【バドミントン】第65回東日本学生選手権（団体戦）女子 激闘の末、北翔大に敗戦。ベスト4入りならず
2022年9月6日（火）～ 7日（水）
北海きたえーる
3年ぶりに東日本学生選手権が開催された。大会1、2日目は団体戦が実施され、女子は2回戦から登場。初戦を快勝し、迎えた3回戦で北翔大と対戦したが2-3で惜しくも敗戦。優勝を目指したがベスト８という結果となった。
試合結果
詳細結果
| 試合 | 対戦校 | 試合詳細（後者が対戦相手） |
|---|---|---|
| 2回戦 | 千葉商科大 | S1〇森優紗 2-0 後藤彩音(21-6、21-5) S2○内田美羽 2-0 横田千乃(21-4、21-8) D1〇八角実侑・堤みほろ 2-0 後藤・高屋比菜(21-10、21-15) |
| 3回戦 | 北翔大 | S1●宮﨑淳美 1-2 内山真希(20-22、21-16、18-21) S2○内田 2-0 谷川綾(21-16、21-13) D1●海老原香澄・宮澪里 1-2 内山・佐藤萌(17-21、21-16、17-21) D2〇宮﨑・三輪朋香 2-0 山元千聖・深田百香(24-22、21-12) S3●森 1-2 高橋沙弥(15-21、21-18、13-21) |
戦評
悔しさの残る結果となったリーグ戦から約4か月。東日本学生選手権の団体戦が幕を開けた。2回戦からの登場となった法大女子は千葉商科大と対戦し、力の差を見せつけ完勝。好調な滑り出しを見せ、ベスト4進出を懸けた3回戦に挑んだ。
3回戦の相手は北翔大。第1シングルスは内田美羽(営2)が任された。第1ゲームは競り合った展開となるが、21-16でこのゲームをものにすると、第2ゲームは内田ベースに。序盤からリードを奪い、優位に試合を進めるとそのままストレートで勝利した。
第2シングルスは宮﨑淳美(営3)。こちらも第1セットから接戦となる。互いにポイントを取り合う展開が続き、19-19に。次のポイントを宮﨑が取り、先にゲームポイントを奪うも20-22と逆転されこのゲームを落とす。しかし、第２ゲームはしっかりものにし、勝負はファイナルゲームへ。このゲームも両者一歩も譲らずに試合は進んだが、最後あと一歩及ばなかった。第1ダブルスは宮澪里(人4)・海老原香澄(営4)ペア。第1ゲームは序盤から相手にリードされ、苦しい展開となる。しかし、徐々に宮・海老原ペアのリズムで得点できる場面が増えていき、終盤追い上げるも17-21で第1ゲームは相手ペアが奪取。続く第2ゲームは宮・海老原ペアに流れが傾く。13-13から連続得点を奪い、一気に突き放すと試合はファイナルゲームへ。このゲームも接戦となったが、要所で相手ペアに得点を許し、17-21で敗戦。しかし、第２ダブルスの宮﨑・三輪朋香(人2)ペアは第１セットを24-22で奪うと、そのままの勢いで第２ゲームもものにし、ストレート勝ちで最終第３シングルスにつないだ。
第3シングルスは主将・森優紗(国4)。第1ゲームを奪われ、迎えた第2ゲームは相手を前後に揺さぶりながら得点を重ねていき、序盤からリードを保つ。そのまま21-18でこのゲームを取り、この試合もファイナルゲームにもつれることに。しかし、ファイナルゲームは相手がペースを握り、巻き返すことはできずゲームカウント1-2で敗戦。チームとしては2-3で北翔大に敗れ、ベスト8で団体戦を終えた。
「優勝するためにみんなで頑張ってきた」。涙を呑んだリーグ戦からさらに鍛錬を積み、今大会に臨んだが思うような結果は残せなかった。しかし、この努力は決して無駄にならないだろう。残る大会は秋季リーグ戦とインカレのみ。彼女たちの弾ける笑顔が見られるのを心待ちにしたい。（記事・写真：齋藤彩名）
