水口 晴斗 |
28 岡本 鱒乃助 |
― |
法大 |
55:23 |
69 渡辺 友汰 |
92 齊藤 輝 |
ー |
PP |
法大 |
57:25 |
6 塚本 純平 |
40 山崎 憲人 |
ー |
― |
メンバー
※GKは#54梯航輔(2)が先発出場。控えに#21須田泰斗(1)。(カッコ内)は学年を表しています。
試合日程
戦 |
日付 |
対戦相手 |
結果/練習開始時間 |
1 |
4月9日(土) |
専修大 |
6-1 |
2 |
4月16日(土) |
東洋大 |
0-9 |
3 |
4月24日(日) |
大東文化大 |
中止 |
4 |
5月1日(日) |
慶應大 |
8-1 |
戦評
春季リーグ最後の相手は慶應大。しっかりと勝って有終の美を飾りたいところだ。
第1ピリオドは、パックのキープ率が高く、シュート数が法政が12で、慶應が5と終始攻めてはいるものの、なかなかゴールに届かない歯がゆい展開に。どちらも得点を奪えず、第1ピリオドを終える。
続く第2ピリオドに試合は動く。開始3分。法政のKPを活かし、先に慶応大がゴールを決め、均衡が破れる。先制点を先に奪われ、追いかける展開となった法政。あと一歩の状況を何度も作るも相手の守りに阻まれ、得点ができない重苦しい雰囲気に。そんな雰囲気を変えたのは#88山村だ。開始12分に#10武田と #14荒井のアシストをきっかけにゴールを決める。そして山村のゴールを皮切りに、オルタナティブキャプテンに就任した#69渡辺と、#92齋藤もネットを揺らす。第3ピリオドも勢いそのままに法政が畳みかけ、キャプテンの#77安藤や、#6塚本などが得点を重ねる。最終的に8-1の大勝。見事春季リーグ最終戦を白星で終え、5位でのフィニッシュとなった。
春季リーグで見えた課題と収穫をしっかり次に活かし、チームのステップアップを図り、優勝という目標を現実に変えてもらいたい。(取材、写真:溝口真央、皆川真輝、脇野剛)
選手インタビュー
山口 琢也 副将 (文4=八工大)
―今日の試合を振り返って
最初は攻めていても、得点が入らない場面が多かったのですが、後半は大量得点という形で一気に流れを持ってくることができたのでよかったのではないかなと思います。
―試合に入るにあたって意識したことは
慶應は毎年毎年相性が悪く、最初に失点して流れを持っていかれることが多かったので、FWが3人入りすぎないように、守りの人数を多くすることを意識しました。
―今リーグを振り返って
東洋に大敗してしまったので、負けを生かして、オフ期間にトレーニングに励み、秋リーグ、インカレともに東洋を倒せるようにしていきたいと思います。
―アシスタントキャプテンとしての活動は
選手一人一人が主体的にそれぞれ動いてくれいたので仕事はあまりなかったのですが、気が緩んだときには一言言ったりしてチームをまとめていました。
―今リーグを通じて見えた課題
1点を取るまでに時間がかかりすぎるという点と、守りに関しても危ない場面が多かったので、そこを皆で意識して改善していきたいと思います。
―秋リーグに向けての意気込み
秋リーグは上位校との熾烈(しれつ)な戦いになるので、東洋、明治、中央にいい試合をして勝てるように、4強に入ることを目指して頑張りたいと思います。
山村 旭飛 (文2=埼玉栄)
ー同点となるゴールを決めましたが、今日の試合を振り返って
最初のほうは点が取れなくて、慶応に先に点を取られてしまい、少し焦りもあったのですが、シュートブロックなどいつも通り練習でやってきたことの成果が出ました。そしてその練習が今回の得点に繋がったのかなと思います。
ー同点のゴールが決まってから一気に流れが法政に来たように感じたが、どう思うか
けっこう元気のあるチームなので、得点が入ったら勢い付きますし、そういう勢いが大事だと思います。
ー今日は1番どの部分が良かったか
東洋戦から守りの面でも攻めの面でも悪いところを修正しようと練習してたので、その練習の成果が、守りもきちんとできたうえにゴールも決められたので、しっかり表れたと思います。でも危ないシーンはあったので、その部分は秋までに修正したいと思います。
ーこの大会で見えた課題
僕たちはやればできるので(笑)もっとチーム一丸となって、逆に今度は東洋に9-0くらいで仕返ししたいですね。
ー2年生になって心境の変化
アイスホッケーにおいては、大きい面では特に変化はないですね。まだまだ下級生ですし、やることも変わらないので、フレッシュな動きを見せられたらなと思います。
ー秋季リーグに向けて
東洋にやられてしまったので、次はしっかりやり返したいと思います!
水口 晴斗 (営1=清水)
ー今日の試合はいかがでしたか
最初はドアマンをやっていましたが、途中で法大が点差をつけることができて試合に出られました。楽しかったですね。
ー今日は初のアシストとなりましたがお気持ちは
初めてなので、とても嬉しいです。
ー今回のリーグを振り返っていかがですか
うまくいかないこともありましたけど、結果的に楽しかったので良かったです。
ー見えてきた課題
もう少し体をしっかり作っていきたいですね。あとはより得点に絡めるように練習をしていきたいです。
ー目標の先輩を教えてください
#72の小金澤裕太さんです。ホッケーも上手ですし、優しいですし、全部が格好いいんですよ。ウエイトも一緒にやりますが、やる時はしっかりやるところが良いと思います。
ー大学に入ってみていかがですか
学業との両立も想像していたよりかは大丈夫でした。もっと大変だと思っていましたね。楽しいです。
ー自身の強みを教えてください
負けず嫌いなところです。高校の時に怪我をして、その間に周りがどんどん上手になっていったんですよ。ですが自分も他の人たちに負けないようにウエイトなどを頑張って、今がある感じです。逆境を跳ね返す力が自分にはあると思います。
ー4年間でどういうふうに成長していきたいですか
自分はキャプテンになりたいんですよ。なのでリーダーシップを取れるように、周りをまとめる力をつけていきたいと思います。
ー秋リーグの意気込みをお願いします
手首を手術して秋リーグに臨むのですが、それを跳ね返して活躍したいです。
フォトギャラリー
試合の写真は、スポーツ法政新聞会の公式ツイッター、また公式インスタグラムに掲載いたします。