新入生インタビュー
今年も多くの新入生が入部し、新体制となった法大陸上競技部。新入生の中から9名にインタビューを実施し、今回は髙橋遼将、田中翔大、松本望のインタビューをお届けする。
新入部員一覧
種目 | 氏名 | 出身校 | 自己記録 |
---|---|---|---|
短距離 | 鈴木大翼 | 新潟明訓(新潟) | 400m 46秒67、200m 21秒32 |
赤堀眞 | 東海大付属静岡翔洋(静岡) | 100m 10秒56、200m 21秒38 | |
髙橋遼将 | 中京大中京(愛知) | 400mH 50秒65、110mH 14秒19 | |
松本望 | 洛南(京都) | 110mH 14秒05、100m 10秒09 | |
小池綾 | 大塚(大阪) | 110mH 13秒93、走高跳 2m05 | |
万木大夢 | 昌平(埼玉) | 400m 48秒25、200m 22秒33 | |
松嶋伶弥 | 白鴎大足利(栃木) | 100m 10秒66、200m 21秒40 | |
田中翔大 | 佐賀工(佐賀) | 100m 10秒53 、200m 21秒24 | |
三浦匠 | 法政二(神奈川) | 400m 49秒17、200m 22秒28 | |
小室凜太郎 | 希望ヶ丘(神奈川) | 800m 2分01秒34、1500m 4分05秒75 | |
太田鴻基 | 寒河江(山形) | ||
跳躍・投擲 | 麻野大成 | 法政二(神奈川) | 棒高跳 4m40、100m 11秒33 |
山﨑大和 | 横浜清風(神奈川) | 棒高跳 4m40 | |
松本琉依 | 法政二(神奈川) | 走幅跳 6m59、100m 10秒69 | |
田村光 | 法政二(神奈川) | 走高跳 1m85 | |
山下遥平 | 金沢(神奈川) | 三段跳 15m02、走幅跳 7m09 | |
松重蒼吾 | 検見川(千葉) | やり投 52m52 / 砲丸投 11m57 | |
長距離 | 矢原倖瑛 | 今治(愛媛) | 5000m 14分30秒21 |
花岡慶次 | 世羅(広島) | 5000m 14分20秒28 | |
清水郁杜 | 米子松陰(鳥取) | 5000m 14分04秒06 | |
田中裕一朗 | 清風(大阪) | 5000m 14分27秒83 | |
行天陽虹 | 小豆島中央(香川) | 5000m 14分28秒87 | |
髙橋彰太 | 東北(宮城) | 5000m 14分07秒72 | |
長井尊将 | 今治西(愛媛) | 5000m 14分40秒49 | |
宮本哲汰 | 九州学院(熊本) | 5000m 14分36秒20 | |
澤中響生 | 自由ヶ丘(福岡) | 5000m 14分24秒76 | |
大島史也 | 専大松戸(千葉) | 5000m 13分50秒04 | |
原口照規 | 清風(大阪) | 5000m 14分50秒40 | |
大嶽昂士 | 伊豆中央(静岡) | 5000m 15分0秒96 | |
鈴木雄大 | 法政二(神奈川) | 5000m 15分12秒37 | |
岡本崚太郎 | 相模原弥栄(神奈川) | 5000m 15分42秒96 | |
伊藤祐斗 | 金沢(神奈川) | 5000m 15分11秒11 | |
女子 | 星野莉亜 | 城西大附城西(東京) | 100m 12秒07、200m 24秒93 |
樋口萌杏 | 仙台一(宮城) | やり投 41m04 | |
安藤柚茉 | 昭和(愛知) | 円盤投 29m67、砲丸投 7m89 |
インタビュー
髙橋遼将
ー高校3年間を振り返って
中学生で全国大会で入賞するレベルの実績を残していて、高校生では全国大会で優勝するようなレベルになりたいと思って高校に入学しましたが、高校でしっかり結果を出していくにあたって、世界で戦いたいという気持ちがどんどん大きくなっていった3年間だったなと思います。コロナ禍や自分の怪我の状況など、そういう未熟な部分もあって、なかなか世界で戦えるレベルにはならなかったが、法政でさらにレベルを高めていきたいなと思い、高校3年間頑張ってきました。
ー法政を選んだ理由
ハードル競技で法政大学が長年の歴史を見ても強いなということで入りました。
ー法大陸上部の印象について
割と自由だなという感じがあって、「自由」というのは適当にやっているというわけではなくて、一人ひとり自分自身が考えてやっているなという印象を強く受けました。練習メニューとしては、メインメニューはバンっと出されるのですが、各アップやウェイトトレーニングなどは自分で先輩に聞いたり、トレーナーさんから聞いたり、自分の高校時代のものをやったりと結構自由なので、自分で考える力が結構つくなという印象があります。
ー入学して一か月経ちましたが、陸上競技部での生活は
なかなか慣れない部分はあります。今まで実家暮らしだったので、集団生活の大変さは身に染みて実感していますし、接続が悪くてオンライン授業が止まってしまったりという不便さはあるのですが、徐々に慣れていきたいと思います。
