第95回関東学生選手権
2022年8月5日(金)〜8日(月)
横浜国際プール
昨年の日本学生選手権(インカレ)で悔しくもシード権を落とした男子陣が関東インカレに出場。1部対抗で総合優勝を目指し、初日から多くの選手が活躍した。2日目に行われた200mバタフライでは、昨年のインターハイ100mバタフライの王者・丹保陸(人1)が自己ベストで堂々の優勝を飾った。また、200m背泳ぎで八田勝優(経3)、100m平泳ぎで山尾隼人(経3)もそれぞれ優勝を果たした。
大会結果
OP結果(女子)
種目 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|
50m自由形 | 鈴木菜々花 (経4) | 26秒79 | |
中村菜々穂(現2) | 28秒38 | ||
400m自由形 | 中島千咲代 (現3) | 4分19秒60 | |
松野仁衣奈(スポ1) | 4分28秒06 | ||
800m自由形 | 中島千咲代 | 8分50秒75 | |
200mバタフライ | 森柄花菜(法3) | 2分18秒61 | |
200m背泳ぎ | 石田瑠海(スポ2) | 2分17秒03 | |
200m平泳ぎ | 猪狩彩奈(経1) | 1分11秒49 | |
川縁茜(現1) | 1分11秒58 | ||
齊藤涼夏(社4) | 1分13秒07 |
決勝結果(男子)
種目 | 順位 | 選手名 | タイム | 備考 |
---|---|---|---|---|
50m自由形 | 2位 | 竹鼻涼太(スポ1) | 23秒16 | 自己新 |
6位 | 山崎寛史(経2) | 23秒51 | ||
7位 | 山本麻尋(経1) | 23秒67 | ||
400m自由形 | 7位 | 綿貫太地(経1) | 3分59秒63 | |
200mバタフライ | 1位 | 丹保陸(人1) | 1分57秒64 | 自己新 |
4位 | 石原諒太郎(経4) | 2分00秒38 | ||
5位 | 荻野倖太朗(法1) | 2分00秒58 | ||
200m平泳ぎ | 1位 | 山尾隼人(経3) | 1分01秒01 | |
8位 | 阿部晃也(経1) | 1分03秒78 | ||
200m背泳ぎ | 1位 | 八田勝優(経済3) | 2分04秒09 | |
4位 | 大山海怜(経1) | 2分05秒27 | ||
400mフリーリレー | 4位 | 山崎-竹鼻-佐々木-石橋 | 3分25秒14 |
総合順位(2日目終了時点)
順位 | 学校名 | 得点 |
---|---|---|
1 | 法政大学 | 61 |
2 | 山梨学院大学 | 45 |
3 | 日本体育大学 | 44 |
4 | 神奈川大学 | 37 |
5 | 国士館大学 | 18 |
6 | 拓殖大学 | 7 |
7 | 東海大学 | 6 |
8 | 専修大学 | 4 |
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丹保陸
電光掲示板でタイムを確認し、法政ポーズを高らかに突き上げた。200mバタフライの丹保陸(1)は、自己記録を約1年ぶりの更新する1分57秒64で頂点に。「まさかこの大会で57秒台が出るとは思っていなくて、すごい嬉しい」。しかし、安堵の色は一瞬。すぐに闘志が滲み出た。
隣のレーンを泳ぐ、前半型の選手を追いかけるようにレースを進めた。体半分ほどの差を保ち、150mをターン。真骨頂は、そこからだった。ラスト50mのラップを全体最速の30秒15でまとめ逆転。得意の後半の強さを示す圧巻のレース運びだった。
現在は今月末に控えるインカレに向けての強化期間で、レース前日も普段と変わらず2部練習をこなしてきたという。それでも好タイムをマークできたのは、「本数を重ねる練習」を積み、ベースアップを図ってきた成果だった。
初のインカレに向け、丹保は「(1分)57秒台頭や56秒台を目指し、表彰台を狙いたい」と堂々と宣言。昨年のインターハイ王者は、今年もヒーロー候補にふさわしく、鮮烈な印象を残した。