【陸上競技】第34回出雲全日本大学選抜駅伝 3年ぶりの出雲路へ!今日13時05分スタート! 坪田監督インタビュー&区間エントリー
いよいよ本日13時05分にスタートする第34回出雲全日本大学選抜駅伝。法大としては3年ぶりの出雲駅伝出場となる。今回は区間エントリー、そして坪田智夫駅伝監督のインタビューをお届けする。
区間エントリー
区間 | 距離 | 選手名 |
---|---|---|
1区 | 8.0km | 松本康汰(4) |
2区 | 5.8km | 松永伶(3) |
3区 | 8.5km | 内田隼太(4) |
4区 | 6.2km | 扇育(4) |
5区 | 6.4km | 小泉樹(2) |
6区 | 10.2km | 稲毛崇斗(3) |
補員 | 中園慎太朗(4) | |
武田和馬(2) |
監督インタビュー
坪田智夫 駅伝監督
―シーズン前半を振り返って
チームとしては関東インカレと全日本大学駅伝の予選会という二つの大きな目標がありました。関東インカレでは松永伶と稲毛崇斗が入賞してくれて、力のある選手でしたが他大のエースとどこまでやれるのかというのが未知なところはありました。そこでしっかり入賞し、他大の主力と互角以上に戦えたことは大きな収穫でした。その反面、キャプテンの内田(隼太)が5000m、10000mでダブル入賞を目指していたのですが大事なところで故障してしまったり、コロナの影響などで故障者が多く、関東インカレで走らせたかった選手を走らせることができなかったのは課題です。あとは全日本大学の予選会に関してですね。ここを落としてしまったことは非常に大きかったなと思います。要因としては、直前の状態は悪くなかったですが、故障者が出て、練習を積むべき時に積みきれなかったところが勝ちにこだわるレースでは影響として出てしまいました。収穫もありましたが、課題も多かったです。
―今年は箱根駅伝の予選会がありませんが、夏合宿の流れに変化はありましたか
特に流れは変えてはいなくて、2回の妙高、1回の菅平という流れで練習の内容もほとんど同じです。ただ、夏の2か月間最後まで全力でやるというのは難しいので、春くらいから体力ベースが上がるような練習をやってきました。今回の夏の練習は故障者がゼロというわけではないですが、全体を通して特に上級生は良くできたかなと思います。
―夏合宿で良い練習が積めた選手は
各学年に何人かいるのですが、3年生が非常に充実して過ごせたのかなと思います。最初は苦戦していた学年でしたが、層が厚くなってきたのが印象的です。関東インカレでも稲毛、松永が入賞しました。特に松永はポテンシャルは高かったですが、なかなかAチームに絡めなかったり苦労を重ねてきた中で、3年目にああいった形で出てきました。稲毛は1年目からずっとロングの練習をしていて、ハーフできっちり入賞してくれました。あとは宗像や細迫、緒方、高須賀がいて、誰が箱根を走ってもおかしくない状況です。しかしそのレベルではなくエース区間を担えるような、大事な区間を上位で走れるくらいまで、この秋のシーズンで引き上げてくればチームとしては面白くなるなと思います。
―これから駅伝シーズンがスタートしますが、核となる選手は
4年生ですね。4年生がどうチームを引っ張り、練習での姿、試合での結果が大事になるので、主将の内田はもちろんですが彼だけでなく、例えば駅伝で4年生が流れを切るような走りをしてしまうとチームも流れに乗れませんので、内田中園だけでなく4年生の9名がメンバーに入らない選手も最後まで4年生らしさを見せてくれればチームも良い雰囲気になると思います。
―出雲駅伝でポイントとなる区間は
全区間重要ですが、特に1区ですね。毎回上手くいかないので、1区さえ乗り切れれば非常に楽しみだと思います。出雲駅伝は距離が短いので1区で出遅れるとなかなか厳しいと思います。
―駅伝シーズンに向けての意気込みをお願いします
出雲もありますが箱根駅伝が一番大事になってきますので、残り少ない日数ですが一つ一つのレースを緊張感を持って乗り越えて、総合5位という目標を達成したいなと思います。
(取材:齋藤彩名)