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【陸上競技】第100回関東学生対校選手権 振り返り 選手コメント他~短、中距離・リレー編~

第100回関東学生対校選手権
2021年5月20日(木)~23日(日)
相模原ギオンスタジアム

先月行われた関東学生対校選手権(関カレ)の振り返り(短、中距離・リレー編)をお届けする。
インタビューはオンラインと文面にて実施致しました。
※競技中の写真は陸上競技部より提供していただきました。

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マイルリレーでは3位入賞を果たした。

試合結果

種目別結果

種目 ラウンド 選手名 記録 順位
男子100m 予選 1 桑田成仁 10秒38 (+0.9) 2着
2 林哉太 10秒41 (+1.7)/PB 2着
3 樋口陸人 10秒66 (+1.5) 5着
準決勝 1 桑田 10秒26 (+3.4) 3着
2 10秒38 (+4.5) 4着
決勝 桑田 10秒21 (+5.5) 6位
10秒29 (+5.5) 7位
男子200m 予選 1 田原蓮  21秒43 (−2.1) 3着
2 山路康太郎  21秒39 (−1.2) 4着
5 桑田成仁 21秒38 (−1.3) 1着
準決勝 1 田原 21秒10 (+2.0) 6着
2 桑田 20秒84 (+1.7)/PB 4着
2 山路 20秒85 (+1.7)/PB 6着
決勝 桑田 20秒99 (+4.1) 6位
男子400m 予選 3 富田 大智 47秒39 1着
4 木下 祐一  47秒82 4着
5 澤田 夏輝 47秒72 1着
準決勝 1 富田 47秒56 5着
2 澤田 47秒71 3着
2 木下 47秒73 4着
決勝 富田 47秒17 2位
澤田 47秒43 4位
男子800m 予選 1 松本純弥  1分51秒55 1着
2  宮下朝光 1分53秒93 6着
準決勝 2 松本 1分51秒90 1着
 決勝  松本 1分52秒69 5位
男子1500m 予選 1 北野大輔 4分04秒66 17着
男子4×100mR 予選 1 桑田  39秒59 4着
山路康太郎
樋口陸
 決勝  桑田‐林一山路‐樋口陸  40秒13  5位
男子4×400mR 予選 1 木下祐一 3分09秒37 1着
富田大智
山本祐大
澤田夏輝
 決勝  木下-富田-山本-澤田  3分08秒89 3位
女子100m 予選 2 川中葵琳 11秒97 (+0.5) 2着
3 熊谷遥未 12秒66 (+0.9) 8着
4 佐藤瑠歩 12秒41 (+1.1) 7着
準決勝 2 川中  11秒74 (+6.1) 4着
 決勝  川中 11秒82(+5.1)  7位
女子200m 予選 1 佐藤瑠歩 26秒01 (−1.4) 8着
2 熊谷遥未 26秒08 (−2.1) 7着
4 川中葵琳 24秒94 (−1.0) 3着
準決勝 1 川中  24秒43(+2.0)/PB 4着
 決勝  川中 24秒35 (+4.4) 7位
女子800m 予選 1 宮治河奈  DNS
女子4×100mR 予選 1 柴田絹子 46秒67 3着
川中
菊池
佐藤
女子4×400mR 予選 1 中野 3分50秒68 3着
川中
佐藤
熊谷
 決勝  中野‐川中-佐藤‐熊谷  3分52秒29 7位

Pick Up

桑田成仁

目指すところが高いだけあって、納得しているはずがなかった。出場した種目全てにおいて入賞を果たすも「正直悔しい気持ちでいっぱいです」。学生レベルのその先を見据えているからこそ、優勝だけが合格点だった。
前半型の桑田にとって、スタートでの出遅れは致命傷だった。大会2日目の男子100m決勝。低い姿勢から上体を起こすと、すでにライバルたちに先行されていた。想定していた勝ちパターンに持っていくことができず、「雑に走ってしまいました」と振り返るように本来の動きを見失った。強い追い風が吹いていたこともあり優勝争いは10秒0台の高水準。一方で持ち味を発揮できなかった桑田のタイムは10秒21(+5.5)にとどまった。今シーズン、一つテーマとして置いているのが「試合で練習通りの走りをする」。大会前は「普段の練習ではいい動きができていて、それが試合で出せれば自ずと良い結果が付いてくる」と言い切るほど自信があった。それだけに、大事な場面で課題をクリアできなかったことを悔やんだ。
ただ、少なからず収穫もあった。「100mは準決勝の走りが良かったです。持ち味であるスタートが決まり、前半から抜け出すことができました」。さらに200mでは準決勝で20秒84(+1.7)の自己新をマーク。緊張感のある試合で、一回でも練習での動きを再現できたことは大きかった。
今大会、タイトルこそ逃したもののシーズンはまだまだ序盤戦。「次戦では、反省点を克服したレースをしたいです」。敗北が桑田の心に火を付けた。(根本成)

