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【準硬式野球】第65回関東地区大学選手権大会4回戦 対立大  投打のかみ合う試合で終始法大ペース。立大を下し、ベスト8進出!

第65回関東地区大学選手権大会4回戦
2023年3月17日(金)
町田市営小野路公園野球場

ベスト8をかけ挑んだ、立大との対決。先発・藤中の8回1失点の好投と、二桁安打の野手陣の猛攻が実り、7-2で勝利した。

7回1失点で降板した藤中

試合結果

試合結果

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
法大 0 4 0 2 0 1 0 0 0 7 13 2
立大 0 0 0 0 0 1 0 3 1 2 7 0

(法大)〇藤中、古川端ー澤野

(立大)●上岡、生川、新保、谷詰ー森川

本塁打:福本陽生(3回)

失策: 須賀 (6回)、小原(9回)
盗塁: 鈴木(1回)、唐橋(2回)、澤野(2回)、高橋(2回)、 澤野(4回)
盗塁死: 須賀(3回)、小原(6回)
走塁死: 小原(9回)

打撃成績

打順 守備 選手、学部、学年 出身校 打席数 安打 打点 四死球
1 (6) 唐橋悠太(経3) 桐光学園 4 1 2 1
2 (8) 小原捷平(社1) 仙台育英 5 3 3 0
3 (9) 鈴木歩夢(社3) 明星 5 2 0 0
4 (DH) 福本陽生(経3) 星稜 5 0 0 3
5 (5) 須賀椋也(現2) 新田 5 2 0 0
6 (3) 塩唐松宏将(社3) 鳴門 3 1 0 1
7 (4) 高橋凌(社3) 花巻東 4 2 0 0
8 (7) 森涼太(経1) 三重 3 0 0 1
9 (2) 澤野智哉(社3) 国士館 3 2 2 1
P 藤中壮太(社2) 鳴門
古川端晴輝(社2) 花巻東

投手成績

被安打 奪三振 四死球 自責点
藤中 8 5 8 3 1
古川端 1 2 0 1 1

戦評

昨日の法大2部戦では8-3と、幸先の良いスタートを切った法大。4回戦の相手は、普段から六大学リーグで対戦している立大だ。

初回、法大は3番・鈴木歩夢(社3)が安打で出塁し2死一塁とするも、後続が倒れ得点には至らず。
しかし2回、7番・高橋凌(社3)が2死から出塁すると、盗塁に成功し2死二塁とする。8番・森涼太(経1)も四球を選び2死一、二塁とした場面で、9番・澤野智哉(社3)が左方向に適時二塁打を放ち、2点を先制した。
その後、1番・唐橋悠太(経3)が四球で出塁すると、2番・小原捷平(社1)が右方向に適時三塁打を放ち、走者を一掃。一挙4得点を挙げリードする。
4回には1番・唐橋が適時二塁打で2点を追加して6-0。法大打線の好調ぶりを見せつけた。

先発を任されたのは藤中壮太(社2)。怪我からの復帰戦にも関わらず5回中4回を三者凡退で打線を封じ、ブランクを感じさせない。

6回、9番・澤野が死球で出塁すると、1番・唐橋の内野ゴロの間に二塁へ到達。すると、2番・小原が再び適時打を放ち、7-0と追加点を得た。

その裏、藤中は相手を2死まで追い込むも、三塁手のエラーから調子を崩してしまう。続く打者を安打や死球で出塁させ満塁とすると、四球で押し出しの1点を奪われた。
だが、制球を立て直した藤中はその後失点を許さず、8回を投げて1失点と法政に勝利を導く投球をした。

最終回のマウンドを守ったのは昨日先発で登板した古川端晴輝(社2)。味方のミスや安打で1点を追い上げられるも、最後は封殺で締め7-2と快勝した。

次戦の神奈川大学との準々決勝でも力を発揮し、白星を飾ることを期待したい。

(記事/写真:熊谷芽歩季)


扇の要がバットでもみせた。先制点を決めた、9番・澤野

選手インタビュー

藤中壮太選手

ー今日の試合を振り返って
大事な大会の2回戦でした。正直コールド勝ちができる試合だったので、そこをもっと打撃陣は詰めていったらいいなと思うのと、僕もピッチングで四死球が多かったので、そこがちょっと反省点かな、と思います。

ー8回1失点、自身の投球を振り返って
やっぱり球数が多いです。今日も8回投げて119球だったので、もうちょっと守りやすくリズム良く投げれたらな、と思います。

ーピンチの際に意識していることは
下半身をしっかり使って、浮いた球を打たれるので、とりあえず低めに投げてゴロを打たせようっていうのは意識していました。

ーキャッチャーの澤野選手とはどのような会話を
立教大は振れている選手も何人かいるので、その人には低め徹底で、あとは高めも使いながらコースを広く使っていこうという話はしていました。

ーオフシーズンに取り組んだことは
正直な話、僕は怪我をしていてあんまり練習ができていなかったんですけど、今日8回投げられたことはまずまず収穫かなって思います。

ー次回の登板に向けて一言
昨日と今日で1,2個勝って(次の試合までは)3日空くんですけど、また次の準々決勝からしっかり今日みたいな試合ができれば良いなと。
今日の試合プラスであと1点2点取って、楽な試合ができるように頑張っていきたいと思います。

澤野智哉選手

ー今日の試合を振り返って
トーナメントなので、内容関係なく勝てたっていうのは次の試合に繋がると思うので良かったかなと思います。

ー打点に絡むヒットも見られたが、自身の打撃の調子は
下位打線で打っているんですけど、普段から数でいうと一番振っている自信はあって、冬やってきた事が段々結果に現れてきたので良かったです。

ーオフシーズンの個人での練習内容は
9時から練習開始なんですけど一番早く行って、1時間バッティングをして全体練習に入るという流れで1日やっていたので、他の人よりは(バットを)振れていたかな、と思います。

ー藤中(壮太、社2)投手と古川端(晴輝、社2)投手にはそれぞれどのような声掛けを
藤中は、怪我明けでちゃんと投げるのは今日が初めてでした。本人も結構後先考えずに飛ばしてしまうタイプなので、抑えながら球数少なく抑えていこうという話はしていました。
古川端は、調子は良くはない状況なんですけど、悪い時はフォアボールとかが絡むことが多いです。
みんなが(後ろを)守っているので、みんなに頼って打たせていこうという話はしていました。

ー副将になってから意識の変化は
下級生の時から(試合に)出させてもらって、中心でやっている意識はあったんですけど、実際に副主将になって練習とか試合でも上に立つことが増えました。
自分が下を向いたらチームは下を向いてしまうし、自分の行動態度がチームを表すと思いながらやっています。

ー準々決勝に向けて一言
ここからは今日みたいにいっぱい点が入らない(試合になる)と思いますし、一つのミスでどちらに勝敗が傾くか分からない試合が始まるので、気合いを入れてやっていきます!

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