ー400mHには黒川和樹選手がいますが印象などは
高校1年の頃から全国大会で一緒に走ったことがあるので、すごく仲良くさせていただいてます。高校時代よりも一段も二段もレベルが上がって、練習で見ていてもベクトルが違うなという感じで、自分も追いついてそして追い抜かしていきたいなと思ってます。
ー他大学に意識している選手は
いないですかね。黒川さんを目標にして法政大学に来たので。
ー今の課題は
去年のインターハイ前から腰椎分離症で、インターハイを走ってから半年間の休養に入りました。そこでは本当に陸上を全くせず、学校に行って帰るというような生活を送っていて、でもまだ完璧というわけではなく若干療養中ではあるので、怪我をせずにやっていきたいなと思っています。
ー自身のアピールポイントは
他の人から「勝負強い」と言われることがあって、高1の全国大会で同着同タイム着差ありで勝ったり、高3のインターハイも0.01秒で勝ったりと、そのあたりの勝負強さは自分でも持ってると思うので、大学でもそこに注目してもらえたらと思います。
ー大学での目標は
高校3年間はすごく怪我に苦しんだので、まずは怪我をしない身体作りを第一として、そして大学3年時のパリ五輪に黒川選手に続いて出場したいなと思います。
ー応援してくださる方に一言お願いします
法政大学の一員として全力で試合に向かっていくので応援よろしくお願いします。
(取材・川口綜一朗)
出身校:中京大中京(愛知県)
自己記録:110mH14秒19 、400mH 50秒65
インターハイ2021 400mH1位
田中翔大
―自己紹介をお願いします
佐賀工業高校出身、スポーツ健康学部1年の田中翔大です。
―高校3年間で1番印象に残っているレースは
1番印象に残っているレースは高3の時のインターハイ決勝の200mです。自分が初めて日本一を獲ったレースで思い出に残っていて、自分の努力が報われた瞬間だと思っています。
―進学先に法大を選んだ理由は
自分の将来の夢がスポーツトレーナーとして競技者を支えることなので、そのスポーツトレーナーの勉強と陸上競技を両立できる大学といったら法大しかないなと思ったので選びました。
―チームの雰囲気は
高校の時よりも練習の質がとても高くて先輩もとても良い人ばっかりなので、すごい良い雰囲気で練習できていると思っています。
―特に仲の良いチームメイトは
鈴木大翼だったり、佐賀陽とかと一緒に練習していることが多いです。
―入学から1ヵ月経ちましたが、大学生活には慣れましたか
授業だけだったらすぐ慣れたと思っているんですが、一人暮らしでご飯だったり家事だったりを色々両立しながらやるのは大変だったと思います。
―オフの過ごし方は
家で趣味のゲームだったり漫画を読んだりして過ごしています。
―現在の体調は
そうですね、比較的良い方だとは自分で思っています。
―今季の目標は
6月にあるU20日本選手権の100mと200mで優勝することです。
―大学4年間の目標は
大学4年間ではパリ五輪に出ることが目標です。
(取材・窪田真一)
出身校:佐賀工(佐賀県)
自己記録:100m 10秒53、200m 21秒24
インターハイ2021 200m 1位
松本望
―法政に進学した理由は
法政大学は自分がやっているハードル種目で卒業した社会人を含め、強い選手が多くいて自分もそこでもっと磨きたいと思い、法政大学に進学しました。
―先輩にも洛南高校出身の方がいますが
知っている先輩がいると安心して大学生活を送れるなと感じます。
―尊敬している選手はいますか
法政大出身だと金井大旺さんです。技術とかもすごいですし、いろいろすごいです。
―ライバルは
同学年の小池(綾)や髙橋遼将にライバル意識はあります。
―ライバルと一緒に練習をできるというのはいかがですか
アドバイスをし合えることがとてもいいなと思います。
―ご自身の走りの持ち味は
けがをしにくいというのは自分の長所かなとは思います。
―高校時代で印象に残っているレースは何ですか
インターハイの決勝かなと思います。自分は4番だったんですけど1番の選手(西徹朗、早大)が圧倒的には速すぎて、1番の選手との差がよく分かったレースだったと思います。
―4月の学生個人選手権は大学に入ってから初めての全国大会だったと思いますが、走りを振り返っていかがですか
4月の全国大会は初めてでしたが、緊張はなかったです。レースはだめだめで、あまり動けていなくて、自分の走りにキレがなかったです。
―高校の時と比べて大学の練習はいかがですか
高校時代は全部がフリー練習だったので自分で考えて練習していたんですけど、大学ではみんなで一緒に練習をするのがいいなと思って、刺激を与えてもらっているなと思います。
―大学4年間での目標は
学生を代表できるような選手になりたいと思っています。
―そのために1年目はどのようなことに取り組みたいですか
まずは自己ベストを更新して、13秒台で走れるようにしたいと思います。
(取材・齋藤彩名)
出身校:洛南(京都府)
自己記録:110mH 14秒05
インターハイ2021 110mH 4位