木下祐一

「日本を背負って立つ選手になってくると思っています」。苅部監督が期待を寄せているロングスプリントのルーキーが木下祐一(1)。インターハイや国体での優勝経験を持つ実力ランナーだ。
関カレでは400mと4×400mRに出場。200mや400mの選手層が厚い中メンバー入りを果たしたマイルリレーでは、スターターとして表彰台入りに大きく貢献。一方、400mについては、準決勝敗退を喫した。「走りが噛み合わず、実力不足だった」と悔しさをにじませながらも、「この負けに焦らず、じっくりと自分の走りを見直すことで、この敗北に意味をもたせます」と前を向くその姿勢からは、新エースとしての決意が感じられる。
木下が目指すのは「大学生らしい力強さと自分の強みである軽やかな走り」を兼ね備えた選手。「わくわくするようなレースをします!」と意気込むルーキーの躍進が見られるのはすぐそこだ。(岩田かおり)

川中葵琳

法大女子を引っ張る活躍を見せたのが川中葵琳(2)だ。4月に行われた六大学対校陸上選手権では100mで優勝。追い風参考記録ではあったが久しぶりに11秒台をマークし、幸先いいスタートを切った。しかし関東インカレ前に故障し、「あまり練習を積む事ができませんでした」と語ったがそのことを感じさせない力強い走りを見せた。
100mでは予選から全日本インカレの標準記録を突破する11秒97(+0.5)をマーク。準決勝、決勝は強い追い風の吹くレースだったが、うまく風に乗り7位入賞。200mは予選を突破し、迎えた準決勝では実力者がそろう中、「周りを気にする事なく、自分の走りをする事ができた」と自己ベストに迫るタイムを出した。
4日間で4種目9レースに出場。タフな大会となったが、見事3種目で入賞を果たす充実の結果となった。また、今大会で100m、200mともに全日本インカレの標準記録を突破し、「大きな舞台で自己ベストを更新することができるように練習に取り組みたい」と次を見据える。この結果を自信に変え、さらなる活躍を見せてくれるはずだ。(齋藤彩名)

佐藤瑠歩

毎年躍進を続ける法大女子選手たちに新たな風が吹き込んだ。ショートスプリントを専門とする佐藤瑠歩(1)だ。高校時代からトップレベルで活躍しており、3年次には全国高校陸上2020 リレー競技において、マイルリレーでの入賞も経験している。
大学入学から約2ヶ月が経ち、迎えた最初の大舞台である関東インカレ。「格上の選手に恐れず、思い切って挑戦すること」を意識したという佐藤は、1年生ながら100m、200m、四継、マイルの4種目に出場。マイルではチームとして7位入賞に大きく貢献した。
一方で、「本番では周りの雰囲気に圧倒されて練習通りの動きが出来ない」と語るように、緊張が伴う場面での動きを課題として挙げており、まだまだ粗削りな状態を自覚している。確かな実力を裏付けるためにも、重要なレースで発揮できる勝負強さが今後の鍵となってくるだろう。
今後は200mをメインとしていくという佐藤は、「まだまだ課題が沢山あるので、しっかり大学で練習して、強い選手になりたい」とフレッシュに意気込む。法大女子の核として、大きく躍進する姿を心待ちにしたい。(岩田)

選手インタビュー

樋口陸人(主将)

—100m、4×100mRそれぞれの競技について、総括をお願いします
100m 怪我明けの復帰戦だったので、なかなか思うように走ることができませんでした。しかし、怪我をすることなく、無事に復帰することができて良かったです。
4×100mR メンバーのみんなが良い走りをしてくれたおかげで、5位に入賞することができました。

