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【バスケ】第97回関東大学リーグ戦 第7節 対江戸川大学 相手の策にはまりまさかの敗戦、、、自力での1部昇格に暗雲が漂う。

第97回関東大学リーグ戦(オータムリーグ)対江戸川大学
2021年10月3日(日)
@関東学院大学 金沢八景キャンパス

 前日の順天堂大戦で、圧倒的力で快勝し先週から2連勝した法大。しかし、続く江戸川大には序盤から相手の勢いにのまれてしまう。そのまま相手ペースで試合が展開され73-91でまさかの敗戦、自力での1部昇格に暗雲が漂うこととなった。

今試合チーム内最多の15ポイントを獲得した主将#14小野怜史

試合結果

トータル試合結果

73
法政大学
11 1Q 21 91
江戸川大学
14 2Q 20
16 3Q 25
32 4Q 25

法政大学スターティングメンバー

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#7 柴田京哉(済4) PG 東海大札幌 3 4 2
#1 川島聖那(法4) SG 福大大濠 5 4 0
#13 本間紗斗(営4) SF 明成 9 2 1
#51 金本一真(文4) SF 光泉 0 2 0
#74 長橋冬真(営2) C 國學院大久我山 5 5 0

法政大学交代選手

選手名 ポジション 出身校 得点 リバウンド アシスト
#3 今池翔大(文2) PG 法政第二 7 0 2
#14 小野怜史(文4) PG 法政第二 15 5 3
#2 澁谷錬(法3) SG 洛南 9 0 2
#5 井黒桂亜(法3) SG 北陸学院 0 0 0
#27 原田一真(済3) SG 東海大札幌 0 0 0
#6 杉澤ロメオ(文2) PF 東海大札幌 10 2 0
#3 黒木丈(法2) PF 福大大濠 10 5 0

試合経過・日程

日付 対戦相手 結果/試合開始時間
9/14 埼玉工業大 〇70-54
9/19 国士館大 ●61-80
9/25 東京成徳大 〇81-57
6 10/2 順天堂大 〇89-66
10/3 江戸川大  ●73-91
10/9 東洋大  17:30
10/10 関東学院大 15:15
2(振替) 10/17 駒澤大  13:00
10 10/23 明星大 18:30
11 10/24 明治大 15:00
5(振替) 11/6 上武大 13:00

戦評

前日の順天堂大戦でチームワークの良さをみせ89-66で快勝した法大は、リーグ戦第7節で江戸川大との1戦に臨んだ。

試合は相手の痛烈なシュートから幕を開けた。相手の勢いのあるプレーに飲まれ無得点のまま一気に7得点を奪われる。その後#13本間がスリーを決め流れを掴むと思われたが変わらずタイムアウトを取る展開に。その後は#74長橋がフリースローを獲得するなどし徐々に動きはよくなってきたものの、相手の力強いオフェンスを止めることはできず9点ビハインドで第2Qへ。なんとか逆転したい第2Qでは、#9黒木のスリーポイントシュートや#3今池のミドルシュート、さらに澁谷のスリーポイントと法大が息を吹き返し2点差まで詰め寄る。しかしそんな流れを断ち切るかのように、ポイントトラブルにより試合が一旦ストップ。その後はとことんシュートが決まらず、終始相手ペースで試合が展開され結局25-41の16点ビハインドで前半を終える。

ハーフタイムを挟んで迎えた第3Q。どうにか巻き返しを図ろうという焦りからか、続けざまに3回もチームファウルを取られてしまう。その後主将#14小野や、#6杉澤がバスケットカウントを獲得したものの、チームファウルに苦しめられ41-66の25点ビハインドで最終Qへ。最終Qでは開始早々、#7柴田と#9黒木がスリーポイントを決め幸先良いスタートを切る。#6杉澤のリバウンドを踏ん張ってからのシュートや#14小野のフリースローから続けざまのシュートなど着実にポイントを重ね残り約3分間で16点獲得する追い上げるも虚しく、73-91でまさかの今大会2つ目の黒星となってしまった。

