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【硬式野球】5年ぶり明大からの勝ち点奪取に逆王手!連敗を3で止める 中津がバックスクリーン弾&安達が好救援 最後は篠木が魂の連投!

東京六大学野球2024春季リーグ戦 明大2回戦
2024年5月26日(日)
神宮球場

3連敗中と苦しむ法大は、明大に意地の勝利で1勝1敗のタイとした。3回に松下歩叶(営3=桐蔭学園)の適時打で先制すると、5回には姫木陸斗(人4=日大藤沢)の適時三塁打、7回には中津大和(営4=小松大谷)のバックスクリーン左への2号ソロで計4得点。一方先発の吉鶴翔瑛(営4=木更津総合)が7回途中2失点の好投をみせると、安達壮汰(営4=桐光学園)、篠木健太郎(営4=木更津総合)と4年生リレーで逃げ切った。

ホームランを放った中津大和

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
明 大 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 6 0
法 大 0 0 0 1 0 × 4 10 1

(明大)●毛利、藤江、山田、大川—小島大河
(明大)〇吉鶴、安達、篠木—𠮷安
[本塁打]
明大:なし
法大:中津 2号(7回大川)

打撃成績

打順 位置 選手 打数 安打 打点 四死球 打率 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回
1 (43) 武川 4 2 0 0 .268 左飛 左安 左2 遊ゴロ
2 (6) 中津 3 3 1 1 .349 四球 左安 投安 ニゴロ 中本①
3 (5) 松下 3 1 2 1 .267 捕邪飛 左安① ニゴロ① 中安 四球
4 (9) 姫木 4 1 1 0 .265 ニゴロ 右飛 中3① 見三振
5 (7) 内海 3 1 0 0 .150 中2 空三振 空三振
8 藤森康 1 0 0 0 .189 一邪飛
6 (2) 𠮷安 4 1 0 0 .239 遊ゴロ ニゴロ 中飛 中安
7 (3) 田所 2 0 0 1 .179 四球 見三振 三ゴロ
4 中村騎 0 0 0 0 .333 犠打
8 (87) 鈴木照 4 1 0 0 .194 二併打 右3 中飛 見三振 遊飛
9 (1) 吉鶴 3 2 0 0 .100 ニゴロ ニゴロ 見三振
1 安達 0 0 0 0 .000
H 西村 1 0 0 0 .143 二飛
1 篠木 0 0 0 0 .357

投手成績

球数 打者 防御率
吉鶴 6 2/3 107 27 5 6 1 2 2.75
安達 1 1/3 25 6 1 0 1 0 1.20
篠木 1 20 4 0 0 1 0 1.41

ベンチ入りメンバー

10 𠮷安遼哉(法4=大阪桐蔭) 32 土肥憲将(キャ2=鳴門) 8 中津大和(営4=小松大谷)
14 安達壮汰(営4=桐光学園) 3 田所宗大(キャ4=いなべ総合) 45 熊谷陸(人1=花巻東)
18 篠木健太郎(営4=木更津総合) 37 大川航駿(社4=日大鶴ケ丘) 1 西村友哉(法4=中京大中京)
19 山城航太郎(キャ4=福大大濠) 31 増田凜之介(社3=春日部共栄) 2 鈴木大照(文4=明徳義塾)
21 吉鶴翔瑛(営4=木更津総合) 38 菅野樹紀(法3=土浦日大) 7 内海壮太(法4=御殿場西)
12 永野司(営3=倉敷商) 6 武川廉(人4=滋賀学園) 9 姫木陸斗(人4=日大藤沢)
15 山口凱矢(営2=桐蔭学園) 26 藤森康淳(営2=天理) 39 大沢翔一郎(法4=上尾)
27 岩間涼星(法4=磐城) 29 中村騎士(営1=東邦) 50 姫野翔(現4=大分鶴崎)
22 中西祐樹(法2=木更津総合) 4 松下歩叶(営3=桐蔭学園) 51 鈴木大紀(法4=法政二)

戦評

1回戦に敗れあとがない法大は左のエース・吉鶴翔瑛(営4=木更津総合)が先発。

立ち上がりは内野ゴロ3つで三者凡退。3回にはサード・松下歩叶(営3=桐蔭学園)の悪送球と直井(4年)に四球を与えるなどで2死一、三塁のピンチ。ここで3番・小島大河を迎えるも、二ゴロに打ち取り先制許さず。

