【テニス】関東学生新進テニス選手権大会 5日目 男子シングルス準々決勝レポート
関東学生新進テニス選手権大会
2015年2月18日(水)
慶応大学日吉キャンパス内テニスコート
悪天候のため、1日順延となったシングルスの準々決勝。塚越は、第6シード永富康太郎(明大)を破った、吉開との対戦となった。
試合結果
男子シングルス準々決勝
勝敗 | 選手名 | スコア | 対戦相手 |
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○ | 塚越雄人(経2) | 6-2,6-4 | 吉開健太(筑波大) |
戦評
雨天のため、インドアのテニスコートで行われたシングルス準々決勝。第1セットは塚越のサービスゲームで幕を開けた。塚越は、普段より積極的に攻めの姿勢を見せ、吉開を左右に振っていく。しかし、吉開も俊足でボールを拾い続け、1ゲーム目からいきなりブレイクされる。その後、早い段階で仕掛けていく塚越に対し、吉開が対処を続ける形で試合は進み、ブレイク合戦に。第4ゲームがデュースにもつれ込んだあたりから、塚越のプレーがいつの通りの落ち着きを見せ始め、このゲームをブレイク。第5ゲームでもキープに成功し、3-2とする。ここから一気にギアをあげた塚越がゲームを連取し、最後は絶妙なドロップショットで第1セットを6-2で奪った。
サーブでも相手を翻弄した
第2セットも、序盤から塚越が主導権を握った。前後左右に振って、相手のミスを誘い、3-0と突き放す。しかし、少しここで気持ちが切れてきてしまったか、徐々にミスが出てきてしまい、じわじわと追い上げられてくる。ネットにかけるミスが増え、第8ゲームで4-4に。このまま、流れをもっていかれてしまうかに思われたが、ここで塚越が奮起。相手の裏をついたストレートや、自らのサーブで波を作り、怒涛の勢いで得点を重ねていく。結局、2ゲームを連続ラブゲームで奪い、6-4。準決勝へ駒を進めた。
明日は、シングルスの準決勝と、ダブルスの準々決勝および準決勝が行われる。大会もいよいよ大詰め。気を抜かず、最後まで戦い抜いてほしい。(須藤未来)
選手コメント
塚越雄人(途中追いつかれるも逃げ切り、準決勝進出!)
―今日の試合をふりかえって
相手がすごくいやらしいテニスをしてくるタイプだったので、集中を切らさずにやっていこうかなと思っていました。
―1日空いて疲れはとれましたか
はい。とれました。
―屋内のコートで風などの影響がなく、ゲームはやりやすかったですか
対抗戦などでやっていたことがあったので、そんなに気にせずしっかりプレーできたと思います。
―第1セット第4ゲームまではあまり調子が上がっていないような印象でしたが
昨日練習ができなくて、1日くらいではそんなに変わらないかなと思っていたのですが、最初から決めきっていくことができませんでした。けれどそれでも、最初の方でしっかりゲームを取れたのが良かったと思います。
―第2セット後半で、相手の調子が良くなっているというのは感じましたか
取られているポイントは同じだったので、そこで自滅しないように、相手も結構(調子が)上がってきていたので、そこはしっかり決めていきました。
―今までの試合と比べてボレーが多かったですが、その部分は相手の嫌な攻撃にはなっていましたか
相手はバックがそんなに良くなかったので、そこを勝負際にしていきました。自分も嫌いではないので、そこでしっかりネット取っていけて良かったと思います。
―いよいよ次は準決勝です 意気込みをお願いします
正直ここまで勝てるとはそんな思っていなかったのですが、しっかり冬場にトレーニングや練習ができていたので ここまできたら優勝したいと思います。
フォトギャラリー
- 攻めのテニスで勢いをつくった塚越
- 冷静さも失わなかった
- 得点し、ガッツポーズをする
- サーブでも相手を翻弄した
- ドロップショットも冴えた
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