【特集記事】リオデジャネイロオリンピック出場者壮行会
リオデジャネイロオリンピック出場者壮行会
2016年7月14日(木)
法政大学市ヶ谷キャンパス
来月8月5日に開催が迫ったリオデジャネイロオリンピック。法大からは現役生1名、卒業生7名の選手が出場する。日の丸を背負い世界へ羽ばたく選手たちにエールを送るべく、卒業生や在校生を交え壮行会が盛大に行われた。
リオデジャネイロオリンピック出場者
現役生
競技 | 種目 | 名前 | 学部学年 |
---|---|---|---|
競泳 | 女子800㍍リレー | 青木智美 | 社4 |
卒業生
競技 | 種目 | 名前 | 卒業年度 |
---|---|---|---|
陸上 | 男子110㍍H | 矢澤航 | 2013年度卒業 |
男子400㍍ | 金丸祐三 | 2010年度卒業 | |
フェンシング | 男子エペ | 見延和靖 | 2010年度卒業 |
重量挙 | 男子62㌔級 | 中山陽介 | 2008年度卒業 |
女子48㌔級 | 三宅宏実 | 2007年度卒業 | |
女子7人制ラグビー | 中村千春 | 2010年度卒業 | |
加藤慶子 | 2011年度卒業 |
※女子7人制ラグビーの2名の選手は合宿中のため欠席
激励コメント
田中優子総長
リオデジャネイロオリンピック出場を決めた皆さん、本当におめでとうございます。皆さんは非常に優れた身体能力と才能を持って生まれ、鍛えてこられたと思いますが、それだけではやはりここまでは来られなかったでしょう。皆さんはきっと”自律”、すなわち自分を律する能力を鍛え、ここまでの記録をつくってこられたのだと思います。”自律”という能力は、今法政大学が進めようとしています″実践知″という知性でもあります。実践をしながら知性を磨いてきた皆さんの能力は、スポーツ選手としてだけではなく、社会においても立派に仕事を成し遂げていく能力なのだと思っております。ですからぜひ自信を持ってオリンピックに臨んでいただきたいです。そしてまたオリンピックだけではなく、その後も社会のため、世界のために貢献していただきたいと思います。皆さんは法政大学の誇りです。おめでとうございました。
五明公男(法友体育会会長)
今回、私たちの願い、法政の熱い思いを背負って出場する選手が8人いますが、今日6人の方が来てくれました。本当に我々の誇りです。ぜひ本番ではコンディションの調整に気を付けて最高のパフォーマンスを発揮してください。選手たちの活躍が我々の誇りとなり自信となります。今日出ていただいた6人の活躍が私たちの元気の源になります。
三宅義信(元重量挙オリンピックメダリスト)
今日は法政大学での31回目のオリンピックの壮行会です。たくさんの方々に集まっていただきました。そしてまた、総長の田中優子さんにもおいでいただき、選手はありがたいなあと思うと同時に、やはり感謝の気持ちを忘れてはならないと思います。そして一人でオリンピックに出るわけではなく、法政大学や地元の方々など、いろいろな方々に支えられて皆さんは今日に至ったのではないかと思います。私は今から56年前に法政大学の学生としてオリンピックに出場しました。そのときもいろいろと体育会には大変お世話になりました。法政大学の学生として、また後ろに日の丸を背負っている者としての気持ちを今思い出しました。「スポーツマンシップにのっとり正々堂々と戦う」。この精神がなくてはオリンピックでは勝てません。勝つというのは決して敵に勝つというだけではありません。やはり己に勝つことが非常に大事なことではないかと思います。自分を信じて冷静に自分を見つめ、力を最大限に発揮していただきたいです。大会まで絶対にけがをせず、焦らず、しっかり自分の与えられた任務に力を注いでほしいと思います。またその後の東京オリンピックに向けても頑張っていただきたいです。法政大学の誇りと自覚を持って堂々と戦ってきていただきたいなと思います。