【自転車】2016年度RCS最終戦 大歓声の中、選手たちが都会を疾走! クラス2で渡部が3位表彰台!
2016年度全日本学生RCS最終戦 第11回 明治神宮外苑大学クリテリウム
2017年3月12日(日)
明治神宮外苑周回コース(1周1.5km)
今年度のフィナーレを飾る明治神宮外苑大学クリテリウム。大学関係者のみならず多くの観客が駆けつけ、大いに盛り上がった。レースはクラス2Aで渡部が3位、クラス2Bで須貝が4位入賞。そのほかのレースでも法大は積極的にレースを展開し、高い戦闘力を見せた。
試合結果
クラス1
順位 | 名前(学部・学年) |
---|---|
12位 | 勝又高陽(法2) |
21位 | 荒井佑太(営3) |
29位 | 近藤翔馬(文1) |
クラス2A
順位 | 名前(学部・学年) |
---|---|
3位 | 渡部将太(人2) |
6位 | 堀込統吾(法1) |
7位 | 加藤雅之(人3) |
12位 | 鈴木陸来(文2) |
17位 | 佐藤遼(経2) |
29位 | 谷岡尚輝(文3) |
31位 | 高橋綜一郎(営2) |
クラス2B
順位 | 名前(学部・学年) |
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4位 | 須貝翔吾(法2) |
6位 | 白垣良裕(人3) |
19位 | 鈴木良(経2) |
21位 | 上野恭哉(営1) |
28位 | 山本光洋(文1) |
30位 | 江口彰志(文3) |
35位 | 木原孝明(文2) |
クラス3A
順位 | 名前(学部・学年) |
---|---|
20位 | 岩澤修平(人2) |
29位 | 松田幸貴(法2) |
戦評
クラス1
大学対抗レースでもあるクラス1。今年度のRCSポイントリーダーを決めるレースでもあり、ハイレベルな戦いが予想された。3選手が出場できる今レース。荒井主将自ら選手を選び、荒井、勝又、近藤の3選手が出場した。このレースは20周回で争われる。
序盤、法大3選手はポジションを上下動する展開。だがレースが落ち着いてくると、近藤が先頭集団、残りの2選手が集団内で周回を重ねた。まずは、法大は当初の戦略通りにレースを進めることに成功する。
レースも折り返した11周目には、ポジションを下げた近藤に代わり、荒井が集団から飛び出し先頭集団へ。その後、13周目には単独の逃げを遂行し、後続に対して一時6秒のギャップを生み出す。次の周には捕まったものの、日大の岡本、鹿体大の冨尾と3人でローテーションをしながら勝利を目指した。後続は勝又が集団をコントロールし、荒井を生かそうと試みる。それでも残り3周で荒井らは捕まり、レースは振り出しへと戻った。
残り半周で荒井は早めのスパート。しかし、すでにこのレースで2度の逃げを実行している荒井は足が残っておらず、最後のゴールスプリントに加わることができなかった。それでもインパクトを残すには十分なレースぶり。今後の活躍にも期待したい。
法大最高位は勝又の12位。チームとしては悔しさが残る結果に終わってしまった。
レース途中、単独の逃げで観客を沸かせた荒井
クラス2A
1.5km×8周回で行うクラス2。法大からは7名が出場した。
1周目から堀込が先頭集団を引っ張り、レースを動かす。3周目には、堀込に高橋が加わり、レースはさらに活性化した。その後は逃げが断続的に発生するが、なかなか決まらず。その後、混戦模様となっていたが、4周目に佐藤と渡部が他大学の数選手と抜けだし、先頭集団を形成。佐藤は優勝争いに加われなかったが、渡部は最終周のゴールスプリントへ。惜しくも僅差で敗れたが、3位表彰台。加藤もプロトンから最後に抜け出し、6位入賞を果たした。
クラス2B
こちらも7名が出場し、優勝を狙った。
序盤から鈴木、須貝が前方で周回を重ねるなど、積極的なレースを展開。中盤の4周目には日大の大浦が単独の逃げ。前目でレースをしていた両選手が追走集団として先頭を追った。次の周には鹿体大の2選手と鈴木、須貝が先頭争い。そこに、白垣や山本も加わりレースは最終周へ。1周目から積極的な走りを続けていた須貝がしぶとく最後のゴールスプリントに参加。4位でレースを終えたが、殊勝な戦いだった。
クラス3A
最終戦のオープニングレースに出走したのは、岩澤と松田の2選手。1.5km×6周回で行われた。序盤から1つの集団となってレースは進行していく。岩澤は集団の中段、松田はほぼ最後方で周回を重ねる。各周回毎若干の順位変動があるものの、大きな動きはなく最終周のゴールスプリントへ。だが、両選手とも後れを取りスプリントには加われず。先頭から離されて、レースを終えた。
優勝者こそ出なかったものの、各カテゴリーで高い戦闘力をみせた法大。これから始まる新シーズンに向けて、さらなる飛躍を期待したいところだ。(橋爪優典)
選手コメント
後日掲載いたします。
フォトギャラリー
- クラス2Aでは佐藤(右)、渡部ともに上位入賞
- クラス1では荒井が積極的にレースを動かした
- 勝又はクラス1チーム最高位となる12位
- 近藤は1年生ながら堂々の走り
- クラス1ではハイレベルな戦いが繰り広げられた
- 加藤(右)と鈴木陸はこれからの飛躍が期待される
- 須貝はあと一歩のところで表彰台を逃した
- 鈴木良は途中に逃げを見せた