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【バレー】 秋季関東大学男子1部リーグ戦 対順大 秋リーグ開幕、緊張の開幕戦は相手の勢いに押されストレート負け

バレーボール

【バレー】 秋季関東大学男子1部リーグ戦 対順大 秋リーグ開幕、緊張の開幕戦は相手の勢いに押されストレート負け

2024年秋季関東大学男子1部リーグ戦
2024年9月7日(土)船橋アリーナ

秋のリーグ戦が9月7日に開幕した。春は初の1部リーグを9位で終えた法政は秋で更なる高みへの期待を覗かせる。秋リーグでの上位を目指す法大は重要な開幕戦を春リーグ4位の順天堂大学と対戦。第1セットはデュースにもつれ込む熱戦を繰り広げるも、順大の高い攻撃力の前に敗れ、0-3で敗戦した。

試合結果

トータル試合結果

0
法 大
 

28 1セット 30 3
順 大
 

22 2セット 25
23 3セット 25

法大スターティングメンバー

背番号 選手名 ポジション
10 川波颯(文3) WS
11 小竹飛斗(法3) WS
12 渡邊秀真(法3) WS
13 五十嵐健人(営3) S
14 藤野颯(文3) L
15 小田周平(営2) MB
16 村岡蓮斗(法2) MB
20 関大斗(営2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

1 原海斗(営4)
3 伊藤貴将(文4)
19 近江晴友(文2)

第1セット、法大のサーブでゲームは始まると相手の勢いに圧倒され5連続失点で0-5。序盤の流れは一気に順大へ。巻き返したい法大は中盤にかけてじわりじわりと連続得点を重ね、9-10と1点差へと点差を縮める。その後は相手と点を取り合うシーソーゲームの展開に。ゲームの主導権を握りたい法大は18-21の場面で法大のWS小竹飛斗(法3)のサーブが火を噴き、サービスエースを獲得。たまらず相手はタイムアウトを要求するも、流れに乗った法大は得点を重ねていきWS渡邊秀真(法3)のサービスエース23-22とこのセット初めてリードし、順大は2回目のタイムアウトを要求。そのままデュースへともつれ込む両WSへとトスが集まる。互いのスパイカーの意地がぶつかり合う。第1セットをなんとかものにしたい法大であったが順大の攻撃力がわずかに上回り28-30で第1セットは順大に軍配が上がる。

続く第2セット、法大は安定したレセプションから渡邊が1点目をあげる。序盤から相手と点を取り合う展開がセット終盤まで続く。17-18の場面でゲームの命運を分けた。連続得点をあげさせたくない法大はレセプションから強気に攻めていくも、相手の好レシーブから強烈なスパイクを決められる。たまらず法大はタイムアウトをとるも、相手の勢いに乗った攻撃に対処できず、19-24でセットポイントを握られる。法大は最後の最後まで粘るも22-25で相手に第2セットもとられる。

第3セット、一矢報いたい法大は、この日1番のポイントゲッター渡邊へとトスが集まる。積極的に攻撃を仕掛けていき点差を広げたいものの相手も同様の攻撃力でなかなか差が広がらない。点を取り合う展開のまま終盤に入ると、積極的で全力攻撃を仕掛けていた法大に綻びが見え始めミスが重なり18-21とわずかにリードを許す。苦しい場面でなんとか巻き返しを図る法大は渡邊の活躍で連続得点をあげ20-21と1点差まで詰寄る。しかし、22-24と先にセットポイントを握られ、相手の安定したプレーの前に敗れ23-25で第3セットを落とし、0-3でゲームセット。

1部リーグのハイレベルな戦いを展開するも相手のプレーが上回り秋リーグ初戦で敗北を喫する。1部リーグで5位入賞を目指す法大はこれ先の試合で少しでも勝利が欲しい。秋に向け準備してきたことを発揮する為にも相手に常に挑み続ける姿勢を持ち一歩でも更なる高みへと登る法大に期待がこもる。

インタビュー

原海斗(営4)選手

ー今日の試合を振り返って
一番の敗因は最初のサーブレシーブが帰らなかった場面が多く、持ち味のクイックの攻撃をあまり使う機会がなく、相手からしてもディフェンスしやすい状況を自分たちで作ってしまったことが、一番大きいと思います。

ー今季の目標は
春リーグの時と同様に5位入賞を掲げています。勝てる試合を勝っていれば春リーグ5位6位と行けたと思うので、今季はそのような試合を勝ち切ることを意識してやっていきたいと思います。

ー秋リーグに向けて準備したことについて
サーブレシーブを全員がちゃんと返せるようにやってきました。そして、リバウンドをとってもう一度自分たちの攻撃をする切り返しの練習に取り組んできました。

ー4年生として最後のリーグ戦について
なるべく一個でも多く勝って笑顔で終われる試合を作りたいなと思います。

ー次の試合に向けて
次の相手も強いチームなので、そんな簡単に勝てる相手じゃないですが、今日できなかったことを発揮して同じこと繰り返さないように改善していければと思います。

チームをけん引する4年生伊藤選手
(記事:渡辺龍空、撮影:佐藤桃香)

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