【バレー】 春季関東大学男子2部リーグ戦 対国士大 格上相手に死力を尽くすも・・・痛恨のリーグ2敗目、入れ替え戦進出へ黄色信号
2019年度春季関東大学男子2部リーグ戦
2019年4月28日(日)
亜細亜大学体育館
青学大戦の敗戦から一夜明け、迎えた国士大戦。入れ替え戦進出に向け絶対に負けられない一戦となったこの試合。1部降格組の格上相手に何としても勝利したかったが、1セット目をデュースの末落としてしまう。2セット目を奪い返すものの、3、4セットを連取され敗戦。リーグ戦2敗目と入れ替え戦進出へ黄色信号が灯った。
試合結果
トータル試合結果
1 法 大 |
24 | 1セット | 26 |
3 国士大 |
---|---|---|---|---|
32 | 2セット | 30 | ||
22 | 3セット | 25 | ||
22 | 4セット | 25 |
法大スターティングメンバー
背番号 | 選手名 | ポジション |
---|---|---|
10 | 佐藤優弥(文3) | WS |
17 | 前田隆二(営4) | MB |
15 | 村岡拓海(経3) | WS |
5 | 伊元幸正(営4) | WS |
18 | 緒方悠大(法2) | MB |
11 | 中田啓貴(文3) | S |
14 | 大吉 匠(営3) | L |
27 | 森山陸人(営1) | L |
途中出場選手
背番号 | 選手名 |
---|---|
2 | 三木裕人(文4) |
6 | 蔵田大輝(法4) |
8 | 大村翔哉(営3) |
13 | 竹田将也(法3) |
17 | 袴田智己(営2) |
戦評
昨日の敗戦から一夜明け望んだ国士舘戦。入れ替え戦進出に向け、是が非でも勝利したい一戦だ。
第1セット、伊元幸正(営4) のサーブポイントや佐藤優弥(文3)の鋭いスパイクで点を重ねるも、なかなかペースをつかめずシーソーゲームが続く。先に20点台に乗ったのは国士大だった。タイムアウト明け、佐藤がブロックアウトをとり、中田啓貴(文3)もツーアタックを決める。相手にセットポイントを握られるも、村岡拓海(経3)のスパイクや緒方悠大(法2)のブロックで24ー24に追いついた法大だったが、連続得点を許し24ー26でこのセットを落とした。
続く第2セット、緒方のクイックで先制する。その後佐藤のスパイクのブロック、前田隆二(営4)のブロックで3連続得点を決めるとそのからも攻撃の手を緩めることなく、5点差リードで20点台にのる。このまま一気に行くと思われたが相手はそれを許してくれない。お互い取って取られての一進一退の攻防が続いたが村岡を始めとする攻撃陣の奮闘もあり、32ー30で激闘を制した。
このまま流れを引き寄せたい第3セットだったが、序盤はシーソーゲームの展開に。しかし相手の3連続得点から徐々に点差を広げられてしまう。ここで村岡に代わって大村翔哉(営3)がブロックアウトを取り、徐々に差を縮めるも一歩及ばずこのセットを落とした。
後がない第4セット、序盤9ー5とリードを奪いタイムアウトをとらせるもその後すぐに4連続得点を許し、追いつかれてしまう。その後もなかなか流れをつかめず、3セット目と同じ22ー25で落としてしまい、2連敗となってしまった。
格上相手に健闘するも、白星とはならず、入れ替え戦への道は厳しくなった。序盤のリードを守りきれず、逆転を許す展開が多く見られた2日間。この空き週で今日出た課題を修正し、残りの3試合に全力で挑む。(春名結衣)
インタビュー
吉田康伸監督
ー今週の上位校との2試合を振り返って
今週が全勝校との対決なので、そこにかけてやってきましたが、ケガのアクシデント等もあり、残念な結果になってしまい申し訳ないです。
ー主将の西田選手のケガの影響は
ケガをしてしまったのが試合日前日だったので、前日練習の割には中田選手がよくやってくれたと思いますが、ケガ云々よりも結果を出さなくてはいけない試合だったので、2連敗してしまったのは痛いです。
ー今日の試合ではサーブミスが目立ちましたが原因は
途中サーブが弱くなって相手が崩れず、攻めなくては点が取れない状況だったので、ミスが多くなりました。
ー次戦に向けて
村岡選手が足を痙攣させたり、コンディションを崩している選手もいるので、そこを見直してからもう一度チームを建て直していきます。
白井乾太学生コーチ
ー今日の試合を振り返って
昨日の青学戦もそうですが、やってきたことは出せたと思いますが、やはり勝負どころでの自分たちのミスだったり、相手のミスが少なかったりした点で負けてしまった感じです。
ー西田選手が出場していない中、今のチームの現状をどう思いますか
西田選手がけがしたというのはチームにとっても痛いですが、代わって出た中田選手もほんとによくやってくれたと思います。また、西田選手がいないことで全員が「やらなきゃ」という思いでまとまってやれたので、西田選手がいないからどうこうというのはあまりなかったです。
ー1年生の森山選手の活躍については
いいと思います。1年生がコートに1人ですし、ベンチにも森山選手しか基本的に入っていないので、そういった意味ではチームを盛り上げることを含めてレシーブ以外の面でも貢献度がすごく高いです。
ー選手からコーチに変わって変化はありましたか
選手としてプレーしていた頃はどうしても自分のこと中心に考えないといけないので、自分がどういうプレーをするかということばかり考えていました。コーチになってからはチームが良くなるためにはていうのを考えて動こうとしています。そういった意味で、周りの選手、スタッフのみんながほんとに良くチームのことを考えて動いてくれるので自分としては何もしてないです。
ー最上級生になっての心境の変化などはありますか
当然4年生が引っ張っていかないといけないですが、3年生以下、スタッフ陣も含めて4年生についていこうというか、一人一人が法政のために何ができるか、勝つために何ができるかを考えていると思います。なので4年生が引っ張るというよりもチーム一丸となって勝ちを取ろうとやれています。
ー次戦に向けて
1周空くので、まだ可能性もゼロではないですし、また仕切り直して土日に出た課題を修正してもう一度やっていきたいです。けが人もまた出ているのでメンバーがどうなるかはわからないですが、自分としては出たメンバーがしっかりやれる環境を作っていきたいです。
フォトギャラリー
- 相手と競り勝った前田
- 奮闘したものの及ばなかった
- ピンチサーバとして出場した三木
- ブロックアウトを狙う佐藤優
- 緒方と中田の息のあった速攻
- 粘りあるバレーを見せた
- リーグ戦残りの3試合を全力で臨む