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【アイスホッケー】秩父宮杯最終戦。勝利で締めくくり5位フィニッシュ!/秩父宮杯第72回関東大学アイスホッケー選手権大会 5~8位決定戦 2回戦 対立教大学

秩父宮杯第72回関東大学アイスホッケー選手権大会
2025年5月24日(土)
ダイドードリンコアイスアリーナ

序盤から相手を圧倒すると、1Pに外久保龍希、2Pに山脇波空、3Pに金子輝叶がそれぞれゴールを奪う。パワープレーの時間も長く勝利は目前かと思われたが、3P終盤に立大の猛攻を受け、点差は僅か「1」に。それでも最後は集中した守備で守り切り、今大会最終戦に勝利。3年ぶりとなる5位で大会を終えた。


先制点をアシストした下山晃世(文2=白樺学園)

試合結果

トータル試合結果

3
(51) 法政大学
1(18) 1P 0(7) 2
(17) 立教大学
1(17) 2P 0(3)
1(16) 3P 2(7)

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チーム 時間 ゴール アシスト アシスト PP/PK
法政大 17:57 #91 外久保龍希 #90 下山晃世 #26 金子輝叶
法政大 29:28 #89 山脇波空 #17 角田哲平
法政大 41:13 #26 金子輝叶 #91 外久保龍希 #86 菅原流聖
立教大 52:55 #16 浅野凜生 #86 中舘慎太朗 #94 山田展平
立教大 53:46 #9 齊藤悠 #11 平子遥山

メンバー

SET DF DF FW FW FW
1 8 三浦 秀瑛(法3) 90 下山 晃世(文2) 91 外久保 龍希(営2) 26 金子 輝叶(人3) 86 菅原 流聖(法1)
2 7 林 陸人(文4) A10 武田 幸将(法4) C34 水口 晴斗(営4) 14 平嶋 高太郎(文2) 41 脇本 春希(営3)
3 17 角田 哲平(文1) 22 山口 治務(法2) 18 本地 将大(人1) 27 北山 堅士(法2) 96 Cha Junhyuk(法1)
4 A23 赤澤 朋哉(文4) 77 Xu Ryan(人3) 92 佐藤 佑安(文1) 9 下坪 丈馬(法1) 89 山脇 波空(法2)

※GKは#31和田怜穏(営2)と#21須田泰斗(営4)

日程と結果

日付 開始時間 対戦校 結果
1 5月6日 15:00 vs東海大学 9-1
2 5月11日 12:30 vs大東文化大学 2-4
3 5月17日 17:30 vs専修大学 8-0
4 5月24日 17:30 vs立教大学 3-2

※試合の詳細は東京都アイスホッケー連盟をご覧ください。(青い部分をクリックしていただくとHPに移動いたします。)

戦評

秩父宮杯最終戦、5位の座をかけた戦いの相手は立教大。
立ち上がりこそ互いに譲らない攻防が続いたが徐々に攻め込む時間が長くなる。積極的にシュートを放ちパワープレーとなる時間もあったが、得点には至れず。ゴールが遠い展開に。逆にピンチを迎える場面もあったが、専大戦でチームベストプレイヤーに選ばれたGK#31和田怜穏(営2=武修館)の好セーブが光りゴールを割らせない。すると18分、試合を大きく動かすゴールが生まれる。#91外久保龍希(営2=武修館)が放ったシュートはまっすぐゴールに向かい先制点を獲得することに成功。外久保の2試合連続となる得点で、課題だった1Pで1点のリードを奪い終えた。
第2P、法大は開始早々追加点を記録、、、かと思われたが、ここはビデオ判定で得点取り消しに。その後も法大は主導権を握るもののチャンスをモノにすることができない。それでも30分、#89山脇波空(法2=駒大苫小牧)のシュートがゴールネットを揺らし、更にリードを広げる。守っては立大のシュートを僅か3本に抑える安定したプレーを見せ、第2Pが終了した。
勢いそのまま第3Pも開始から果敢に攻めると、42分に#26金子輝叶(人3=白樺学園)の今大会4ゴール目が決まりリードは3点に。その後も相手の再三の反則もあり、余裕を持った試合運びを見せる。しかし、パワープレーをものにすることはできず何度もチャンスを逃す場面が続くと、その気の緩みを突かれ53分に失点失点を許してしまう。さらにその僅か1分後、失点からの悪い流れを断ち切ることができず、互いに1人ずつ退場者を出し5対5となると、焦りに漬け込まれ更に失点。たったの51秒の間に2点を奪われるまさかの展開に。それでも最期は集中を取り戻し、1点のリードを守り続け、逃げ切った法大。最後立大の猛反撃もあったが、3-2で秩父宮杯最終戦を勝利で締めくくり、5位で大会を終えた。
決勝リーグ進出を逃した一方、大会を通じてチームとしての成長も見られた。新入生の活躍など、秋に向けて明るい材料もある。今大会で得られた経験を糧に、秋リーグ、そしてインカレで躍動するオレンジシールズの姿に要注目だ。

選手インタビュー

26 金子 輝叶


ー試合振り返って
今日はいつもに比べて1Pのスタートは良かったですけど、2点目とった後から気の緩みが出てきて、それで3点目を3Pの早い状態で決められてしまって。やっぱり危ない3点差の中で試合運びの下手さというか、まだ足りないところが出たのかなと思います。

ーゴールシーン振り返って
相手がラインチェンジしていて、そこで速いオフェンスに繋げようということで、一本のパスでエントリーできて。そこから数的有利の状態で三番手にパス出して、パスバック返って来るとは思はなかったんですけど、パスバック返ってきてただ押し込んだという形でした。

ー今大会の自身の評価
去年の4年生がタレント揃いという中で、4年生が抜けて自分が引っ張っていく立場になって、去年までは点数決めてくれる選手がいたんですけど今年は全然いなくて、その中でもっと点数決めて引っ張るべきだったんですけど、結果としては大会通して4ゴール。4試合で4ゴール。物足りない数字ですし、やっぱり1試合当たり3ポイントくらいとっていかないと今後苦しくなるなと思うので、そこは今後の改善点として、今回は普通ですね、言ってしまえば。最低限のパフォーマンスだったと思います。

ー得点源としてのプレッシャー
最初チームとしては安平カップ、合宿行って参加して、その時は自分で何とか何とかやらないとと思って、空回りして結局3試合で1ポイントくらいで終わってしまったんですけど。そこから自分一人でそういうのはで背負うべきじゃないと周りが言ってくれて、その中で役割分担があって、自分はただ氷上で見せるだけなので。気が引き締まると言えば引き締まりますけど、責任感としてはありますけどそこまでプレッシャーはないです。

ー攻撃陣の中心として
FW陣はやっぱり攻め攻めに意識行く中で、今日もそうですけど、攻めに意識行き過ぎて守りがおろそかになって失点するとかあるので、やっぱり時間を考えたゲーム運び・ゲームプランがある中で、試合運びの頭の良さはまだ足りないと思うので、そこら辺は改善が必要だと思います。

(取材・撮影 山鳥優里、今本壮史)

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