—3月に取材をさせて頂いた際には怪我をされていてリハビリ中とのことでしたが、今回その影響はありましたか
怪我は完治していたので、レースに影響はありませんでした。しかし、まだ走りの感覚が戻っていなかったので、今後少しずつ戻していきます。
4×100mRでは5位入賞でしたが、この結果はどう感じていますか。
僕はまだ本調子ではなかったので、メンバーの良い走りがあったからこそ、取れた順位だと思っています。バトンを繋いでくれたメンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。

—チームとして、トラックと総合の得点では3位という結果でしたが、この結果はどう感じていますか
多くの種目で入賞し、法政歴代最多の結果を出せたので、総合で3位という素晴らしい結果を残すことができて良かったです。

—今大会を受けて、チームの課題として感じたことはありますか、またその課題のために今後取り組みたいことがあれば教えてください。
関東インカレを通して、出場したメンバーだけでなく、チーム全体としても士気が上がっていると思うので、これからの試合で好成績を残せるように、チーム一丸となってより一層競技に打ち込んでいきたいと思います。

—ご自身の結果を受けての課題はありますか
まだ走りの感覚が完全に戻ったわけではないので、練習を積んで、細かい技術や質の高い練習をしていきたいです。

—次の目標は何ですか
日本選手権で決勝に残ることです。

—最後に、今後に向けて意気込みをお願いします
復帰してから少しずつ調子が戻ってきて、ようやく本格的に走ることができるようになってきたので、今後のレースが楽しみです。

桑田成仁(短距離主任)

—100m6位、200m6位、走幅跳4位という結果をどのように捉えていますか
個人全種目入賞し、得点を稼ぐことができましたが、正直悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、今大会で自分のレベルが上がっていることを確認することができました。

—100m、200mの走りで上手くいった点、上手くいかなかった点はそれぞれどこですか
100mでは、準決勝の走りが良かったと思います。自分の持ち味であるスタートが決まり、後半抜かれたものの、前半から抜け出すことができました。決勝は自分の走りができず、雑に走ってしまいました。
200mでは、どのレースでも疲労感が見られましたが、準決勝では条件にも恵まれ、自己ベストを更新することができました。決勝は、持ち味のスタートも失敗してしまい、後半もタレてしまいました。ガス欠といったところでしょうか。
どちらも、大事なところで自分の走りができない、自分の弱さを身にしみて感じました。

—今回負けてしまった選手に勝つために必要となってくることや、考えているトレーニングプランはありますか
持ち味のスタートを磨き、後半スピードを維持する練習を取り入れます。

—4×100mR5位という結果はどのように受け止めていますか
悔しい結果です。リベンジしたいです。

—次戦に向けての意気込みをお願いします
まだまだシーズンは始まったばかりだと、今回の結果を前向きに捉えたいです。次戦では、反省点を克服したレースをしたいです。

富田大智

—関カレでの目標は何かありましたか
優勝と日本選手権の標準記録の突破です。

—冬季練習や関カレ前に重点的に練習したこと、強化した部分はありますか
走り込みは今までの冬季練習よりも多く行いました。また去年課題であったスピードをつけるためにスピード練習を取り入れるようにしました。

—400mでは前半から積極的な走りを見せていましたが、レースプランは何か考えていましたか
自分はスピードが持ち味であるため前半から加速していき最後逃げ切るというレースプランは高校時から続けていました。今回も同じようなプランで行こうと考えていました。

—400m、4×400mRの結果はどのように捉えていますか
400mでは優勝と日本選手権の標準を突破することができなかったものの、去年と比べてだいぶ走れるようになり、2位になることが出来たのは今後の自信に繋がりました。4×400mRでは自分が不甲斐ない走りをしてしまったため3位という結果に終わってしまったので、今後はチームにしっかり貢献できるような走りができるようにしていきたいと思いました。

—今大会のご自身の走りで良かった点はどこですか
持ち味のスピードを活かして前半から積極的に走って行けたことです。

—これから強化していきたい点はありますか
後半まで粘り強く走れるようにしていきたいです。

—今後の目標を教えてください
400mと4×400mRで全日本インカレを優勝することです。

 

