【硬式野球】オフシーズンの「指導」に手応え感じた熊谷陸 主将の決めた徹底事守り神宮に返り咲く(春季リーグ直前インタビュー⑫)
熊谷 陸 内野手
ーー現在のコンディションは
今年はまだケガもなく、トレーニングも色々できていて、今はいい状態でいるのかなと思います。
ーー現状何%くらい調整できているのか
ウェイトトレーニングであったり、走り込みであったりというのは、今は一番数値も上げられたりしているので、自分の中では一番いい状態なのかなと思っています。
ーー昨季のリーグ戦は苦戦していた印象だが、どのような心境で試合に臨んでいたのか
昨年の春が終わってから体を作ろうと思って、腰をケガしてしまって。ケガがあってそこからあまり思うようにコンディションが上がらなくて、自分の中で悩んでいる部分もありました。試合の中では思い切ってやろうと思っていたんですけど、なかなか思うような結果が出ないまま、たくさん課題が見られた部分も多かったので、その課題を潰すというところを考えてやっていました。
ーーその『課題』というものは何か
まずは守備のところで、自分の思うようなプレーが全然できずに、送球のところがすごく課題にあったので、送球を教えてもらいました。送球につながる捕球というところも大事にしていたので、捕球練習というのはすごく重点的にやってきたなと思っています。
ーーその課題を踏まえて、オフシーズンはどのようなトレーニングをしていたのか
守備のところでは送球の部分が課題だったので、外部のコーチが来てくださって、その方に色々話を聞いたりして送球のところは改善しました。捕球というところも、まずはボールを受ける数を増やしたり、自分で工夫しながらトレーニンググローブを使ったり、色々試行錯誤しながらやってきました。
バッティングのところは、スイング力を上げるというところをこの冬の課題としてやってきたので、ウェイトトレーニングであったり、バットを振る数を増やしたというのは、今このオープン戦をやっている中で、すごく成果が見られるのかなと思っています。
(ーー外部コーチが来たきっかけは)大島監督が呼んできてくださって、自分でも聞きに行ったりして、今も教えてもらっているという形ですね。
ーー練習時間に変化は
練習時間はいつもよりは増えたと思うんですけど、自主練習が結構あったので、その時間は守備をメインに当てようと思っていました。土のグラウンドだったので、守備をメインに自主練習できたかなと思っています。
ーー従来のトレーニングから変えていった点は
去年までは本当にベンチプレスだったりスクワット、デッドリフトというのをメインでやっていたんですけど、今年からは瞬発系のトレーニングだったり、その重量というのも増やしてやってきたので、パフォーマンスは上がってるのかなと思っています。
(ーー具体的な数値は)ベンチプレスなどは去年から10キロぐらいは数値が上がっていて、今95キロくらい上がっているので、重量はすごく上げられているなというのは感じています。
ーー相談に乗ってくれた人たちは、やはり外部コーチの存在が大きかったのか
本当に送球という部分で自分も悩んでいて、大島監督からはいろいろ言われていたんですけど、今泉秀悟(キャ3=石見智翠館)を始め、色々な方のアドバイスを聞いて、自分に合うかを確かめながらやろうかなと思っていました。違う人の色々なアドバイスなども聞けて、その人の考えなども聞けたので、自分のためになったといいますか、すごく貴重な時間だったなと思っています。
ーーオフシーズンを経て、実際に成果は感じられたか
全体では「徹底事」というのをすごくやってきて、オープン戦を繰り返す中で、みんなで決めた徹底事というのを完璧にやりました。チームとしてはオープン戦を繰り返す中で、みんな目的を持ちながら試合に臨めているという部分が多いので、キャンプでそういった徹底事をやったというのは、チームとして成長したなと感じます。
個人としても、このオフシーズンでトレーニングを多くやってきて、ホームランも出たりして、自分の中でも本当にスイングが強くなったという実感もあるので、成果は自分の中ではすごく感じているなと思います。
ーーオープン戦時から下半身が大きくなった印象があったが、体に変化は
このオフシーズンで食事トレーニングだったりウェイトトレーニングだったり本当に頑張ってきて、いろんな方にも「体ちょっと大きくなったね」と言われたりしています。体重も4、5キロぐらい増えたので、今のところいい状態で来てるなと本当に思います。
ーーオープン戦での結果に関しては、どう分析しているか
いい時と悪い時の差が激しいといいますか、いい時はいいんですけど、悪い時に本当にダメになる傾向というのがオープン戦を繰り返していてあるので、そのいい時と悪い時の波を少しでも減らしていけるようにというのは最近思っています。
ーー藤森康淳(営4=天理)選手が主将となったが
康淳さんは明るくて元気な方なので、チームとしてもすごく元気というところはあると思います。その中でも試合中だったりに忘れないようにノートにメモしたりしていて、キャプテンとして本当にチームのことを考えてくれているなと思っています。あとは周りに結構言ったりもできる方なので、チームの中で色々会話も増えたりして、すごくいいキャプテンだなと感じています。
ーー『徹底事』というのは、藤森選手が決めた事なのか
多分、キャプテンと副キャプテンとか学生コーチだったりでミーティングしていて、その中でいろいろ話が出て、康淳さんがみんなに言っているという感じだと思うので、みんなもやらないといけないなというふうには感じていると思います。
ーー『徹底事』で具体的に行っている事とは
プレーに関しては、例えば攻守交代だったり、ノックの後の駆け足、グラウンド内を歩かないというところであったり。私生活の部分でも、野球じゃない部分で整理整頓だったり、そういうところはすごく言われている部分だと思います。
ーー今年のチームの長所と短所は
今年のチームのいいところは、本当に元気で会話も多くて、バッティングのところも打線が結構厚いと思うので、そこは今年の強みだなと思います。
短所は、やっぱり去年と同様に、打たれた時だったり、あんまり打てない時だったりに、みんな(の気持ち)が下がっていって、思うような結果が出ないというところだと思うので、そういう時に自分の思うような結果を出せるように練習をやっているつもりではあります。
ーー警戒する大学は
5大学どこも本当に強くてピッチャーも揃っているので、あんまりないんですけど。5大学全部本当にいいピッチャーがいっぱいいるので、5校全部ライバルだなと思っています。
ーー今季のキーマンは
やっぱ藤森康淳さんはキャプテンで、リーグ戦の中で本当にキーマンになるのかなと思うので。康淳さんに頼らず、ベンチ入り全員で勝ちに行くという風に考えていかないと。1人に頼っちゃダメだと思うので、全員の力で行きたいなと思っています。
ーーファンの皆さんへ一言
ここ数年本当に優勝できていないので、今年こそはリーグ優勝、日本一を取れるように全力で頑張ります。
(インタビュー:加納正義)
硬式野球部の写真はスポーツ法政新聞会の公式インスタグラムにも掲載しております。ぜひご覧ください。
【春季リーグ戦直前インタビュー一覧(公開次第更新いたします)】


