【テニス】全日本学生テニス選手権大会 1日目 男子シングルス1回戦レポート
全日本学生テニス選手権大会 1日目 男子シングルス1回戦
2014年8月19日(火)
岐阜メモリアルセンター
ついに開幕した全日本学生テニス選手権大会(以下インカレ)。厳しい暑さの岐阜の地で、全国の頂点を目指す戦いが始まった。法大勢はシード選手が多い中、初日の今日は男子シングルス1回戦に4名が登場した。
試合結果
男子シングルス1回戦
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|
○ | 塚越雄人(経2) | 6-3,6-1 | 岡林航介(松山大) |
○ | 小林理久(スポ3) | 6-0,6-0 | 平岡世理隆(北翔大) |
○ | 中島佑介(スポ3) | 6-0,6-1 | 田中悠太(北海学園) |
○ | 山田晃大(社2) | 6-2,6-1 | 井戸垣隆寛(北大) |
戦評
インカレ初日、法大からは男子シングルスで4名が登場した。はじめに試合に臨んだのは山田。第1ゲームを相手のサービスキープで奪われるが、攻めの姿勢を崩さずにその後はゲームをものにしていく。暑さにも負けずに試合を進め、一度も相手にブレイクを許さないまま6-2で第1セットを奪取。第2セットもその勢いのままに試合を支配し、2回戦進出を決めた。続いて登場した中島も、安定した試合運びでゲームを連続奪取。第1セットは6-0と相手選手を圧倒する。第2セットは、第1ゲームをサービスキープされるもその後はゲームを譲らない。自分の調子を落とすことなく、勝利を収めた。好調な2人に続き、小林も圧倒的試合展開を見せた。冷静なプレーで相手を寄せ付けず、第1セットを5-0に。第6ゲーム目はデュースにもつれる展開となるも、最後は相手の裏をかいたコースにボールを放ち、6-0で第1セットを奪う。第2セットもラリーでの粘りや緩急をつけたコースの打ち分けで相手を翻弄し、6-0で勝利した。
今日唯一苦しい試合をみせたのは塚越だ。立ち上がりが悪く、早々にブレイクされてしまう。そこからサービスゲームを両者が落とさない展開に。なかなか調子のあがらない塚越だったが、2-3で迎えた第6ゲームでついにブレイク。そこからは連続してゲームを奪い、第1セットを奪う。第2セットでは完全に自分のプレーを取り戻し、6‐1で試合を決めた。
今日出場した4選手は全員2回戦進出を決め、明日以降はシード選手や法大のダブルスが続々登場してくる。全国制覇に向けた戦いは始まったばかりだ。(須藤未来)
試合後の選手のコメント
中島佑介(力強いテニスで完勝!)
―今日の試合を振り返って
1回戦なので少し緊張していたというのもあったんですが、体もよく動いて調子もよかったので、ひとまずよかったかなという感じです。
―圧勝でしたね
終始自分のペースで試合を進められたので、それはよかったかなと思います。
―合宿でインカレに向けて強化してきたことは
体力面ですかね。やっぱり暑いので、体力で負けてしまわないように、体づくりとして体力面の強化をしてきました。
―サーブをすこし変更したように思えましたが
そうですね、少し変えました。あまりサーブの調子が良くなくて。まあちょっといろいろあったのであまり良い状態ではないのですが、自分なりに工夫して良くしようかなとは思ってやっています。
―次戦では昨年に続き、大塚主将との対戦ですね
先輩で主将なので少しやりにくいのはあるのですが、まあでも個人戦で仕方のないことではあるので。昨年は負けているのでリベンジしたいなと思います。
―なにか対策はありますか
まだ考えていなので、今日寝ながら考えます(笑)
―全カレの目標は
目標としては単複ベスト8はいれるように頑張ります。
塚越雄人(逆転でリズムをつかんだ)
―今日の試合を振り返って
最初の出だしが悪くて、リードされてしまったんですけど途中から自分のプレーができて、そのまま最後まで自分のプレーができてよかったと思います。
―第1セット、第5ゲーム目で逆転できて波に乗れました
自分の中でも「ヤバい」と思っていて、それでもキープをしっかりできました。
―後半は自分のテニスができましたがよかったところは何でしょうか
長いラリーでもポイントがとれて、自分のパターンで試合を進められたのがよかったです。
―昨年は本戦から、今年は予選からインカレとなりましたが違いはありますか
昨年は1年生で全員先輩ということもあって思いっきりプレーできたんですけど、今年は昨年いい結果(ベスト16)がでたこともあるので、昨年ぐらい行けたらと思います。
―今年は春夏と結果が伴わなかった中で迎えるインカレですので意気込みも強いと思います
昨年は春は良くて、夏は1回戦負けでしたけど、インカレで結果が出て、今年もそんなプレー自体は悪くないと思っていて、自分のプレーができれば結果が出ると思います。
―合宿で強化してきたことはなんですか
暑い中しっかり走り込んできたので、この暑さの中でも自分のテニス、「走るテニス」で走ることができると思います。
―明日からダブルスが始まります
第8シードがついたので、最低ベスト8行きたいと思っていますし、一回勝つと春関、夏関で負けてる対戦相手(早大:栗林・河野ペア)とやるので3回目は勝てるように頑張りたいです。
―インカレの目標を教えてください
シングルスは昨年の成績を超えられるように頑張るのとダブルスは最低でもベスト8、そこを超えたら優勝目指して頑張ります。
山田晃大(暑さを乗り越えインカレ単初勝利!)
―今日の試合を振り返って
相手は地方の大学で、あまり強くなかったので自分のプレーをすることだけ意識しました。でも暑かったのでキツかったです。
―暑さ対策はしましたか
汗が流れてくるので、リストバンドしたり、氷で冷やしたりしてるんですけど、今日は帽子をかぶっていなかったので、明日はかぶりたいです(笑)
―インカレでのシングルスでは初勝利でした
僕は、本戦に出れるとは思っていなかったですし、予選からですし、僕自身1勝は大きいと思うので、次も頑張っていきたいです。
―合宿等で強化してきたところは
僕はあまり動くタイプではないんですけど、合宿でトレーニングとかして大分動けるようになったんで、それでこのインカレ予選に入れて、勝ち上がって本戦にきていい形で入れて、体も動けているので。テニスどうこうよりも動き重視でしたね。
―今大会の目標は
チャレンジャーなので、1試合1試合頑張るだけです。
―ダブルスもありますね
ダブルスは、杉本さんと組んで最近あってきたので、1回戦とか2回戦とかではなく、ベスト4とか狙って頑張っていきたいです。
―シングルスの次戦は関西大学の森田選手ですが
相手は左利きですごい強いので、ノンプレで思いっきりやります。
フォトギャラリー
- 1ゲームも奪われずに先勝した小林
- 厳しい暑さの中での試合となった山田
- 中島のフォアハンド
- 塚越は安定したテニスをみせた
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