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【ハンド】第7戦 明星大 後半の粘りで勝利‼︎一部昇格へ望みをつなぐ。 2025年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 

ハンドボール

2025年5月11日(日)
駿河台大学

戦評

前戦でまさかの敗戦を喫し、流れを断ち切りたい第7戦の相手は明星大学。前半は始めから相手の速いオフェンス相手に我慢の時間が続くも、中盤から徐々に点差を広げていき18ー13で終える。後半も前半の勢いを落とすことなく試合を進めていき33ー29で試合終了。見事勝利を飾り、1部昇格に向けて望みをつないだ。

試合結果

トータル試合結果

33
法政大学
18 前半 13 29
明星大学
15 後半 16

秋季リーグ戦結果

日付 対戦校 結果 会場
1 4月19日(土) 慶應大学 ○35-21 法政大学多摩
2    20日(日) 駿河台大学 ○43-28 駿河台大学
3 26日(土) 国際武道大学 ○32-29 法政大学多摩
4      27日(日) 上武大学 ○45-26 駿河台大学
5  5月3日(土) 開智国際大学 ○40-32 開智望小中
6   4日(日) 文教大学 ⚫︎31-34 開智望小中
7   11日(日) 明星大学 ○33-29 駿河台大学
8     18日(日) 関東学院大学 慶應日吉
9    25日(日) 青山学院大学 駿河台大学

#55 宜寿次政伍(スポ2)の目の覚めるようなディスタンスシュートで先制し、始まった前半。次の得点チャンスも法大が獲得。#55 宜寿次次が先ほどのミドルシュートとは変わってキレのあるフェイントで相手を剥がすとそのままカットインから得点し、多彩な攻撃を披露する。しかし前半5分、明星大の突破で守備の要#17 栗田哲太(社4)が退場、続けてベンチでの交代ミスで#9 竹本太郎(スポ3)が退場し一時は5人での戦いが強いられることとなる。掴みかけていた流れが断ち切れそうになったこの場面で明星大に立ち塞がったのは2年生GK #1 二階堂恭世(経済2)。守護神の活躍もあり、チームの士気は高まったが、ここからは点の取り合いが続くことに。前半20分を過ぎて法大12-12明星大と均衡した試合展開が続く中、法大は運動量を活かした守備から#17 栗田が明星大の退場を誘う泥臭いボールカットを見せ数的有利の状況を作り出す。ここから攻撃のスイッチが入った法大は4連続得点を決め完全に流れを掴むと終盤には法大のブレイン#18伊東哲史(社3)の連続得点も記録し18-13の5点リードで試合を折り返した。

前節は後半に逆転を許したことで敗戦したため、危機感を持って戦い抜きたい法大は幸先よく連続得点から始まり、攻守ともに気合の入ったスタートを成功させる。その中で一際法大の攻撃において違いを生んでいたのは#7 石川純也(社3)だった。自らカットインで得点するだけでなく、卓越したスキルで味方の打ちやすいシュートを打たせるような見事なアシストを何度も記録するなど前半から終始明星大の守備を翻弄し続けた。そして後半も半分を過ぎ28-19とリードを広げた法大は選手を大幅に変更。しかし交代直後に攻撃面がうまく噛み合わず3連続得点を許すと、勢いを強めた明星大の猛追を受けることとなる。明星大の速い速攻を止めきれず退場者を出し、更に連続得点を許してしまうが、改めて気を引き締めた法大の守備が明星大の攻撃をなんとか凌ぎ追加得点を許さない。加えて期待の1年生#39 石原幸樹(社1)が最後まで攻め続ける姿勢を見せ終盤に連続で3得点を記録。交代選手の試合勘に少し不安が残ったものの難敵相手に33-29と勝利を収めた。

#1 二階堂恭世 選手(経済2)

#17 栗田哲太 選手 (社4)/トップ写真

#9竹本太郎 選手 (スポ3)


選手 インタビュー

松尾進之介 選手(社会・2年)

−今日の試合を振り返って
今日負けたら入れ替え戦がだいぶ危ないということで、チーム全員でやることがきちんとできた試合でした。

−デフェンス面での活躍が光っていましたが、意識していたことは
相手のオフェンスがすごい早かったので、それに無理についていこうとするんじゃなくてポイントに立って待ち構えてからアタックということを意識していました。

−先週の敗戦から調整してきたことは
自分は試合の最後にミスをしてチームに迷惑をかけていたので、シュートやパス、ドリブルなど1つ1つ小さなことをミスしないようにしてました。ただ、ミスをびびってチャレンジしないのも違うのでチャレンジするところではチャレンジできるようにしていました。

−次戦に向けて
来週も勝って入れ替え戦に行って1部に上がりたいと思います。

−ファンの方々に向けて一言
去年2部リーグに落ちて、敗戦を学んでから今年のチームは徐々に変わりつつあるので、これからも応援よろしくお願いします。

石川純也 選手(社会・3年)

−今日の試合を振り返って
試合前のミーティングで気合を入れて立ち上がりを良くしようという話をしていたので、それが出来ていて良かったと思います。

−本先週の敗戦からチームとして行ってきたことは
文教の時は個人的なミスが多かったので、それを今回の試合では無くしてディフェンスから作っていこうと練習してきました。それが実践できていたので良かったです。

−残り2戦に向けて1部昇格のために必要なことは
個人としては決めきるところはきちんと決めきることで、チームとしてはディフェンスから速攻というところを意識していきたいと思います。

−次戦に向けて一言
1部昇格に向けて勝ち切れるよう頑張りたいと思います。

−ファンの方々に向けて一言
いつも応援ありがとうございます。残りの試合も勝ちきって、1位通過できるよう頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします。

 

写真提供=法政大学体育会男子ハンドボール部
(記事 大塚祢央 田部凌誠)

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