【ラグビー】リーグ戦開幕直前インタビュー① 石岡玲英、竹部力、金侑悟

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【ラグビー】リーグ戦開幕直前インタビュー① 石岡玲英、竹部力、金侑悟

9月9日に開幕する関東大学リーグ戦。法大は9日に東洋大との初戦を迎える。目標であるリーグ戦優勝、大学選手権出場を果たせるか、注目だ。そこで今回は主将の石岡玲英(4)、FWの核・竹部力(4)、学年リーダーの金侑悟(3)のインタビューをお届けする。

2023年9月5日 @法政大学多摩キャンパスラグビー場

リーグ戦日程表

日付 対戦校 キックオフ 会場
9月9日 東洋大 12:30 熊谷ラグビー場
9月23日 日大
10月1日 東海大 13:00 小田原陸上競技場
10月15日 流経大 14:00 セナリオハウスフィールド三郷
10月29日 大東大 11:30
11月11日 拓殖大 13:00 小田原陸上競技場
11月25日 立正大 14:00 スピアーズえどりくフィールド

インタビュー

石岡玲英 主将(4年、FB)

ー春シーズンを振り返って
春シーズンは自分たちの弱さというか、立ち位置が明確になった試合がたくさんあったかなと思います。相手との戦いの中で自分たちのできること、できないことが見つかりました。

ーできた部分とできなかった部分を具体的に教えてください
春シーズンに関しては、全員が同じ方向にアタックしようと話していて、うまくいったシーンも多々ありました。フィジカルの部分やディフェンスのメイク、状況に応じたアタックのチョイスといった判断などが自分たちの弱さだと感じました。

ー夏の強化してきたことは
フィジカルに関しては個人の部分なので、それぞれが高い意識を持ってウエイトに励んでいました。チームとしてアタックの段階で、同じビジョンを見ていた段階から前を見て判断するという次のステップに挑戦しています。ディフェンスだと幅を広げたり、自分たちの思い通りのディフェンスができるように調整していきました。

ーチームの雰囲気は
夏合宿の試合の中で勝ってる試合もあれば、負けてる試合もありますが、自分たちの強みや通用しないところがそれぞれ分かったと思います。チームとしてまとまりをつくって、全員が同じゴールを見ていくようになれば、いいチームになっていくと思うので、まだまだ伸び代のあるチームだと感じています。

ー意識しているチームは
リーグ戦優勝を目標に掲げているので、ここ5年優勝し続けている東海大学さんは必然的に意識しています。

ー注目してほしいプレーは
自分自身で判断してランするところであったり、場面に応じたキックするところなど、状況に応じたアタックの選択ですね。また、自分は常に一番後ろにいるポジションなので、チームに対して声掛けをして、仲間を鼓舞する姿を見ていただきたいです。

ー秋リーグに向けての意気込みを
過去の栄冠を知るOBの方々もいる中で、ここ5、6年は選手権にすら出れていない現状を自分たちの代で変えたいと頑張ってきました。応援に応えられるようなプレーをして、まずはリーグ戦全試合を戦い抜きたいと思います。

ーファンの方にメッセージを
選手権に出れてないのですが、自分たちの可能性を信じて、応援や支援といったサポートをしてくださっているので、その感謝の気持ちをプレーで表現して、結果で恩返しできたら良いなと思います。

石岡玲英(いしおか・れい)177cm83kg、御所実業
高校時代には花園準優勝、高校日本代表にも選出された法大を代表する選手。高いリーダーシップを発揮しチームを選手権へ導けるか。

竹部力(4年、LO)

ー春シーズンを振り返って
春シーズンは明確な課題が出てきたので、その課題を直して、秋シーズンに向けてこれまで頑張ってきました。負けてしまったのですが、課題を見つけることができたので、良かったと思います。

ー見つかった課題は
組織力ですね。チームがどういう意図でどういうアタックをしていくかの統一ができていなくて、個々で頑張っていました。組織力を高めるのが課題だと考えています。

ー個人としての課題は
自分はチームの核だと思っていて、自分が負けたらチームの雰囲気も崩れると思っています。春シーズンは、スタミナの面でも最後まで引っ張ることができなかったので最後まで走り続けてチームの先陣を切ることを頑張っていきたいです。

ースタミナ不足を克服するために夏に取り組んできたことは
どんなにきつい練習でも自分が一番声を出して、チームを盛り上げて、力を出し切ることを意識して取り組んできました。練習後は疲れて、走れないぐらい頑張ってきました。

ー最上級生として意識していることは
チームを盛り上げることと良い雰囲気づくりをするように意識しています。声を出してはいますが、一番見本になるのは行動だと思っているので、チームが沈んでいる時に自分の体を張ったプレーでチームを活気づけるようにしています。

ー秋シーズンで警戒している大学は
全ての大学を警戒しているのですが、流通経済大学ですかね。

ーその理由は
四年間試合に出てきたのですが、毎年接戦で負けているので、この接戦を自分たちの代で勝ち切りたいと思っています。

ー注目してほしいプレーは
ボールキャリーとチームを盛り上げる声を見てほしいです。

ー秋リーグへの意気込みをお願いします
本気で頑張るので、ガチで見ておいてください。

ーファンの方にメッセージを
応援は本当に力になるので、ファンの皆さんには感謝しています。応援があるからこそ、僕たち法政大学ラグビー部は試合をできているので、応援に応えられるように試合で勝っていきたいです。

竹部力(たけべ・りき)、185cm115kg、大分舞鶴
恵まれた体格を生かしたボールキャリーが持ち味のFWリーダー。祖父、父に続き3世代で法大ラグビー部を選手権優勝へと導けるか。

金侑悟(3年、SO)

ー春シーズンを振り返って
チームとして負け試合が続いて、いい流れを持ってこれずにシーズンを終えてしまいました。この負けを糧にして、秋に向けてみんなトレーニングに取り組んでいます。

ー個人としては
個人としては、春シーズンけがが多かったので、けがをせずに秋リーグに向けて頑張っていこうと思います。

ーけがをしないように取り組んできたことは
体の面では、全体的にサイズアップをして、体重も2キロほど増やしました。プレーの面では全てにおいて、スキルアップするようにしました。

ーキックで意識していることは
その枠の中に入れることは大前提として、風を計算に入れつつキックを蹴っています。

ー学年リーダーとしての役割や意識していることは
自分はあまり発言力がないと思っているので、行動で示していくことを意識しています。練習中でも試合中でも体を張ることでチームを鼓舞しています。

ー法政大学で参考にしている選手は
特にいないですね(笑)。上の先輩になるんですけど、金勇輝(平28年卒業、現レッドハリケーンズ大阪)っていう10個上の法政大学出身の先輩を参考にしています。

ー注目してほしいプレーは
ディフェンスとハードワーク、あとは堅実さを見てほしいですね。

ー秋リーグに向けての意気込みをお願いします
チームの勝利に貢献するために、人一倍体を張って、頑張っていきたいと考えています。

ーファンの方にメッセージを
いつも法政大学を応援してくださって、ありがとうございます。法政大学ラグビー部はリーグ戦優勝に向けて、頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

金侑悟(キム・ユオ)、177cm85kg、大阪朝鮮
正確なキックが武器のゲームコントローラー。日本代表に選ばれた高校時代の同ポジションの先輩・李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)に追いつく活躍を見せられるか。

(取材・白戸大貴)

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