林哉太

—関カレではどのような目標を持って試合に臨まれましたか。
日本選手権の参加資格記録を突破する最後のチャンスだったので、順位より記録を意識して試合に臨みました。

—今回のご自身の結果についてどのように捉えていますか。
昨年の4位から順位は落としましたが、昨年よりハイレベルになった中でも入賞することができたという点では価値があると思います。

—予選でPBを出せたことにはどのような要因があるとお考えですか。
特にありません。その代わり、記録を上げるために先輩やOBの方々の走りをよく観察し、研究するようにしています。

—今シーズンの練習法や体のメンテナンスなど、記録を上げるために今までと変えた部分などはありますか。
特にありません。その代わり、記録を上げるために先輩やOBの方々の走りをよく観察し、研究するようにしています。

—今後に向けての意気込みをお願いします。
今回の試合を通して課題も見つかったので、修正して次に繋げたいと思います。同期の活躍に負けないよう頑張ります。

澤田夏輝

—今回の関カレで目標としていたタイムや順位はありますか
個人種目では決勝、マイルでは優勝を目標としていました。

—関カレでの身体のコンディションはいかがでしたか。
怪我の不安が少しありましたが特に問題なく乗り切ることができました。また身体自体も本数を重ねるごとにキレが増していく感覚があり、悪くない状態でした。

—400m4位入賞という結果について、どのように感じていますか。
正直表彰台、優勝を狙えるような状態でしたので4位という結果に満足はしていませんが、これまで苦しんできた中で最低限の結果を残せたことには安心しています。

—4×400mR3位という結果について、ご自身で考えたことやチームで話したことはありますか。
昨シーズン終了時点から「関カレでマイル優勝」という目標を掲げてきて、もう少しで届きそうだったので自分含め、チーム全員とても悔しさでいっぱいでした。ですがまだ日本インカレがあるので、そこで改めて優勝しようと全員で決めました。

—関カレ後に苅部監督とお話したことはありますか。
個人もマイルも「惜しかったな」という感じのお話でした。今後は「良かったな」と言っていただけるような結果を残したいと思います。

—今回の試合で見つかった課題や、今後強化していきたいポイントはありますか。
冬の間に作った体をまだ100%自分のものにできていない感覚とタイムだったので、今後は100%自分の力を発揮できるような感覚を作っていきたいと思います。

—最後に、今後に向けて一言お願いします。
まだ日本インカレやその他の大会も残っているので関東インカレでの反省を活かして、今回以上の結果を残せるように今後も頑張っていきます。

山路康太郎

—関カレで目標としていたことは何ですか。
200mで決勝へ行くことと、「打倒桑田さん」です。
4×100mは優勝です。

—当日の身体のコンディションはいかがでしたか。
1日目は緊張で動きにくかったですが、2日目からは緊張もほぐれ、調子が上がってきてる感覚がありました。

—200mのレースをふり返っていかがですか。また、200mのPBについて、どのように感じていますか。
本当に悔しい結果です。
レースを振り返っても修正点や課題点は沢山見つかりますし、それ以上に1000分の9秒差で負けた勝負弱さを痛感しました。
ただ、大舞台の勝負所でPBを出せた事や得意の後半で追い込めたのは評価出来ます。この試合で可能性を感じられたので、全日本インカレでリベンジします。

—リレーのバトンパスについて、上手くいった点または課題点を教えてください。
改善点だらけです。
2,3走のバトンパスは攻めすぎた結果上手くいかず、決勝は修正しましたが攻め足りずでした。3,4走は暴風もあり、パスのタイミングで手のブレや失速などが目立った印象です。

—4×100mR5位という結果についてはどのようにお考えですか。
桑田さんや(樋口)陸人さんが疲労や怪我明けで本調子が出ず、そこを何とか2走、3走で巻き返しのプランでしたが実力不足でした。
フレッシュな3年、2年が更に力を発揮していければ優勝が見えてくるかなと思います。
全カレと日本選手権リレーではリベンジしたいです。

