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【テニス】2021年度関東学生テニストーナメント大会 男子ダブルス決勝は、守屋・加藤木ペアの準優勝で幕を下ろす!

2021年度関東学生テニストーナメント大会
2021年6月8日
早稲田大学東伏見コート

5月24日から開催されている関東学生テニストーナメント大会(春関)本選。最終日の男子ダブルスに守屋達貴・加藤木塁ペアが登場した。ファーストセットでタイブレークに持ち込むも、このセットを落とすと、続くセカンドセットでも健闘するも相手の勢いに圧倒され、準優勝で今大会を終えた。

見事準優勝を果たした守屋。加藤木ペア

男子ダブルス決勝

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
守屋達貴(人3)・加藤木塁(経2) 5-7,3-6 佐々木健吾・成耀韓(慶大)

戦評

男子ダブルス決勝
前日の曇り模様が嘘かのように晴れた天気の中、決勝に登場したのは今大会第6シードの守屋達貴・加藤木塁ペア。迎え撃つ相手は今大会第3シードの佐々木健吾・成耀韓ペア(慶大)だ。
ファーストセット。試合は相手のサーブの速さに圧倒され始まる。しかし守屋・加藤木ペアも負けていない。「今までで一番調子が良かった」と語るように、相手の勢いに食らいつき、強烈なボレーで対抗する。第8ゲームでは守屋のボレーなどによりデュ―スに持ち込むが、惜しくもブレイクすることができない。さらに第11ゲームでは相手の圧倒的なサーブやボレーに翻弄され、ブレイクを許し、5-7でこのセット落としてしまう。
続くセカンドセット。ファーストセットを落としたことが影響してか、第2ゲームでブレイクを許してしまう。しかし、相手コートのネット間際に落とすテクニカルなショットをみせるなど、第5ゲームをブレイク。そのまま流れに乗るべく、平行陣で勝負をかけるも第8ゲームここまでの疲れがたたってか加藤木が足をつってしまい試合は一時中断。すぐに再開し、守屋がフォローするもブレイクを許し試合終了。2人にとって初めての決勝は幕を閉じた。
試合後、「2人で最終日まで戦えたことが初めてだったのでいい経験になりました。でもこれで満足せずインカレに向けてまた頑張りたいでうす。」と、8月に開催予定のインカレに向けて再び意気込んだ。

(記事、写真:鳥越花音)

選手コメン

守屋達貴・加藤木塁

―今日の試合を振り返って
守屋:今日は今大会史上一番調子よくて、序盤は結構自分たちのプレーができていました。ただ、プレッシャーがかかるポイントで思い切っていけなかったことが敗因ですかね。
加藤木:僕も調子が良くて、全体的にみてもいい試合をできていたんですけど、やっぱり最後のほう足つっちゃって自分の体力不足だったり、大事なところで取れない技術面やメンタル面もまだ未熟だと思いました。インカレに向けてもっとレベルアップしていきたいです。

―相手の印象は
守屋:左利きの方が結構ダブルスっていう戦い方をしてきて、背の高い方のほうがストロークとサーブとリターンで後ろからガツガツくるっていうのは分かってました。それでも予想以上の勢いでこられて対応できなかったので、やっぱり経験の差かなと思います。
加藤木:一緒です。

―相手に対して意識したプレー
守屋:僕らは2人でボレーで戦うプレースタイルなので、相手はそれを打ち砕くべくストロークを打ってきます。ちゃんとそれにひかないようにというか、僕たちも低く低く入ってチャンスボースが作られないようにしようねっていうのは昨日話してました。

―今日の試合で一番良かったシーンは
加藤木:僕のサーブ際のブレイクポイントの時に我慢できて、何とかサービスキープをできた場面が自分の中では良かったです。2人で力合わせて頑張れたかなと思います。
守屋:2ゲーム目の加藤木君サーブで、相手がストレートにバーンと打ったリターンをドーンって返せたことです(笑)。基本プレーのなかでも僕がボレーで作ってチャンスボールをペアにあげるっていう役職があるんですけど、それがしっかり決めることができた時は2人で一本取れたかなと思います。

―2か月の間で調整したいこと
守屋:サーブですね。やっぱりさっきシングルスチャンピョンの田形さんにもアドバイスもいただいたのでそれをやってみようかなと思います。ファーストセットも5-6で僕のサーブをブレイクされて落としたので、僕のサーブが今後も鍵になるのかなと思います。もうちっちゃい時からサーブがダメなので一生の課題です。
加藤木:体力面で、夏はもっと今日より暑くなると思うので暑さに負けない筋力、体力をつければもっと自分自身でレベルアップできるし、競った試合の中でもクオリティーを落とさずに試合ができるなって思います。今日足がつったみたいな悔しい思いはしたくないですね。

―春関を振り返って
守屋:アップの大切さを知りました。試合前って準備運動するときに、こういう性格上めんどくさいな―って思っていつも走ってストレッチするだけで入ってました。でも今日の試合前はトレーナーさんにがっつりアップしてもらって、最初から動ける状態で入ることができたのが、やっぱりいつもと全然違うなと。ウォーミングアップの大切さを再認識しました。
加藤木:2人で最終日まで戦えたってことが僕たちのペアだと初めてだったので。そこがいい経験になったのかなって思います。ここで満足せずにインカレでも勝てるように頑張っていこうと思います。

―最後にインカレの目標は
守屋加藤木:優勝目指さないでなんでテニスやってるんだって話なので、優勝です!!

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