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【サッカー】第92回関東大学サッカーリーグ戦 第14節 法政大1-1桐蔭横浜大 終盤の上田綺世弾で辛くも引き分けに持ち込む

 

 

 

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【サッカー】第92回関東大学サッカーリーグ戦 第14節 法政大1-1桐蔭横浜大 終盤の上田綺世弾で辛くも引き分けに持ち込む

第92回関東大学サッカーリーグ戦 第14節 法政大ー桐蔭横浜大
2018年9月30日(日)
Shonan BMW スタジアム平塚

 前期リーグ戦では勝利した桐蔭横浜大との一戦。17分に失点を喫すると、攻めあぐねる時間が続きゴールが遠い。しかし、85分に上田綺世のゴールで同点に追いついてみせた!!

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得点を決めた上田

 

試合結果

トータル試合結果

1
法政大
0 前半 1 1
桐蔭横浜大
1 後半 0

後期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
12 9月16日 駒澤大 △1-1 日立市民運動公園
13 9月23日 順大 ●0-1  味の素フィールド西が丘
14 9月30日 桐蔭大  △1-1 BMWスタジアム平塚
15 10月7日 筑波大 ●0-2 笠松運動公園陸上競技場
16 10月13日 専大 ○3-1  味の素スタジアム西競技場
17 10月20日 流経大 ●1-2 笠松運動公園陸上競技場
18 10月27日 東国大 ○5-0 山梨中銀スタジアム
19 11月4日 明大 ○2-0 BMWスタジアム平塚
20 11月10日 国士大 △1-1  相模原ギオンスタジアム
21 11月17日 東洋大 △0-0 相模原ギオンスタジアム
22 11月25日 早大  ○2-1 味の素フィールド西が丘

マッチレポート 

 後期リーグに入り、未だ白星をつかんでいない法大。優勝を視野に入れるには何としても勝ちたいところだ。

 前半は、両者ともにスロースタートで始まった。11分に鳥海からの低いパスを菅原が合わせるも僅かに上に逸れ危機を回避。しかし、前半17分。中盤からのパスを受け抜け出した菅原が吉田瞬との1対1を制し桐蔭大に先制点を許す。
中々、前へボールを進められない法政は紺野和也が果敢に前線へ切り込んでいくもののチャンスをつかめず苦しい時間が続く。
33分にパスを受けた田中和樹が自らシュートを狙いにいくが僅かにゴール左へ。全員でボールを追いかけ、反撃が見え始めるものの得点にはつながらず、1点ビハインドのまま試合を折り返す。
 
 修正をかけたい後半。早い時間帯にどうしても追いつきたい法大は何度もゴールに迫るプレーを見せる。47分ごろ、大西遼太郎が左サイドでスローインのボールを受けると、ドリブルで持ち込み、上田綺世に預ける。ボールを受けた上田がペナルティボックス左からカットインの後シュートするも、これはキーパーの正面。その後も途中出場した佐藤大樹や長谷川元希らのフレッシュな選手たちを中心に攻め入るも、ゴールマウスを破ることができない。翻って桐蔭横浜大も、長身のFWとスピードのある攻撃陣で何度も法大ゴールを脅かす。
 大西、下澤悠太、紺野和也が多くボールに触れながら守備ブロックの隙をうかがうも、桐蔭横浜大の整理された守備陣の前にやや攻撃に手詰まり感が否めなかった後半。重苦しい雰囲気を打ち破ったのは久々にスタメンに帰ってきた若き才能だった。後半41分。コーナーキックのクリアボールが法大陣地に流れた後、再び放り込んだロングボール。これをペナルティエリア付近に攻め残っていた前谷崇博が受け、中央の上田へ。ボールを受けた上田が落ち着いて相手選手をかわし冷静にゴールへ蹴り込み、同点に追いつく。法大のエースの値千金のゴールに勢いづいたか、その後も何度も両サイドの突破から攻め入るも、惜しくもここで試合終了の長い笛。非常に苦しい試合展開となったが、どうにか勝ち点1を手中に収めた。
 今回のリーグ戦でなかなか勝利が遠い法大。 「もうすこし早い時間帯に追いついていれば、違う試合になったかもしれない」。ダブルボランチの一角として試合を終始コントロールした大西が話す通り、同点に追いついてからは、好調な春のリーグ戦時の勢いを感じさせた。長いトンネルの出口は近いのか、遠いのか。次節は難敵筑波大戦。春の王者が一刻も早く牙を取り戻す瞬間を願いたいばかりだ。(杉本ひかり、磯田健太郎)

選手コメント

大西遼太郎

ー今日を振り返って
早い時間に自分たちのミスで失点してしまい、試合への入りはあまり良くありませんでした。その後もボールを持てる時間がありましたが、ゴールを決めきれなかったり攻撃の選択肢が少なかったりして、課題が残る試合になりました。
 
ー桐蔭横浜大の印象は
あまりロングボールを蹴る印象は少なくて、足元でつないでくる印象がありました。なので、ボランチあたりでプレッシングでボールを奪いたい、また長身の選手がいるのでセンターバックの選手と連携をとって奪いたいと思って試合に臨みました。その部分を実践できたのは良い試合でしたね。
 
ー1点を先制され迎えたハーフタイム、チームで話したことは
焦ることはない、という話はしていました。また、1点入れば相手も崩れると監督からは聞いていました。ただ、1点入るのがもうすこし早ければまた違った試合になっていたかもしれないです。
 
ー今日はスタメンで下澤悠太、後半途中から末木裕也とボランチでコンビを組んだが、それぞれと組むときに意識することは
下澤と組むときは下澤がボールを持つことが多くて、彼自身もボールを供給するのが好きなので、その部分はある程度彼に任せています。末木と組むときは、お互いにバランスをとりながら足元でボールをつなぐ意識がありますね。
 
ー自分の持ち味は
ボールを奪うことが1番得意です。今日もそのプレーをすることができました。しかし、周りの選手を動かして連動してボールを奪うのはあまりできていなかったので、その部分は自分の課題だと思います。
 
ー今後に向けて
リーグ戦はあまり良くない状況ですが、ここからチームをたてなおしてインカレも視野に入れながら頑張りたいです。

上田綺世

ーチームコンセプトは
前半の入りで主導権を握って先制して、そこから自分たちの流れを作っていくという狙いでしたが、逆に相手にとられてしまいました。でも、その後に自分たちでリズムを作って最後の最後に時間は少し遅かったですが、追いつけて勝点1を拾えて負けなかっただけ自分たちも耐えれていたのかなと思います。次の試合は、そこを改善して先制していきたいです。
 
ー自身のゴールシーンを振り返って
いくら外しても自分を信じてやるというのが僕のスタイルですし、臆することなく打っていこうと思っていました。なので、パスを考えることもなく、強引にでも打ってやろうという気持ちでした。
 
ー相手選手のマークに対する対策は
特にはありませんでした。僕のところにマークがくることで他のスペースが空くので、むしろそのことをうまく使っていこうと思っていました。
 
ー上田選手までパスが回ってこない時間も続いていましたが
そこは、僕が引き出せていない部分があると思います。そういった部分では、自分自身がもっと運動量を増やしてしっかりとプレーに絡んでいきたいと思っています。
 
ー次節に向けて
まだ、後期リーグに入ってから3戦とも勝てていないので、優勝するためには次こそは勝たないと自分たちが優勝に持っていけないと思うので、しっかりと勝ってまずは1勝をしていきたいと思います。

フォトギャラリー

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