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【硬式野球】エース・助川太志がリーグ戦初完封! 無四死球7Kの快投で東大打線を封じ藤森世代最終カードを先勝/ 東大1回戦

東京六大学野球2026秋季リーグ戦 東大1回戦
2026年10月25日(日)
神宮球場
ドラフト会議から3日。福岡ソフトバンクホークスから指名を受けた主将・藤森康淳(営4=天理)が率いる法大の最終カードが始まった。相手は春に2連敗を喫し、2017年秋以来9年ぶりに勝ち点を献上した東大。春の対戦後、「本当に怖い打線」と評した助川太志(グロ4=茗溪学園)が先発を務め、雪辱を期する一戦となった。
助川は序盤から好投を見せスコアボードに0を並べる。打線は3回に只石貫太(営2=広陵)の2点適時打、小川大地(営3=大阪桐蔭)の犠飛で先制。助川は春の1回戦で同点弾を浴びた7回にピンチを招くも最後は三振を奪い無失点で切り抜ける。そのまま9回をわずか3安打に封じ、リーグ戦自身初の完封勝利を飾った。序盤の3点を守りきり春の雪辱へまずは先勝した法大。次戦も勝利を収め、有終の美を飾れるか。

試合結果

トータル試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E
東大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0
法大 0 0 3 0 0 0 0 0 × 3 9 1

(法大)〇助川ー井上和
(東大)●松本慎、佐伯ー明石

[本塁打]
法大:なし
明大:なし

打撃成績

位置 選手 打数 安打 打点 四死球 打率 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回
1 (8) 藤森 4 0 0 0 .341 二ゴロ 中飛 遊ゴロ 投ゴロ
2 (2) 井上和 2 1 0 2 .381 四球 四球 二安 二ゴロ
3 (7) 片山悠 4 2 0 0 .379 中安 右2 遊直 遊ゴロ
4 (D) 只石 4 1 2 0 .243 中飛 左安② 右飛 見三振
5 (4) 熊谷 3 1 0 0 .263 四球 二安 遊ゴロ 捕邪飛
6 (3) 今泉秀 4 2 0 1 .233 左飛 中安 見三振 左安
7 (5) 小川大 2 0 1 0 .208 二ゴロ 左犠飛① 左飛 投犠打
8 (6) 奥村 4 0 0 0 .194 右飛 見三振 左飛 三ゴロ
9 (9) 西 3 2 0 0 .500 空三振 左安 左安
H 野田 1 0 0 0 .000 右飛
9 豊田 0 0 0 0 —

投手成績

回 球数 打者 安 振 球 責 防御率
助川 9 119 31 3 7 0 0 3.43

ベンチ入りメンバー

10 藤森康淳(営4=天理) 27 土肥憲将(キャ4=鳴門) 47 大高拓磨(法2=聖隷クリストファー)
17 助川太志(グロ4=茗渓) 44 奥田知朗(スポ4=国士舘) 36 庄村佑心(法1=木更津総合)
19 菅井颯(営3=日大山形) 23 只石貫太(営2=広陵) 1 片山悠真(文4=八王子学園八王子)
21 櫻田朔(法2=青森山田) 42 井上和輝(法2=駿台甲府) 5 西凌矢(法4=広陵)
12 秋田康介(法1=大分舞鶴) 3 今泉秀悟(キャ3=石見智翠館) 32 豊田凌平(法3=鳴門)
25 菊池斗夢(営1=旭川北) 35 奥村凌大(営1=横浜) 33 野田泰市(文3=三重)
41 吉田遥孔(人1=静岡) 2 熊谷陸(人3=花巻東) 46 平尾幸志郎(文3=海星)
48 南澤謙太郎(法1=日章学園) 8 小川大地(営3=大阪桐蔭) 50 豊田明平(法4=法政)
22 中西祐樹(法4=木更津総合) 38 吉田大吾(キャ2=星稜) 51 佐藤哲平(スポ3=立命館慶祥)

戦評

荒天が予想される中、先発マウンドに上がったのは助川。初回はボール先行が目立つ。それでも三者凡退にしのぐと、ここからペースを掴み、6回まで1安打無失点の好投を続けた。

打線は東大先発・松本慎之介(4年=國學院久我山)と対決。春には好投で法大打線を封じ、『法大キラー』と名高い。この日も2回までは投球テンポを巧みに変え、無失点投球を見せた。

しかし、3回には1死二、三塁の好機を作ると4番に復帰した只石貫太(営2=広陵)が2点適時打を放つ。さらに小川大地(営3=大阪桐蔭)の犠飛でこの回3点を先制する。

4番に復帰し活躍を見せた只石

降雨での中断もあったものの崩れなかった助川は7回も続投。春の東大戦では同じく7回に1点リードの場面で明石健(4年=渋谷幕張)に同点弾を浴びている。試合後に「とにかく強いボールを投げることを意識した」と振り返った助川はここで明石との再戦を空三振に仕留めた。ところが味方の失策もあり2死から一、二塁のピンチを迎える。それでも、最後には6番・金山荒太(1年=安積)を見三振で抑え、笑顔を見せた。

笑顔を見せるエース・助川

助川はリーグ戦で完封勝利未経験。9回もマウンドに上がると2死一塁とし、4番・荒井慶斗(3年=宇都宮)を迎える。最後は外の変化球で空振りを奪い咆哮を見せた。

藤森は、春に東大に勝ち点を奪われた後に、「虚無みたいな感じ」だったと語っていた。春の雪辱へ、まずは先勝。勝ち点を獲得し、自身の通算100安打達成と共に集大成を見せることができるか。次戦に期待がかかる。

通算100安打達成に期待がかかる主将・藤森

(記事:山田竣矢)

選手インタビュー

助川 太志 選手

ーー本日の試合を振り返って
後半にかけて復調することができ、大人なピッチングをすることができたと思います。

ーー初の完封勝利だが率直なお気持ちは
0点で試合を終わらせるということは、チームが絶対に負けないということだと思うので、そこを目指してやってきた中で、最終カードで完封することができてうれしかったです。

ーー春に本塁打を浴びた明石選手に対して意識した部分は
とにかく強いボールを投げることを意識していて、長打を打たれないような配球をしていました。

ーーバッテリーではどんなやり取りがあったか
風に対する意識について、バッテリー間ですごく話し合いました。

ーー今後の意気込み、ファンの方にメッセージを
東大2連勝で気持ちいい終わり方をしたいので、みなさまご声援のほどよろしくお願いします!

東大打線を3安打に抑え込みリーグ戦自身初完封を挙げた助川

西 凌矢 選手

ーー本日の試合を振り返って
まず勝てたことがよかったと思います。
助川が頑張って投げてたのでチームでつないで点を取り勝つことができていい試合だったと思います。

ーー4年生として大学野球最後のカード、今季初先発での出場だったが、どのような気持ちで臨んだか
まずチームのためになれるように頑張りたいと思いました。そのためにいつも通りのプレーができたらという思いでした。

ーー4回裏、今季初安打となる左前安打を放ったが、どのような意識で打席に入ったか
次につなぐ意識で臨みました。
回の先頭だったので出塁することができてよかったです。

ーー6回裏にも左前安打が飛び出しましたが、振り返って
自分の次が上位打線でいいバッターが並んでるので、つなぐ意識でいい力感で臨めたと思います。

ーー最終カードに向けチーム内で何か話したことは
春1回も勝ててない東大戦だったので絶対勝とうという内容でした。

ーー東大2回戦へ向けて意気込みを
東大戦2連勝で終わるためにチーム一丸となって戦います。

今季初スタメンの西は3打数2安打と存在感を放った

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