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【バスケ】第72回関東大学バスケットボール選手権大会 3回戦 対専修大学

第72回関東大学バスケットボール選手権大会(スプリングトーナメント)対専修大学
2023年5月3日(水)
@大田区総合体育館

新チームとなって最初の公式戦となるスプリングトーナメント。各大学が秋のリーグ戦を見据えつつ、新チーム始動からここまで取り組んできたことの完成度を測る大会である。
ノーシードで1回戦からの参戦となった法大は東大、杏林大を順調に撃破し前回大会の王者専修大と対戦した。

17得点を挙げた#3 今池

試合結果

トータル試合結果

54
法政大学
15 1Q 20 82
専修大学
17 2Q 18
9 3Q 23
13 4Q 21

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文4) PG 法政第二 17 1 3
#8 石田泰三(法3) SF 北陸学院 0 1 1
#0 杉信イフェアニ(文2) PG 洛南 8 3 3
#9 黒木丈(法4) PF 福岡大濠 4 9 0
#74 長橋冬真(営4) C 國學院久我山 2 8 0

法政大学交代選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#7 本山遼樹(法2) PG 福岡大濠 4 1 1
#23 堤玲太(文3) SF 九州学院 4 3 0
#11 岡部雅大(国3) SG 國學院久我山 6 1 0
#25 鍋田憲伸(国1) PG 福岡大濠 0 0 0
#21 藤平皓成(営3) PF 正智深谷 0 0 0
#6 杉澤ロメオ(文4) PF 東海大札幌 6 4 0
#75 柳田大斗(営2) C 國学院久我山 3 1 0

戦評

1部昇格、インカレ出場を目標に掲げる今シーズン。準公式戦である3月の六大学リーグでは1部所属の明大、早大に勝利し全勝優勝を果たした法大。悔しい結果に終わった昨シーズンからの巻き返しとなる順調なスタートを切った。

そんな中迎える今大会、前回大会のチャンピオンで大学日本代表選手を擁する強豪専修大学との対戦となった。

第1Qは専大の強力なインサイド陣に対して準備してきたプレーがハマり、一進一退の攻防を見せる。
この試合でスタメンに抜擢された#0杉信イフェアニのアタックでファーストスコアを決めるなど、留学生が待ち構えるペイントエリアに果敢にアタックを見せ全く引けを取らない。専大も要所でサイズのあるアウトサイド陣がスコアし、15-20と法大の5点ビハインドで終える。

第2Qは、徐々に専大の流れになる。#39ジョベ(高知中央)が1年生ながら圧倒的なパワーを見せつけ、10点差以上離される展開に。しかしそこで法大のエース#3今池もやり返す。「あそこで自分がやらないと負けると思った」と語った通り、連続の3Pで一気に点差を縮め、法大ムードに。ムードメーカー#6杉澤の活躍もあり、前回大会王者相手に前半を32-38と6点差で折り返す。

勝負の第3Q。法大は昨シーズンから3Qで失速することが多く、選手達も課題に挙げることが多かった。
そんな「魔の3Q」で試合は一気に動く。後半開始から攻勢を強めた専大が4-0のランで点差を2桁に戻すと法大はたまらずタイムアウト。その後も勢いに乗る専大の流れを断ち切れず、このクオーターだけで14点のビハインドを許す展開となり20点差で第3Q終了。

気合を入れ直し迎えた第4Q。「まずは10点差にしよう」と円陣を組んだが余裕が出た専大は落ち着いたプレーで試合を進め、点差を縮めることができない。54-82という善戦した前半から大きく離され、30点差近い数字で強豪相手に完敗となった。

早大、明大に勝利し1部にも通用するという自信を持って臨んだ法大であったが大きな力の差を見せつけられた。
6月に迫る新人戦、そして秋のリーグ戦に向けてチームの課題に向き合うことができるのか。
「1部にも負けない能力はあるチーム」を脱却するためもがく法大バスケ部から目が離せない。

(記事・写真:有賀隆人、小宮颯人)

 

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