「戦術どうこうじゃなくて、自分達が当たり前にやらなければいけない事を徹底できなかったり、自分達の不用意なミスが続いてしまった」という本間の言葉の通り、今試合通じて相手の勢いに押されていたことによる焦りなのか、うまくパス回しが決まらなかったり、とらえなければならないシュートが外れてしまったりと惜しいプレーが数多く見られた法大。この暗雲にどう向き合うか。今週土曜日の相手は、7月に行われたスプリングトーナメントで延長戦の末敗れた東洋大。真骨頂を発揮するか、はたまた一敗塗地となるのか。次の試合で法大の真価が問われる。(撮影・取材 鳥越花音・有賀隆人)

選手コメント

本間紗斗

-今日の試合を振り返って
悔しさよりも情けない気持ちしか出てこないです。

-ずばり敗因はなんだと思いますか
戦術がどうこうじゃなくて、自分達が当たり前にやらなければいけない事を徹底できなかったり、自分達の不用意なミスが続いてしまった事です。

-相手の印象と戦略は
勢いでやってくる印象で、それにやられないように試合の出だしをしっかりとすることでした。

-チームの雰囲気は
練習時からみんな声を出してチームの士気を上げているので、雰囲気としては良いと思います。ただ、今回負けてしまったので、切り替えてこの負けを引きずらないように今週1週間も雰囲気良く練習していきたいと思います。

-リーグ戦が始まる前の夏はどのような練習に力を入れていましたか
チームの約束事の確認とかコーナーランをするとか基礎的な事です。

-1年生はどのような学年ですか
みんな真面目でいい後輩ですけど石田泰三だけは自分の事なめてます

-最上級生として残り少ない試合の中、どのようなチームにしていきたいですか
自力での昇格はできなくなったけどインカレのチャンスはまだ残っているので、先の事を見過ぎず、目の前の試合を全力でやるチームにしたいです。

-最後に次の試合に向けての意気込みを教えてください
東洋にはトーナメントで負けてるし自分達はもう負けられないので先の事は考えずにしっかりとチームで戦ってリベンジします。

杉澤ロメオ

-ずばり敗因はなんだと思いますか
出だしから攻め切るということができず、相手の思うようなバスケをさせてしまったことで自分たちはそれに戸惑い、思い切ったプレーができず流れのままにしてしまったことが敗因です。

-相手の印象と戦略は
留学生がいなく絶対にがむしゃらにやってくるという印象でした。戦略はセンターのやりたいプレーをさせないように味方のカバーで絶対に止めること、自分が味方のカバーをすれば相手に嫌な思いをさせられると考えて試合に臨みました。

-チームの雰囲気はどのような雰囲気ですか
1人1人が熱心でバスケに忠実な選手ばかりです。みんなの雰囲気もよく、バスケの時は真面目にバスケ以外の時はみんなでご飯食べたり温泉に行ったりと本当に仲の良く雰囲気も良い法政バスケ部だと思います。

-何歳からバスケをしてましたか
14歳から始めました。もともと野球をやっていたんですがそれを辞めて、好きだったバスケ部に入りました。

-リーグ戦が始まる前の夏はどのような練習に力を入れていましたか
自分の主なエリアであるペイント内をどこからでも打てるようにする練習やドライブの練習、隙がある時にはいつでもスリーを打てるようにする練習を中心にしてました。

-2年生になり後輩が入って来ましたが、1年生はどのような方たちですか
皆遠慮なく自分のやりたいプレーをしているので、ガッツがある子たちだと感じています。性格もよくて明るい子たちで話していて楽しいといつも感じています。

-残りのリーグ戦どのようにチームに貢献していきたいですか
自分はとにかくリバウンド、ディフェンス、声、チームに絡むプレーを全力でこれからやっていき、チームが必要とするものを自分のできるプレーで行い、勝利に繋げることでチームに貢献していきたいです。

-最後に次の試合に向けての意気込みを教えてください
次の試合もこれからの試合もやるからには絶対に負けたくないので自分、チームができることをそのままコートにだし、全力でプレーをし、リーグ戦が終わる頃には全部出し切ったと言えるようなプレーをしていきたいです。

 

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