一方の打線は明大先発・毛利に対し、2回に先頭の内海壮太(法4=御殿場西)が左中間を破る二塁打を放つも、𠮷安遼哉(法4=大阪桐蔭)がバントを試みるも追い込まれ強攻策に。しかし遊ゴロとなり、二塁走者・内海が三塁タッチアウトになる走塁ミス。続く田所宗大(キャ4=いなべ総合)は四球を選び一、二塁となるも鈴木大照(文4=明徳義塾)が二ゴロ併殺打に倒れ先制ならず。

しかし3回に1死走者なしから、武川廉(人4=滋賀学園)、中津大和(営4=小松大谷)、松下歩叶(営3=桐蔭学園)の3連打で1点を先制。早大1回戦の6回以来24イニングぶりの得点、東大2回戦の8回以来30イニングぶりの適時打となった。

援護をもらった吉鶴は4回、5回とテンポよく相手打線を打ち取り5回2安打無失点。

すると5回裏には武川のレフトへの二塁打、中津のバントがラッキーな形の内野安打となり一、三塁に。ここで松下の二ゴロ間に追加点を挙げ2-0。さらに4番・姫木が右中間へ適時三塁打を放ち3-0とリードを広げる。

吉鶴は6回も2番からの中軸相手に三者凡退。しかし7回に先頭の5番・杉崎(4年)をショートへの内野安打で出塁を許すと、2死から8番・光弘(2年)に中前安打を許し、一、三塁に。ここで代打・中山琉唯の初球で暴投し3-1。さらに左前適時打を浴び3-2となったところで安達壮汰(営4=桐光学園)に交代。安達は桐光学園時代の同級生・直井(4年)を二ゴロに打ち取り同点許さず。

1点差に迫られた直後の攻撃は4番手・大川(3年)から中津がバックスクリーン左へ2号ソロを放ち4-2。

安達は8回も続投し、2死一、三塁のピンチで6番・木本の三遊間への打球を中津がダイビングキャッチしアウトにするスーパープレーで得点許さず。

9回は前日8回途中95球の篠木健太郎(営4=木更津総合)が登板。先頭打者に四球を与えるも、最後は直井を中飛に打ち取りゲームセット。篠木は防御率1.41となりリーグ単独1位に躍り出た。

(記事:矢吹大輔、写真:盛岡惟吹、中山達喜)

選手インタビュー

安達壮汰 投手

ーー連敗を止めたことに関しては
なんとか秋に繋がる試合をしたいと思っていたのでよかったです。

ーー今日の試合とこれまでの負けている試合との違いは
1個前の回答と似るのですが優勝が無くなったった今自分たちが出来ることをして秋に繋がる試合するという意識があったからだと思います。

ーー直井宏路選手との対決が叶いましたが
わざわざ足を運んでくださっている桐光学園のファンの前で対戦できてよかったです。

ーー明日の意気込みと、応援してくださいる方へ一言
優勝がなくなっても一生懸命プレーする姿を見にきて頂いていると思うので、明日勝って秋に繋げたいと思います。

ピンチを抑え笑顔の安達

中津大和 内野手

ーー打線が久しぶりに機能しましたが、昨日の敗戦からどのようなことが変化したか
昨日しっかりと反省をし、つなぐ想いが大きくなったと思います。

ーー立大戦以来のホームランでしたが
打った球は抜けた落ち玉で、自分の力だけではなく、みんなの声援のおかげで打てたと思います!

ーー今日は3安打で、打率も.349と急上昇ですが
打率は後からついてくるものだと思うので、気にせずチームに貢献する気持ちを持っていきたいと思います。

ーーショートの守備でファインプレーもありましたが
いいところでアウトにすることができたので、良かったです。

ーーお母様も応援に駆けつけていた中での活躍でしたが
野球をすることができているのもお母さんのおかげだと思うので、一生懸命なプレーで恩返しできるように頑張ります。

ーー明日の試合への意気込みを
明日勝って勝ち点とります!

猛打賞の活躍をみせた

硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。

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