—今後の目標は何ですか。
4×100mは全カレ、日本選手権リレー優勝です。
200mは着実にベストを出し、全カレでは上位に食い込みたいです。

—今後に向けて一言お願いします。
取り敢えず、切り替えて学生個人選手権に挑みます。出られるのであれば日本選手権で結果を残していきたいです。

山本祐大

—関カレで目標としていたタイムや順位は何ですか。
優勝を目指していました。

—当日の身体のコンディションはいかがでしたか
普段走らない距離なので決勝では予選の疲労が少しありましたが、調子自体は悪くありませんでした。

—予選と決勝のレースをふり返って、総括をお願いします。
100m200mを専門にやっているので、自分の特徴であるスピードを生かした走りをしたかったのですが、満足いく走りはできませんでした。また、レース展開に合わせた走りができなかったです。

—レース後に、マイルメンバーや苅部監督とお話したことはありますか。
長い距離の練習があまり出来ていなかったという話をしました。

—これからの練習で強化していきたいポイントは何ですか。
スピードをもっとつけたいです。

—今後の目標を教えてください。
まずは個人種目でベストを出すことです。それがリレーに繋がれば良いと思っています。

—最後に、今後に向けて一言お願いします。
チームに貢献できるように頑張っていきたいです。

木下祐一

—関カレで目標としていたことは何ですか。
個人とマイルリレーの両方での優勝を目標にしていました。

—今回の試合をふり返って、400mの総括をお願いします。
優勝できた可能性は充分あったと思いますが、大学に来てから走りが噛み合わず実力不足で準決勝で負けて大変悔しい思いをしました。これからこの負けに焦らずじっくりと自分の走りを見直すことで、この敗北に意味をもたせます。

—4×400mRではスターターを任されたということに関して、ご自身で考えたことやリレーメンバーにかけてもらった言葉はありますか。
マイルリレーの一走はレース全体の流れを作るポジションなので自分がいい位置で帰ってくることが勝ちに繋がると考えて走りました。

—大学ご入学から約2ヶ月が経ちましたが、法政大学での練習をしていて感じたことや、高校での練習と大きく異なるところはありますか。
法政大学は日本のトップレベルの選手がたくさんいて、それによってとても練習の水準が高いなと感じました。高校の時と練習面で違うのは、練習を土ではなくタータンでやっているところです。タータンで練習できるメリットは大きいですが、まだそれに対応しきれていないので改善したいです。

—これから強化していきたいポイントは何ですか。
高校生の時より大きくタイムを落としてしまっています。しかし高校生の時のように走りたいと考えるのではなく、大学生らしく力強くそして自分の強みである軽やかな走り。この2つを兼ね備えた選手になるように練習していきます。

—大学での目標は何ですか。
4年間で全日本インカレ優勝と日本選手権3位入賞です。

—今後に向けて一言お願いします。
もう一度強くなってわくわくするようなレースをします。応援よろしくお願いします。

松本純弥

—今大会の目標はどのような所でしたか
優勝とタイムを狙っていました。

—当日の調子はいかがでしたか
予選準決の時点では良かったと思います。決勝当日はわかりません

—1分52秒69で5位という結果をどのように捉えていますか
現時点では全く走れていないと感じました。

—これからタイムをより伸ばしていくために具体的に何か必要だと思うことはありますか
体の状態を万全に持っていくことだと思います。

—先日行われた東京2020テストイベントで得た収穫は何かありましたか
レベルの高いレースを国立競技場という場所で経験することができ、今後のいいイメージに繋がったと思います。

—次戦へ向けて一言お願いします
次戦は日本選手権になるのでしっかりと結果を残せるように準備を進めていきます

川中葵琳

—今大会の目標はありましたか。
個人種目、リレー共に決勝に残る事です。

—大会に向けての身体の調子はいかがでしたか。
試合の2週間前に怪我をしてしまい、あまり練習を積む事ができませんでした。

—100m、200mの走りでそれぞれ良かった点はどこですか。
どちらとも楽しんで走る事ができ、力まずに走る事ができました。100mは風に恵まれ、200mは準決勝で周りを気にする事なく、自分の走りをする事ができた点が良かったです。

—リレー種目の結果に関してはどのように考えていますか。
4×100mRは決勝進出を目標にしていましたが、自分のミスもあり、あと少しの差で決勝に行く事ができなかったため非常に悔しい結果となりました。4×400mRはメンバー皆疲労がある中でしたが、補欠のメンバー等にもサポートしていただき入賞する事ができたので、感謝しています。

—3種目で入賞されましたが、この結果はどのように捉えていますか。
3種目入賞は思ってもいなかった結果でしたので素直に嬉しく思っています。しかし、200mの決勝の自分の走りは少し悔いが残る結果となってしまったため、3本きちんとまとめる走りができるようにしたいと思います。

—今大会での収穫、課題は何ですか。
周りとの力の差を感じたので、自分に足りないところをカバーするためにトレーニングに励んでいきたいです。

—今後に向けての意気込みをお願いします。
全日本インカレも出場する事ができますので、大きな舞台で自己ベストを更新する事ができるように練習に取り組んでいきます。

佐藤瑠歩

—関カレで目標としていたことは何ですか
1年生から出場させてもらえるということで、格上の選手に恐れず、思い切って挑戦することを目標にしました。

—今回の試合をふり返って、個人種目・リレー種目ともに総括をお願いします。
個人種目もリレー種目も、自分自身の走りとしては良かったとは言えませんが、先輩たちに引っ張ってもらいながら、一種目でも入賞することが出来て嬉しいです。大学生になって初めての大きな大会で良い経験が出来ました。

—今後強化していきたいポイントは何ですか。
本番でも自分の力を発揮することです。特に、スタートは周りの雰囲気に圧倒されて練習通りの動きが出来ないので、そこを強化したいです。

—大学ご入学から約2ヶ月が経ちますが、法政大学での練習をしていて感じたことや、高校での練習と大きく異なるところはありますか。
大学の練習は、自分の意思がないと強くなれないなと思いました。メニューも力を抜こうと思えば抜けるし、走り方も細かく指導されることが少ないため、自分で意識して練習しないと、ただ走っているだけになってしまうと思いました。

—今後メインでやっていきたい種目は何ですか
200mです。

—大学での目標は何ですか。
全国入賞です。

—今後に向けて一言お願いします。
まだまだ課題が沢山あるので、しっかり大学で練習して、強い選手になりたいです。

熊谷遥未

—関カレで目標としていたことは何ですか。
個人種目では自己ベストに近い記録を出し、リレーでは決勝進出、法大記録を目標としていました。

—今回の試合をふり返って、個人種目・リレー種目ともに総括をお願いします。
2月〜3月にかけて怪我をしてしまい4月まで走れない状況だったため、思うように練習を積めていませんでした。なのでタイムではなく走りの感覚を取り戻すために個人種目ではいい走りをすることを意識しました。やはり練習が積めていない影響で個人種目では良いタイムを出すことは出来ませんでしたが、反省点や課題も見つかった為今後に繋げられる試合になりました。マイルリレーでは、4走ということでプレッシャーもありましたが、アンカーとして最低限の走りをすることは出来たと思います。法大記録を目標にしていたのでその記録を切れなかったことは悔しいですが、下級生メンバーで7位に入賞出来たことは今後に繋がる結果になったと思います。

—昨年の関カレと比べて、成長を感じたところはありますか。
個人種目では去年よりもタイムが出ず、悔しい結果となってしまいました。
マイルリレーでは、去年よりもしっかり最後まで走りきることが出来、冬季練習の成果を出せたと思います。

—これから強化していきたいポイントは何ですか。
まずは、怪我の影響でスタートなど低い姿勢で地面を強く押すことが出来なくなってしまっているので、そこの感覚を試行錯誤して取り戻していきたいです。
また、200mになっても最後までいいフォームで走りきる力をつけていきたいです。

—今後の目標は何ですか。
まずは、高校生の頃の自分の記録を越えて、全日本インカレの標準記録を切りたいです。また、頼ってばかりではなく、チームを支えて引っ張って行けるように自分の力をつけていきたいです。日々の練習を大切にし、目の前の課題や自分に足りないことを丁寧に取り組んでいきたいです。

—今後に向けて一言お願いします。
全日本インカレに向けて課題を克服し、チームとしても上を目指して行けるように頑張りたいです。まずは、自分の走力をつけて、チームに貢献出来るように頑張ります。

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